使いこなさない、使えるCAEのブログ -134ページ目

GUIベースのCAE=データ作直しが多いなど 問題が・・・

CADですと、主要設計品のデータを作ってしまえば、そのアレンジで、実務は捗るのですが
CAEはなかなかそう行かない。
データ使回し効かず、「効率・生産性がさっぱり上昇しない」 そんな事態に陥りがちで注意。

GUIが曲者 これとCAEの諸設定は大変相性悪い問題があります。
スクリプトなどを使い脱GUI&CUI路線で行くと、実務力は向上します。
人に替わってモデル構築してくれたり、自動実行してくれたり
スクリプト絡みのデータ増えるに従い、解析生産性が増して行きます

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数値入力ベースですと、自動化など実施しやすくなり、実務能力向上を達成しやすいです
GUIは、その逆となります

ところで、設計者はGUIが大変嫌い。 GUIでなく 
(数値入力ベース)CUIを持っていくと大変喜んで頂けます。




CAE技術者の能力は、使うソフトウェアで左右されてしまう 悲しい現実

昨今ブログは やぶれかぶれ ヤケクソ気味 そんな感なきにしあらず・・・
CAE技術者としての失敗経験・教訓など、ちゃんと書き、ブログを真面目&まとも化したいところです


かつて メーカーCAE技術者だった私ですが、最大失敗は、超明白です
CAE=大変素晴らしい 信じ洗脳されてしまったことです

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『CAE=素晴らしい』  思ったその後で罠が来ます
コツコツ努力積重ねれば、確かに知識は増えますが、実務能力向上は停止
会社期待に全く応えられなくなってしまいます

『世にあるCAEソフトを、追加導入すればまた期待に応えられる』
これは、分野によります。ものづくりは広範
世にあるソフトでは全然駄目な分野も沢山あるのです

「ソフトは使いこなし」 なんて言われますが大嘘
駄目なものをいくら使いこなしても、実務能力は向上せず以前のまま  パタパタ作業なので当然ですが

CADと違ってCAEは、データの再利用性が悪い点も効いて、厄介です

理論理屈より モデル化・条件設定が大事   

理論理屈とモデル化&諸設定は密接に結びつき、両者切離すのは問題ですが、CAEは
適切なモデル化・メッシュ化・条件設定がポイントです

うまく行かない → 理論理屈をもっと学ばなければ 
メッシュやモデルを向上させる事が必要、いうケースが現実は多いです
世の中には、理論理屈をやれば上手く行く みたいな情報が多く注意です

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適切なモデルや設定は、問題別にバラバラですし、教科書的なものに殆ど出ていない
ばかりか、『剛体拘束』 『点拘束』など、現実と合わない設定が、正しいとされている罠もあります 
「現実は異なります」 なんて注釈出ていると分り良いですが。

「線型思ったら非線形だった」 いう事もよくあり、その場合はイメージ的には両方大事でしょうか
非線形は、私の実体験では、モデリングでの、メッシュ品質が大変重要ですが