使いこなさない、使えるCAEのブログ -188ページ目

これを ×とみなす慎重さがないと、 うまく行かないのが構造計算です

剛体壁にくっついた棒が曲がると、こんな感じでしょうか  
しかし現実こんな取付(完全なる静止=ゼロ変位拘束)はあり得ない
光が捻じ曲がるブラックホール内ですら、物体は剛体でない筈ですし、

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近い構造物が実際あっても、取付部はガサゴソ動き 変位も応力も上記と異なる思われます
取付け部=通常はアセンブリです 
アセンブリを正しく解かないと、単品では誤った【 解くいう点でミスではない 】結果を得ます
例として、アセンブリ解いた現実的結果と、単品解析の結果 2つあれば判り良いのですが。

上記絵の解析は×です
「これ恐らく違うんですが・・ 」 理由つけ、緻密なモデル化の前
解析途中段階いうことで上記の類を出すことは良くあります。  そのとき
「 ウ~ム ムムム 違ってそうです~ 」 大体言われます。
接合部などの緻密なモデル化で解変わり、合ってきます。 仕様決め前の計算ですね 

球のメッシュ数可変例

球はメッシュ数可変は簡単ですが
モーフィング的な形状可変が厄介です  楕円っぽくする事が少しできる程度でしょうか
左上 文字がパラパラ切替わっています。ここがメッシュ数の入力部です
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実は 球をちゃんとメッシング出来るソフトは大変少ないです 

CAEは有能ツールとして取上げられますが
基本的形状すらちゃんとモデル化できない実態があります。 
宣伝情報・推進情報に注意。便利・万能であるがごとく偽装した情報の氾濫。
かなり困ったことですが。

「 球が難しい 」    いうのがあります

意外と厄介なのが球です 節点を真中に寄集め、円柱はめ込む方法と下記 2案程度でしょうか
スクリプト作成は面倒ですが コツは・・。  
スクリプト = 非常に物凄く 大変ゆっくり作ること     
完成後は自動化。 いくら時間かけても元は取れます。 
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スクリプトは 使いこなし目指して急いで作ると逆に難儀します  ゆっくり作りましょう