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簡単な順で 磁場・伝熱・流体・構造  でしょうか

磁場解析とかバッチリ出来る人が、構造解析は全然だったりします
やはり構造は物凄く難しい

・ドツいたら音や振動が収まった
・間違ったネジが納品され、製品回収に
・潤滑油で結果が全く変わって・・
・強度不足、焼入工程 溶接工程など 加熱プロセスに問題あった
・自励振動が起こった 共振が起こった
・腐食・減肉が起こった
・実は、ビビリ現象が起こっていた
・ネジが緩んだ
・化学変化が起こった
・良い材料使ったら壊れた 安いのに替えたら解決した

色々あり過ぎる実現象考えると、難儀で当然   最後の
安い・弱い方が、バランス良く頑丈とか、FEMで良く判ったりもしますが


建築解析ですと、計算モデル大半が土だったりします。
土壌は、押す方向には剛性ありだが、引く方向はスカスカの変な非線型材料。
そういう計算ノウハウなし。 骨組+壁+基礎を計算してもアウトなのです。
知ってる人は知識として知ってるみたいですが。

S-N線なんかも嘘で、実現象ではON/OFFに振動入って、場合により一回が100回だったりします
ビビリ現象は+-反転すると起こり易い。だから応力反転があると愕然と寿命下がったりします
試験ではちゃんと荷重かけるので振幅に比例

「構造は難しく、流体や磁場は簡単です」
そういう意見の人は、大体よく分かっています

構造解析=最高難易度です

数値解析の中で、構造解析は一番難しいです。 流体解析より難です。

●妥当な条件設定
●妥当な解評価

どっちも難です 簡単な構造計算もあります。

●自重・(比較的低い)温度・圧力

ここらの条件設定で済んでしまう構造計算は、割合簡単です

構造計算は、ソルバー(計算プログラム)も、大変難しいです
特に、非線型の構造解析コードは国産は殆どなし
やたら難儀なのです。(×ρ×)

これも 間違いで注意   理想条件での解としては正解ですが

割とよく出て来そうな事例ですが、回転自由度も止めており
こんな止め方が可能ですと、泣いて喜ぶ技術者は沢山いる思われます

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この手は理論解が計算で求まります   

  FEMでのたわみ量が理論と一致 = ゆえにCAEは信頼できます

その理想状態が、現実にあるならばそうですが、実際にない
理論と合うので信頼できるいう見解は、 構造解析の場合 間違いなのです。