ワイナリツアーの前にランチにまいります。

予約したツアーにお昼が付いていなかったので、

ツアーガイドが「オススメだよ」と言ったレストランに行くことに。

 

 

肉焼き場

 

 

アルゼンチンは牛肉大国というのをご存知でしょうか。

私は大学の専攻が畜産であるにも関わらず、

来るまで知りませんでした(笑)

 

国民一人当たり消費量世界第2位(お隣ウルグアイにここ何年かで抜かれたとか)、

ちなみに牛の数の方が人間の数より約1.3倍多いそうです。

「主食は?」と聞かれたら日本人が「米」と答えるのに対し、

アルゼンチン人は「牛肉」と答えるらしい。

穀物じゃなく、肉が主食になるということがあるのにビックリ(^^;)

確かにバスで移動中、あちこちで放牧されている牛を見た。

 

で、レストランにはこんな感じで肉焼き場があり、

次から次へと炭火で肉を焼きあげていく。

う~ん香りがたまりませんなぁ♪

 

 

 

お店にはアルゼンチンワインもズラリ

 

地元シンガーがアルゼンチンの曲を歌う。雰囲気よし

 

 

で、お店の方に注文を聞かれたので、

ちょっと豪華にフィレステーキ400gを注文。

それでも1,300円くらい。

 

ウェイター「付け合わせのサラダは何にしますか。

レタスサラダ、トマトサラダ、ミックスなどあります」

 

私「じゃあトマトサラダで」

 

ウェイター「飲み物は」

 

私「セルベッサー♪」

 

ウェイター「1リットルしかないけどいいですか」

 

私「え?」

 

ウェイター「350ml、500mlは売り切れで、1リットル瓶しかないけどいいですか」

 

私「うん…じゃあ1リットルください…」

 

 

 

 

昼からセルベッサー!しかも1リットルー(笑)

 

 

やってきたトマトサラダ

 

 

うん、トマトサラダってかトマトだよね?

トマトの輪切りだよね?

 

 

これを見て、美味しんぼのサラダ対決を思い出した私。

 

究極vs至高のサラダ対決という対決があり、

究極側(山岡さん)が色々工夫したドレッシングを使ったサラダで挑んだのに対し、

至高側(海原雄山)が、

 

テーブルにトマトの植木鉢ドスー!

 

 

雄山「これが至高のサラダだ。どうぞ召し上がれ」

 

 

という名シーンがある。

 

雄山いわく

ドレッシングなどをかけて無理して生野菜食べなくていい、

そのままでうまいトマトこそ至高のサラダ、

ということらしい。

興味のある方は美味しんぼ34巻をぜひご覧ください。

 

その精神を見事に受け継いだトマトサラダ(笑)

オリーブオイルもバルサミコ酢もなんなら塩もなくトマトだけ。

いや、おいしいんだけどね。

 

 

やってきたフィレステーキ

 

 

この店には「盛り付け」という概念はないらしい(笑)

焼かれたステーキがゴロンと転がされてる。

 

 

味付けは塩と胡椒。実にシンプル。

 

 

だがうまーーーい( ゚Д゚)

 

 

炭火で焼いた肉ってなんでこんなにおいしいんだー!!

フライパンでは出せないこの独特のコゲ臭!

そしてこの肉汁あふれる焼き加減も絶妙っすよ、焼き場の兄ちゃん!

はぁ~たまりません♪

 

 

 

さて、1リットルのセルベッサ、

大量のトマトの輪切り、ジューシーなお肉を堪能した後は、

ワイナリツアーへ。

 

 

 

ワイナリー

 

 

どこまでも広がるブドウ畑

 

タルが並ぶ

 

品質チェック中

 

 

白ワインと赤ワイン試飲

 

もちろん購入可能

 

 

私は翌日また国境越えがあるので、お土産は断念しました。

 

 

 

~ペケーノ事件簿~

 

昼に豪快に肉&1リットルのビールを食らったにもかかわらず、

夜も食欲全開!

 

そしてワイナリーに行った影響で、ビールではなく、

「今日の夜はステーキ&ワインにしよ♪」

と思い立つ。

 

ということでホテルのそばにあった有名なステーキ店にお邪魔。

 

「El Charrua」というお店

 

 

 

が、アルゼンチンは本当に食べる量が多い…。

「アサード(焼き場で焼いた牛肉の盛り合わせ)」

「パリージャ(焼き場で焼いた牛肉・豚肉・鶏肉&内臓肉の盛り合わせ)」

といった肉料理があるけど、

日本人の3~5人前に匹敵すると、地球の歩き方大先生が言っているので、

食べたいけど、さすがにムリだなぁ…と思っていた。

 

で、店員さんに少ない量のやつを注文することに。

プルママルカで出会ったマリーとの会話で、

ちょっとさすがにスペイン語を勉強しようと思い、

アプリでスペイン語の単語をちょこちょこ勉強していた。

 

 

店員のお姉ちゃん「注文は?」

 

私「(メニューのステーキのコーナーを指さしながら)ペケーノ(小さい)ある??」

 

店員「ん~、このペッパーステーキはペケーノよ」

 

私「ペケーノ(小さい)?」

 

店員「ペケーノペケーノ」

 

私「じゃ、これで」

 

店員「付け合わせのポテトはどうしますか?

フリト(揚げる)、ピュレ(マッシュポテト)、クレマ(クリーム)…」

 

確かクレマってクリームスープだよな。

ボリビアでcrema champinonでキノコのクリームスープ出てきたし。

ステーキとポトテスープいいな♪

 

私「クレマで♪」

 

店員「飲み物は?」

 

私「(ワインリストの一番上を指しながら)ポルファボール(ください)」

 

店員「ブランコ?」

 

私「ん?」

 

店員「ビノブランコ?」

 

ん、なんだ?

なんか聞いたことあるけどわからない。

 

私「シー(うん)、これこれ(指さしながら)」

 

店員「OK」

 

 

注文完了!

いや~私もちょびっとだけスペイン語覚えてきたわ~♪

 

 

なんて思っていたら、やってきたビノブランコ。

 

 

白ワイン

 

 

 

あああーーーー!!!

しまったーーーーー!!!!

 

 

 

ビノブランコは白ワインだ…。

なんか聞いたことあるなぁと思ったら…そうだよ、白ワインだよ…。

適当にリストの一番上を頼んだら白ワインだったのね…。

 

なんでこんな重要な単語忘れてたんだ!

vino blanco(白ワイン)

vino tinto(赤ワイン)

は超重要単語ではないか!

母、父、妹、弟とか覚えたけどどうでもいいよっっ!!

バカ、私のバカ!!

 

 

あ~お姉さんにステーキに白ワインなんてこの東洋人わかってないわ~

と思われたに違いない…。

くぅ…。

 

 

 

お姉さん「は~いお待たせ~。ペッパーステーキよ~」

 

 

 

どーーーーーん

 

 

ちょっと待て、

 

 

 

どこがペケーノ(小さい)だ。

 

 

 

マジで黒板消しぐらいある

 

 

デカイ…

 

 

ペケーノじゃないだろ…

と思ったけど、周りのお客さんはこの倍ぐらいの肉をモシャモシャ食べているので、

これでもペケーノではあるらしい…。

 

 

ナイフで切って食べてみる。

 

これはうまい。

肉が柔らかくてジューシー。

ペッパーソースもええお味。

だが、白ワインは完全に負けて味がしなくなる(笑)

 

 

 

絶妙な焼き加減。

でも食べても食べてもなくならないお肉。無限お肉…。

 

付け合わせのポテト(crema仕立て)

 

 

この付け合わせがまたすごいボリューム…。

生クリームに芋が3つ転がってる。

味はめちゃくちゃいい!

すっごくおいしい!!

 

 

でも黒板消しぐらいのお肉と食べるには、

破壊力がありすぎるよ…(涙)

どうやらcremaはスープなようで完全なスープではなかったらしい…。

わからないわ、スペイン語…。

 

 

牛肉大国アルゼンチンは日本人の想像を遥かに超えた大国でした。

量がすげぇ…。

でもいつかまた山のような牛肉を食べたいです。

その時は一人じゃなくて、二人、

なんなら4~5人のグループがベストかもしれないと思いました(^^;)

 

 

さて、次はチリに移動します。

正直アルゼンチンがかなりよかったので、

もう少しゆっくり滞在するスケジュールにすればよかったなぁと思っています。

 

また来たいな、アルゼンチン。

また来るね、アルゼンチン(笑)

プルママルカからバスを2本乗り継ぎ、

夜18時頃、サルタという街にやってきました。

北部アルゼンチン観光の拠点となる街です。

 

ライトアップされた教会

お、おしゃれですやん…。

 

 

街角

 

カテドラル

 

広場前のレストラン街(テラス席)

 

 

思えばこんなキレイな街に来るのはカンクンぶりではなかろうか。

リマやラパスも都会だったけど、

洗練されたオシャレな街というわけではなかった。(ラパスはハトだらけだったし…)

 

そして道ゆく人に普通にイケメンがたくさんいるっ!!!

なんだろう、ボリビアを抜けた途端、

女性も男性も洗練された美男美女が多い…。

 

国境って本当にすごい。

陸でつながっているのに、そこには明確な境がある…。

 

昔、インドとネパールの国境を越えたとき、

インドはホリの深い顔立ちの人が多かったのに、

ネパールに入った途端、

自分たちと同じいわゆるモンゴリアンの顔立ちに急に変わったことを思い出した。

ここは明らかにボリビアとは違う国ということを感じる。

 

 

さて、もう夕方だしごはん食べますかね。

てことで、

 

サルタのビールいただきます

 

ロクロというマメ&牛肉&モツの煮込み料理

味を変えるための「ハーブ「と「ちょっと辛いソース」も付いてきた

 

 

これがまぁおいしいこと!!!

 

ホクホクのお豆、

トロトロの牛肉&モツ、

でもしつこすぎない、うまみたっぷりのソース、

 

うまい、

ボリビア(特にウユニ)のわけわからん高いごはんと大違い。

 

 

デザートに焼きプリン もちろん文句なしのおいしさ

 

 

いや~なんか先進国に来たってカンジだわ~♪

と思いながら、ホテルまでの帰りにビールを購入すると、

 

 

 

おわかりいただけるだろうか。

ビール瓶を新聞紙でくるんでくれたのである。

 

せ、せ、せ、先進国っっっ!!!

 

なんたる気遣い!!

ビール瓶を新聞紙でくるんでくれるのなんて日本だけだと思ってた!

 

アルゼンチンええわ~♪♪

 

 

さて、そんな素晴らしいサルタの街に感動した翌日、

カファジャテ渓谷という渓谷ツアーに参加してきました。

 

「悪魔ののどぼとけ」というスポット

 

地層がアメリカアンテロープキャニオンに似てる

 

 

 

 

 

 

 

いやー!!!景色もいいねー!!

ダイナミックな自然を感じる!!

やっぱりアメリカのグランドキャニオンとかあのあたりに景色が似てる。

 

 

さて、そろそろランチということで、

「カファジャテ」という町に寄る。

 

 

お土産屋

 

アルゼンチン柄のポンチョ

 

 

このあとランチ&ワイナリー見学にまいります!

長くなりそうなので、続きは次回☆

プルママルカというアルゼンチン北部の町に来ました。

標高はボリビアから少し下がって2,000mほど。

 

この周辺は「ウマワカ渓谷」という渓谷が広がっているのですが、

その景観から「南米のグランドキャニオン」と呼ばれています。

 

で、わざわざプルママルカに泊まったのは、

ここにある山が虹色で大変キレイとの情報を、

日本をたつ半年ぐらい前に「世界ふしぎ発見!」で偶然見たから(笑)

 

「へ~キレイだなぁ、アルゼンチンねぇ」

「世界一周で寄れるかなぁ」

「あ、ウユニのそばなんだ、へ~」

 

これは行くしかない!

 

 

ということでここには絶対に来ようと思っていました。

 

 

ということでプルママルカの虹の山

 

 

おおぉー!キレイ!!

 

もうちょい近くで

 

 

確かに虹色~♪

橙、赤、緑、白のグラデーションが素晴らしい♪

 

ちなみに様々な鉱物がむきだしになっているので、

このような様々な色に見えるんだとか。

 

で、この周囲には1~2時間ほどのトレッキングコースもあるので、

ブラブラ歩いてみることに。

(もっと奥に行ける長時間コースもあるけど、今回は割愛)

 

 

 

なんらかの岩

 

虹の山その2 日陰なので色がちょっと暗め…。

 

 

 

友人がいなくなったのでミニ三脚&セルフタイマーで撮影(笑)

 

一人でカメラをセットし、いい位置まで走って、ポーズをとる、

ということを繰り返していたら、

同じく一人旅のご婦人に声をかけられ、

「フォトフォト」とカメラを渡された。

 

撮ってあげると、

「フォト?」

と言われ、何枚か写真を撮ってもらった。

 

で、ちょこっと会話するものの、

こちらのご婦人、スペイン語しか通じない。

英語は「What」や「This」さえ通じない。

 

でも南米では英語が通じることの方が珍しく、

スペイン語オンリーの人がほとんど。

 

とりあえず、

お名前は「マリー」、アルゼンチン人ということがわかり、

私も

「メジャモ アユミ(私の名前はアユミです)」

「ソイ ハポネサ(日本人です)」

と、とりあえず知っているスペイン語で自己紹介。

 

 

で、まったく言葉が通じないのに、

写真を撮りあうために一緒に回ることとなった(笑)

 

 

こっちの人すごいなぁと思ったのは、

私が全然スペイン語通じなくても、

遠慮なくスペイン語でバンバン話しかけてくることが多い。

しかも楽しそうに。

 

日本だと、全然会話通じない外国人と話そうと思う人は少ないんじゃなかろうか。

 

 

よし、これは会話しよう!

でも英語通じない人に英語で話しかけても意味がない。

向こうが気にせずスペイン語で話しかけてくるのだから、

こちらも気にせず日本語で話すのだ!

 

この精神は、ペルーとボリビアで一緒だったたけちゃんに教わった(笑)

 

 

たけちゃんは旅行の間、

「これなに?」「これいくら?」「わかんないんだけど」

と、とにかく誰が相手でもずっと日本語で話していたのだが、

不思議なことに、結構な頻度で通じていた(笑)

 

一番びっくりしたのは、ペルーからボリビアの国境を渡った後の両替で、

100ボリビアーノ札を渡されたたけちゃんが、

「もうちょっと細かいやつちょうだい」と思いっきり日本語で言ったにも関わらず、

100ボリビアーノ札をひっこめて、

すすっと20ボリビアーノ札×5枚が出てきた時。

 

ええーー!!通じたよーー!!!!( ゚Д゚)

 

 

と、たけちゃん以外のみんなはビックリ!

 

 

確かに英語通じない相手なら、

英語で話しても、日本語で話しても変わらないよな、

とその時思った。

 

 

ということで、

マリーによるスペイン語と、

アユミによる日本語で、

約2時間のプルママルカトレッキングがスタート。

 

 

 

とりあえず写真撮影

 

 

最初は普通に撮ってもらっていたけど、

だんだんマリーから「こんなポーズがいいわよ」との指導を受ける(笑)

 

 

いいかな…このポーズ…。

 

 

景色はとりあえずスゴイ

 

 

 

 

 

 

いや~キレイだわ!

 

南米のグランドキャニオンとは言うけれど、

グランドキャニオンとは違う。

 

でも悪い意味ではなく、

規模は小さいけど、複雑な色合いはこちらがダントツ上。

 

 

マリー「ビエン?(Goodみたいな意味)」

 

私「ビエンビエン!

いや~キレイだねぇ♪(日本語)」

 

マリー「▽■※◇● ハポン?(日本にもこういう山はあるの?と解釈)」

 

私「ノンノン。ノンハポン。

日本はこういう岩山が少ないからね~。

こー木が生い茂ってワサワサした森林ばっかよ。(日本語)」

 

マリー「ノンハポン、うんうん♪(日本にはないのね、と解釈)」

 

マリー「□◎▲✕◇??」

 

私「ごめん、わかんない(日本語)」

 

マリー「(自分を指して)クアレンタオチョ(48)」

 

私「あぁ、年ね!

テンゴ 32 アニョス(私は32歳です)」

 

マリー「32!

(赤ちゃん抱くポーズ)24!」

 

私「ひょっとして24歳の子供いるってこと??ワォ(笑)」

 

マリー「24 21」

 

私「子供2人いるんだ~。ドス(2)?」

 

マリー「シー(そう)」

 

 

と、こんな感じで会話がたまに成り立つ。

でも多分通じてたの2割ぐらい(^^;)

 

 

 

町の方に近づきトレッキングも終盤。

墓地が見えてきた。

 

マリー「※△◆?? クリスト? ブダ??」

 

あぁ、キリスト、ブッダってことかな。

宗教聞いてきてるのね。

 

 

わたくし宗教はTHE・無宗教。

寺や神社には行くけど、信仰心のようなものはない。

 

が、世界を旅行するにあたり友人から忠告を受けていたことがあった。

宗教のある生活が当たり前であり、それに従って生活している人にとって、

無宗教ということは理解しがたいこと。

 

無宗教を説明することは割とどの国でも難しく、

なんなら頭のおかしいやつと思われる場合もあるので、

何でもいいから宗教を答えた方が無難、だということ。

 

 

確かに無宗教を説明しようと思うと、

要は、神様を信じていない、神様にお祈りしない、

とかそんな感じの英語になってしまう。

神を信じてお祈りすることが当たり前の人には、

「はぁ?」ってなるよな~。

 

 

でも何か答えとけと言われても…。

仮に仏教徒と言って、仏教ってどんな宗教?と聞かれてもさっっぱりわからない。

 

仏教徒はアジア中心ではあるけど信者も多いし、

下手に仏教徒に会ったときに困りそう。

 

ここで無難なのは日本だけの宗教である「神道」ではなかろうか。

・日本の宗教

・神社に行く

・八百万の神がいる

などなどを説明し、あとは、

「神社ってこれね」と、厳島神社の写真とか見せればいいかな。

これ以上つっこまれたら、あなたの宗教は?と聞き返そう。

という結論に出国前に至っていた。

 

 

 

私「宗教は神道だよ」

 

マリー「シントー?」

 

私「ハポン シントー」

 

マリー「おぅ!あ~…あ~…(なんだっけ、あれあれ)」

 

私「?」

 

マリー「ナン ミ ホー リ ギ キョー」

 

私「ん?」

 

マリー「ナン ミ ホー リ ギ キョー」

 

私「あぁ!何妙法蓮華経??」

 

マリー「シー!(それよ!) △※!□●(もう一回みたいなジェスチャー)」

 

私「ナン ミョー ホウ レン ゲキョー」

 

マリー「ナン ミョー ホウ レン ゲキョー」

 

私「うん、でもこれ仏教で神道じゃないんだけどね(日本語)」

 

マリー「ナン ミョー ホウ レン ゲキョー♪(覚えられたわ~と嬉しそうな表情)」

 

 

こうやってたまに会話が通じるのが面白い(笑)

 

 

で、町に到着し、トレッキング終了。

 

マリーとお別れ

 

 

別れ際、マリーに、

「アディオース、アユミ~!ナンミョーホレンゲキョー!」

と言われた(笑)

 

使い方違うけど(笑)、

「神のご加護を」みたいな意味合いで言ってくれたんだと思われる。

なんだかホッコリ(^^)

 

 

こんな時キリスト教ならなんていうのかな、アーメン?

少し宗教を勉強しようかな、と一瞬思ったけど、

いや、それよりスペイン語だろ、とすぐに思いなおす(笑)

 

 

 

プルママルカの景色は本当に素晴らしく、感動しました!

でも何よりマリーと一緒に楽しいトレッキングが出来たことは、

とてもいい旅の思い出になりました(^^)

グラシアス、マリー♪

 

 

(おまけ)

プルママルカの町並み。

かなりの田舎町。

民芸品売り場が広場のあちこちにあって結構雰囲気がいい。

 

 

 

 

一緒に旅を楽しんだみんなとお別れし、

アルゼンチンの国境を目指します。

国境の町「ビジャソン」まではボリビア国鉄が週に4便走っています。

 

 

ということで駅まで移動。

 

駅前

 

シンプルな駅

 

出発は夜中3時。

ということでがらーんとした駅の待合室

 

 

 

さて、最後のボリビア飯といきますかね。

でもあんまり食が進まない…。

 

ボリビア、特にウユニはごはんがイマイチだった。

ウユニ自体が急に観光地化が進んでいるようで、

ホテルなんかも発展途上、という雰囲気。

 

そんでもってごはんも、おいしくないだけならともかく、

価格は立派な観光地価格で無駄に高く、

一食1,000円は軽く超えてしまう。

 

 

もうビール5~6本飲んで寝てしまおうか…

なんて考えつつネットで検索をしてみると、

どうやら近くのレストランで韓国の「辛ラーメン」が食べれるらしい。

 

辛ラーメン食べたい!!!

もう高くてまずいボリビアのごはんいやだ!(涙)

 

 

てことで韓国料理屋に突撃!

で、メニューを見てみると、

 

 

「Korean Instant Noodle」 40ボリビアーノ(=650円ぐらい)

 

 

高っ!!!!!

インスタントラーメンに650円なんてありえないっっっ!!

仕入れ値いくらだよ!

 

 

が、一瞬にして胃が

 

韓国のインスタントラーメン650円 >>> ボリビアごはん1,000円

 

という圧倒的な差で韓国のインスタントラーメンの方が上と判断し、

おそらくこれまでの人生で最も高いインスタントラーメンを注文することに。

「辛ラーメン」は売り切れということだったので別のラーメンを注文。

 

 

いわゆる塩ラーメン。卵が落としてある。

 

 

しかもハシありますやん。

豪快にすする。

 

 

うまい、

めっちゃうまい。

 

 

いや、日本で食べたら「ふーーん」って感じなんだろうけど、

なんならカップヌードル、どん兵衛、サッポロ一番の方がダントツで上なんだけど、

ウユニで食べたごはんの中で、

韓国のインスタントラーメンがマジで一番おいしかった(笑)

 

 

地球の歩き方大先生が言っていた

「この小さな町に世界中から多くの観光客が集まる理由はただひとつ

ウユニ塩湖があるからだ。」

という名ゼリフがフラッシュバック。

 

 

 

で、ホテルに戻り、ビールをあおってゴロゴロしているうちに、

列車の発車時刻に。

 

 

WARAWARA DEL SUR(ワラワラ)という名の鉄道

なんと時間ピッタリに到着。すごいやん!

 

 

一番いいクラスを予約。

座席広々

 

 

ボリビアの車窓から

 

 

で、10時間ほどでビジャソン到着。

 

 

駅から国境まで2kmほどで、タクシーに乗りたかったが、

全然止まってくれない、

というより手前の方で人を拾ってきているようで、

私のところにくる時にはすでに人が乗っている状態。

 

うーん…。

こりゃ乗れそうにないな。

てことでトボトボ歩く。

 

かなり国境に近くなってきたところで、

バス会社の客引きがやってきた。

 

 

私「プルママルカ(アルゼンチンの目的地)に行きたいんだけど」

 

客引き「プルママルカ!バスあるよー、さぁチケット買って」

 

 

アルゼンチン側のバスターミナルに行けば、

たくさんバス会社があってチケットが買えると聞いていたけど、

まぁボリビア側で買えるならそれでいっかと思い予約。

 

 

が、もちろんこのボリビアの人たちは国境を渡れないので、

アルゼンチンのバスターミナルまでは結局自力で行くことに。

意味ないな(笑)

アルゼンチンのバスターミナルで買えばよかった。

 

 

国境。さよなら、ボリビア。

 

 

アルゼンチン側国境の町「ラ・キアカ」

 

 

バスターミナル

 

 

で、バスのおじちゃんにチケットを見せながら、

「プルママルカまで」と言うと、

 

 

おじちゃん「このバスはプルママルカには停まらないよ」

と言い放たれる。

 

 

私「え?プルママルカまでって言ってボリビアで買ったんだけど」

 

 

おじちゃん「うちのバスは近くのティルカラって町に行くから、

そこでタクシーかバスに乗り換えるしかないね。

プルママルカまで20kmぐらいかな。

他のバス会社ならプルママルカまで行くやつもあるけど、もうチケット買っちゃったんでしょ、

しかも(いまさら払い戻しとかできない)ボリビアで」

 

私「…。」

 

 

 

 

おのれ、ボリビア!!!!

 

 

最後の最後にやってくれたな!!!!

プルママルカに行かないくせにチケット買わせやがって!!!(怒)

 

 

あぁ…

アルゼンチン側で買えばよかった(涙)

ボリビア側で買うメリットなんて一つもない…。

 

 

ティルカラには夜に到着しそうだけどバスあるかな…。

ターミナルにタクシーとかある大きな町なのかな…。

マジでメキシコのバカラル(テント泊したとこ)みたいに素朴な田舎町だったら、

マジで詰む…。また宿難民になる…。

 

 

 

が、色々考えても仕方ないのでとりあえずバスでティルカラまで移動。

移動中、

「ボリビアのばかやろー!!」と心の中で連呼していた。

 

 

夜7時ごろティルカラのバスターミナル到着 意外と大きい

 

幸い1~2時間おきにティルカラ~プルママルカ間でバスがあり、無事チケットゲット☆

これなかったらまたメキシコみたいに知らない土地で宿難民になるところだった…。

よかった…ううう…(涙)

 

 

40分ほど走って、夜9時ごろプルママルカ到着!

 

プルママルカのホテル到着 改装中でなかなか見つけられなかった(^^;)

 

 

 

無事到着してかなりほっとしました…。

次回からアルゼンチン編です!

ウユニの昼ツアーから町に戻ってきたのが夜7時ごろ。

さしておいしくないボリビアの夜ごはんを食べ(笑)、

5~6時間程度睡眠をとった後、朝3時にスターライト&サンライズツアーに行ってきました。

 

みんなは寝てましたが、私はかゆみで身もだえていました…(T-T)

 

 

さて、夜も鏡張りゾーンにまいります!

夜ならではの景色が見れますぞ~♪

 

 

 

 

ということでさっそく。

カメラのシャッターを開きっぱなしにして、

ペンライトで文字を書くとこんな感じになる。

湖面にも映ってキレイ♪

 

 

じゃぱーん!湖面に星も映ってキレイです♪

 

 

 

 

ちなみに私のしょぼいカメラでもこんな感じで星がキレイにとれました

ウユニの星空は本当にキレイ!

 

あやののミラーレス 湖面の星まで撮影できる。やっぱレベル桁違い(笑)

 

 

 

で、だんだんと夜が明けていき…

 

 

 

 

 

いやいやいやいやいや、

 

想像していたよりだいぶキレイですぞ!!!!

 

 

 

だんだん明けていく空の色もものすごくキレイだし、

それが湖面に反射して、なんとまぁ美しいこと!!

 

 

 

太陽とは反対の方向(ほぼ夜が明けた状態)

 

 

 

 

いやいやいや、

こっちも空めちゃくちゃキレイですやん!!!!!

 

 

色がすごい!本当にキレイ!

これ、私のしょぼカメラですが、肉眼に近い色でキレイに撮れました!

 

 

 

完全に日が昇り、最後はみんなでジョジョ立ち

足を開くポーズの方が、動きがあっていいなぁ。

 

 

 

撮影してくれた同じツアーの韓国人に

「そのポーズ、日本でポピュラーなの?」と聞かれ、

「イエス、大体の日本人は知ってる」と答えたけど、「大体」なのだろうか(^^;)

 

 

 

大変個人的な感想ですが、

ウユニ塩湖はサンライズがNo.1!

でした!

 

 

空の色が美しすぎて、

マジ、行ってみて!行ったらわかる!!

という感じです(^^)

 

 

さて、グループ旅行もここで終了。

たみをとたけちゃんは帰国、あやのとは別行動ということで、

次からぶらぶら一人旅です。

 

 

日本に帰国するたみをとたけちゃん

 

 

お疲れ様でした!

お仕事頑張ってください! by無職

さて、ついにウユニ塩湖にまいります!

 

これです。

塩で一面真っ白。

 

雨季はここに水がたまり、白い大地に空の景色が反射して、

いわゆる鏡張りの状態になります。

ポカリとか、グランブルーファンタジーとかのCMにも使われてました。

 

 

ボリビアに来た最大の目的といっても過言ではない。

てかウユニなかったらボリビア来てない(笑)

 

そして私が崇拝するガイド本「地球の歩き方」にもこんな風に書いてある。

 

 

「この小さな町に世界中から多くの観光客が集まる理由はただひとつ

ウユニ塩湖があるからだ。」

 

 

たけちゃんが「ひどーーい、そのとおりだけどー」と笑っていたけど、

確かにそのとおりだった(笑)

 

 

ちなみに明け方までかゆみで身もだえていましたが、

なぜか昼間の観光中はあまり気になりませんでした。

(でも夜になると再発する…)

 

 

さて、まずはツアーを予約。

前日は夜にウユニに着いて何もできなかったのですが、

ツアー会社にオープン(9時)と同時に行くと、

当日ツアー(10時半出発)の予約ができました。

 

ちなみにお世話になったのは 「ホダカツアー」というツアー会社。

日本語っぽいけど、日本人スタッフはいない。

昼間の1日ツアーと夜&朝日ツアーの2つを申し込んだところ、

一人320ボリビアーノ≒5,400円くらいと大変良心的なお値段でした。

 

 

さて、まずウユニは標高3,700mと高地にあり、

さらに地面が塩で白いため照り返しがハンパではない。

 

 

地球の歩き方大先生によると、

「紫外線ケアを怠ると、日焼けどころか火傷になる

ということなので、しっかりした対策が必要。

 

しかも当日は素晴らしい快晴! 

ということで、

 

 

こんな感じでまいります。

 

たみを(チビッコ)と並ぶとこんな感じ。

ファッション?オシャレ?ナニソレ? 

 

 

でも写真を撮るときだけは装備をはずして挑みます!

とにかく素晴らしい景色で本当に感動しましたー!

 

では素晴らしい景色の数々、ざーっと行きましょう!

 

 

~列車の墓~

ウユニ塩湖のそばにあり、一日ツアーだと大体ここに寄るらしい。

かつての蒸気機関車や貨物の車両が大量に放置されている場所。

どこにどのように乗っても何も言われない。

 

 

登るたけちゃん

 

私も登ってみる。でもちょっと怖い…。

 

線路もあるよ

 

絵になるね~

 

ジャンプ!

 

窓から上からこんにちは

 

よ~いしょ

 

棒によじ登ったたみを

よくそんなおそろしいこと出来るよね…byビビリ

 

 

~コルチャニ村~

ウユニ塩湖のそばにある小さな村。

 

 

土産物屋が並んでいます。

 

店先にいた客寄せビクーニャ(子供)

か、かわいいっ!!

 

 

~塩の目~

塩水が湧き出しているところ。 

ボコボコいってました。

 

 

 

特にフォトジェニックな場所でもないので紫外線対策実行中

 

~塩のホテル プラヤ・ブランカ~

ランチはここで。

 

 

外にはいろんな国の国旗

 

日本国旗発見!

 

同じツアー客だった韓国人のお二人とランチ

 

 

~ウユニ塩湖(乾いた大地ver.)~

 

とりあえずブリッジしてみる

 

 

大地はこんな感じ 六角形の模様がどこまでも続く

 

 

で、ここは一面真っ白のため、遠近感がなくなり、

様々なトリック写真を撮ることができます!

 

 

恐竜が現れた!

 

逃げろ~!

 

キック!

 

キック!!

 

キック!!!

 

 

王将に乗る カメラマンあやの、うまい!

 

ペットボトルに乗る カメラマンあやの、マジうまい!

 

 

撮影中はこんなシュールな感じ(笑)

 

スライリーと寄り添う 腰の位置が違うので、これはちょっとむずかしかったな。

 

 

地球の歩き方に乗る 思いっきりペルーが前面に出ててボリビアの字が小さい(^^;)

 

手に乗せて食べる

 

手に乗せて食べる2

 

ヨガをするたけちゃん 

 

 

あ~楽しかった!

そして帽子やサングラスを外している間、

肌焼けてるわ~ってのがわかった…。

日焼け止めを塗っていない耳が特にチリチリした…。

 

 

~インカ・ワシ島~

ウユニ塩湖内にある島。

 

サボテンがいっぱい生えています。

希望すれば上に登ることも出来たけど、

ツアー客全員「別に登らなくていい」となり、さくっと観光(笑)

 

 

セルベッサ飲めます!ふっふーい!

 

 

~ウユニ塩湖(鏡張りver.)~

さて、ついに水の張っている鏡張りの場所へ!

すでに西日というか夕日が…。

 

とりあえず急いでガイドにガンガン写真を撮ってもらう。

が、水面が波打っていると鏡張りにならず、

1コマ1コマ波が消えるのを待つため、結構時間がかかる…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はジャンプ!バラバラ(笑)

 

夕日を見つめる

 

ヨガるたけちゃん 鏡張りver.いいわ~♪

 

ルンルンあやのとたみを

 

からのジョジョ立ち!

 

日も沈み、今日はこれにて終了。

 

 

 

うう~~ん、素晴らしい景色でした!!

この後、一旦ホテルに帰り、朝3時から

「スターライト&サンライズツアー」に行ってまいります!

ラパス観光を終え、

ボリビア旅行最大の目的であるウユニにまいります!

あの鏡張りで有名なウユニ塩湖ですよぉ~♪

超楽しみです!

 

ラパスから飛行機で移動 1時間程度

 

 

で、着いたウユニの空港

 

 

 

 

 

これ空港前の駐車場の図。

 

 

さら地ですやん…

なんもない…

 

 

マジでなんもない。

 

 

我々は宿にタクシーをお願いしていたので、

すぐにピックアップしてもらったが、

特に予約をしてなかったと思われる方が、

この駐車場を見て愕然としていた。

そらそーだ…。

 

 

で、うちのタクシーのおじちゃんがその方々に、

「街から呼ばないとタクシーないよ」

というようなことを告げていた。

 

 

昼間到着ならバスなんかもあるとの噂だが、

夜到着なら宿にタクシー呼んでもらった方がいい、間違いなく。

ウユニに行かれる方お気をつけて。

 

 

 

で、宿到着。

もうすでに夜なので、明日のウユニ塩湖ツアーに向け早々に就寝することに。

 

 

 

が、腹痛も治ったわたしに更なる悲劇が…。

 

 

 

 

 

明け方3時頃、

 

 

 

 

かゆい。

 

 

 

 

 

 

 

かゆい、

マジで全身かゆい。

 

 

 

 

 

 

 

実は昨日の朝、ラパスの宿で起きたときに、

すでに肩回りをだいぶ刺されていたことに気付いた。

 

ずっと長袖きてたのになんでかわからない。

そしてなぜか私だけ…。

 

いつ刺されたのか不明。

国境越えのバスか(でもずっとダウンきてた、時々パーカーになったけど)、

ラパスの宿か(最有力候補。でもずっと長袖で寝てたのに。)

まさかのクスコ?(半袖で寝てた時間もある。でもタイムラグがありすぎる気がする)

一体どれだ…。

 

 

 

ラパス観光中もかなりかゆいなぁとは思っていたが、

ウユニの夜にひどく悪化。

 

 

 

 

 

 

 

マジでかゆい

 

 

 

 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

 

 

 

いや、かいちゃダメだ、痕が残るかもしれない。

 

 

 

 

でも、かゆい(涙)

 

マジで身もだえるぐらいかゆい。

 

 

 

何か鎮める方法はないかと、明け方3時からスマホで検索してみる。

 

結果、わかったこと、

 

 

・おそらくベッドに潜む南京虫かツメダニ。でも素人では見分けはつかない。

・どちらにしてもかゆみは1週間程度続く

・痕が残る場合もある

効く薬はない

 

 

 

ふむ、つまり身もだえる以外に出来ることはない!

ということですね!

しかも1週間も続くんですね!

 

 

絶望。

 

 

 

 

 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

いや、かいちゃダメ(涙)

でもかゆい

 

 

 

 

 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

かいちゃダメだ、かいちゃダメだ、かいちゃダメだ……

 

 

 

 

いや、マジ無理!!!!!!

 

 

 

 

かゆい!!!

 
 
 
 
 
 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

 
 
 
 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

 

 

 

 

 

ぐっはぁぁぁーーー!!!

(身もだえる)

 

 

 

 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

 
 
 

ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり…

 

 

 

 

ぐっっっはああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

(身もだえる)
 
 
 
 
 
 
あ゛あ゛あ゛ああああぁぁぁぁぁぁぁ……(涙)
(身もだえながら泣く)
 
 
 
 
 
 
そしてその後は一睡も出来ず朝を迎えた。
おなか壊して弱っていたところ、さらなる追い打ち(涙)
 
 

友達に虫刺されの薬を塗ってもらう。

なんとなくマシにはなった気がする。

多分、気がするだけだけど…。

 

イマイチ伝わらないけど肩だいぶやられてます…。

刺された箇所がふくれている…。

合計で20~30箇所くらいやられました。

 

 

 

腕もポコポコ 真ん中にポツっと刺し痕

2つ並んでおっぱいみたいになった…(T_T)

 

 

 

 

正直人生で一番かゆかったです。

しかも1か月程度経つのにいまだに痕が…(涙)


南京虫やダニはどこの宿に潜んでいるかわかりません。

みなさま海外旅行ではどうぞベッドにお気をつけて…。

ボリビアの首都「ラパス」に到着しました。
夜に「ウユニ」へ移動しますが、時間もあるのでぷらっと一日観光。
 
 
ちなみに標高3,600m、富士山より高い位置にあります。
街はすり鉢状になっており、
中心はすり鉢の下の方になり、上の方は貧困層が住むそう。
 
 
 
中心地
 
 
教会前
 
 
なおラパスの治安はあまりよくなく、
スリ、空き巣、置き引きといった窃盗が増加中。
そして、「首締め強盗のメッカ」と言われています。
 
 
 
いらんいらん、そんな称号いらん…。
団体行動をとり、気を付けていきましょう。
 
 
アイス(2ボリビアーノ≒35円程度)をいただきます。
イチゴ味を期待していたのに、赤色はただの着色料で、
フルーツの気配ゼロ。
 
 
 
お昼いただきます
 
 
チャイロ
豆と肉の入ったスープ
 
 
シルパンチョ
薄く伸ばした肉の上に目玉焼きと野菜のみじん切り、
で、この下に芋と米がしかれていてボリューム満点!
 
 
街をブラブラしていたら、地元民でにぎわうお店を見つけたので、
入ってみたらなかなかおいしかったです。
 
 
が、ここのごはんはおいしかったですが、
基本的にボリビアのごはんはあまりおいしくありませんでした…(^^;)
 
まず標高が高いので、水の沸点が低くなります。
だいたいラパスで87~88℃程度だそう。
なので麺類やコメがイマイチおいしくならない、
とイースター島で会った日本人の方が言ってました。
なるほど。
 
 
さて、お次は行政の中心地「ムリリョ広場」へ。
 
 
国会議事堂前
 
 
 
 
 
って、ちょっと待て。
 
 
 
 
ハト多すぎじゃね??
 
 
 
 
え、国会議事堂ですよね?
横には大統領官邸まであり、格式高い広場のはずなのに、何このハト達は…。
 
 
 
ボリビア独立の立役者「ムリリョ」の銅像。
ボリビアのヒーローのはずなのに…ハ、ハトが…。
 
 
 
ハトわっさー
 
 
囲まれてみる(笑)
 
 
ちなみに広場はさすが国会議事堂、大統領官邸があるだけあり、
警察と思われる警備の人がたくさんいました。
治安は多分ラパスで一番いい。(ハトいるけど…)
 
 
広場を離れると、こじゃれた路地裏
 
 
 
 
 
 
屋台の生絞りオレンジジュース(4ボリ≒65円)
めちゃくちゃおいしくて2杯飲んだ♪
 
 
 
そんなこんなで無事にラパス観光終了。
特段の犯罪にも合わずよかったです。
 
 
それよりなにより広場で見たハトの大群が一番の衝撃でした(笑)

いつ爆発するかわからない腹を抱えたまま、

ペルーのクスコからボリビアの首都ラパスまでバス移動します。

所要18時間。

しかもクスコからさらに標高が上がる。

 

 

ツアーペルーというバス会社のバスを予約

後輩が手配してくれました。ありがとうございます。

 

 

 

なお、飛行機という移動手段もあったものの、

途中にある「チチカカ湖」が見たい!ということで陸路移動にしました。

 

 

チチカカ湖とは…、

ペルーとボリビアの国境にまたがる淡水湖。

その大きさ、約8,600㎢、琵琶湖のおよそ13倍!

しかも標高3,810m!

 

うう~ん、見たい!!

 

 

 

でも外務省の海外安全情報によるとこんな記述が。

 

 

~外務省の海外安全ホームページより(2017.5 当時)~

 

 観光名所であるチチカカ湖畔のコパカバーナ市においても首絞め強盗偽警官等による窃盗の被害が報告されています。

 また,定員10人程度のミニバス,又はタクシーを使って客引きをし,乗客を誘拐・監禁して現金や貴重品を奪った上,キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるよう脅すといった「待ち伏せ誘拐」も発生しています。

 同市を訪れる際は,個人旅行よりも大型バスで移動するツアーに参加することをお勧めします。

 

 

先生、わかりました!!!!!

大型バスで移動します。

 

てことでツアーペルーのバス。

実に大型のバス。

 

 

 

まぁそもそもトイレがないと思われる小型バンだと、

私の腹がもつかどうか…。

 

 

さらにペルーとボリビアの国境にはもう一つ問題がある。

 

「デサグアデーロ」と呼ばれる国境では、

国境警察官による恐喝が発生しているらしい。

 

国境を超えるときに、警官に別室に連行され、

身ぐるみはがされる、というおそろしい噂…。

 

 

絶対行きません。

 

 

ということで別の国境「ユングーヨ」経由で。

こちらは特段の悪い噂はなし。

基本的にチチカカ湖に寄ろうとすればこちらの国境になるそうです。

 

 

チチカカ湖観光するか、

国境警察官に恐喝に合うか、

 

(迷いようのない)究極の二択!

 

 

 

 

クスコのバスターミナル

 

ということで出発!現在22時!

 

 

とにかく夜はずーっと国境に向けてひたすら走る走る走る。

が、おなかに違和感がある私はイマイチ眠れない。

というか夕方15時まで寝てたから眠くないというのもある。

 

その横で睡眠力抜群のたけちゃんが速攻で寝る(笑)

 

 

旅をしていて「睡眠力」というのがいかに大事か思い知った。

寝れれば体力も復活するし、

体感する移動時間も短縮できる。

 

私は基本的に場所を選ばず寝れるタイプだけど、

横になっていないと眠れない

すなわち、

ベッドでも床でも座席でも、体が地面と水平ならどこでも寝れる。

明かりがあっても、周囲の音がうるさくても割と平気。

 

だけどバスとか飛行機とかイス状のものではイマイチ寝れない。

なので睡眠力はおそらく中の中か、中の下。

 

 

その点、たけちゃんはマジでどこでも寝れる(笑)

睡眠力バツグン☆

うらやましいです…。

 

 

そうこうしているうちに朝には国境に到着。

 

 

 

国境には「Peru」のモニュメントが。

ホクちゃんがいなくなった4人で

 

 

さよならペルー!

 

 

国境の間は歩いて移動 200mぐらい

 

 

こんにちは、ボリビア

 

 

 

で、しばらく走るとチチカカ湖

でっか~い!!てか雲近っ!!

さすが標高3,810m!!

 

 

バスを降ろされ、この極小ボートで対岸に渡る。

 

 

狭い船内

 

 

バスは別便で移動。

木でできたボートな上に、見ててとても不安になるバランス…。

その中に我々のでかいリュック入ってるんで絶対沈まないでください(笑)

 

 

 

で、無事チチカカ湖を渡りました!

 

その後、5~6時間ほど走り、ボリビアの首都ラパス到着!!

 

 

 

ホテルつきましたー!

お腹もなんとか持ってくれました!

 

 

 

 

夕食はピザとビール

 

 

偶然、ホテルの近くのピザ屋が

ラパスでも有名なピザの名店だったらしく、

かなりおいしいピザを食べることが出来ました!

 

 

ちなみにお腹は治ってなかったので(でもビール飲んだw)、

またも消化されないまま出ていきました。

 

もうこれは薬に頼るしかない!と、

抗生物質を1錠飲んだところ、見事完治。

 

抗生物質マジすげー!

1錠で効果バツグン!!

発明した人(学校で習ったけど名前忘れた)、マジ尊敬、そしてマジ感謝!!

 

 

明日は元気なお腹でラパス観光です!

マチュピチュ村でガッツリ昼食を楽しみ、

適宜自由行動をとった後、クスコまで戻ることに。

帰りもペルーレイルという行きと一緒の電車です。

 

 

 

が、

 

うーん、なんか胃がもたれる…。

 

 

 

ちょっと脂っこい食事も続いてたし、

海外の食事にも飽きてきたってことかなぁ…

 

なんて思っていた。

 

 

ペルーレイルで5時間ほど揺られ、

クスコに到着したのが夜20時頃。

 

 

 

あ~なんかダメだ。食欲0。

まったくおなか減らないし、胸やけひどいし、

昼間のワイナピチュ登山で疲労困憊だわ。

 

ということで胃薬を飲み、

今日は晩ごはんを食べないことにした。

 

 

みんなはスーパーなどで夜ごはんを買って、

結構遅くまで食べたり、飲んだりしていたみたいだけど、

私は夜9時ぐらいに、「もーダメ…」という感じでベッドに倒れ込んだ。

マジみんなすげーよ、元気すぎるよ…。

 

 

 

 

 

そして、

そんなみんなも寝静まった夜中12時ごろ…

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

 

 

 

 

 

はうっ!!!!

 

 

 

 

きた

 

 

 

 

これはきた

 

 

 

 

 

間違いない、

感覚でわかる、

 

 

旅1か月目にしてようやくきたか、

 

 

だいぶヤバイ下痢、ゲリ、GERI

 

 

そうか、

胸やけというか食あたりだったのか、これは。

 

でも原因はなんだ…?

今日のごはんは、朝はパウンドケーキだけだし、

昼はいっぱい食べたけど全部火が通ってたし、飲み物はビールだけ。

 

タイムラグがある気もするけど、

昨日の夜食べた

「マスのセビーチェ」か「生水を使ったと思われる氷が入ったカクテル」

のどっちかではなかろうか…。

くぅ……。

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

 

 

 

 

 

 

はあああああううううっっ!!!!

 

 

 

トイレにかけこむ。

 

 

 

案の定、ヤバイやつ。

(汚い話ですいませんが)もう完全な液体…。

 

 

 

 

 

 

あだだだだだだだだ、

お、お、おなかイタイ…(涙)

 

 

 

で、夜中に何回もトイレにかけこむ。

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

トイレ

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

トイレ

 

 

 

それを繰り返しているうちに朝になった。

 

 

で、9時ごろ、みんながのそのそ起きだし、

「クスコ観光に行こうぜー!」

となったのだが、

 

 

 

「腹を下したゆえ、ここで待機いたす」

 

 

と告げるほかなく、

出かけるみんなを床から見送った(涙)

 

 

 

今日なんとしてでも体調を戻しておかないといけない!

今日の夜22時出発で、

クスコから隣国ボリビアのラパスまで、

怒涛の18時間バス移動という試練が待っているから…。

 

 きっつ!!

 

 

ちなみにペルーで「絶対に下痢がとまる薬」というシロモノを買っていたのだが、

絶対に止まるけど、絶対に便秘になるという副作用付き。

 

抗生剤もあるけど、4錠しかなくて貴重なので、

とりあえず自然治癒にて療養することに。

 

 

 

 

 

 

 ホテルの天井を見上げる。

 

 

 

 

夜中ほとんど寝れなかったため、

そのまま夕方までほとんど気絶したように眠る。

 

 

 

だいぶ寝ていたけど、

まだ誰も帰ってこない…。

 

 

陸路移動も控えてるので、16時頃にのそのそ起き、軽くごはんを食べることにした。

 

  

 

 

日本から持参したフリーズドライのカニ雑炊と豚汁

気圧が低いのでパンパンに膨れてる…。

お湯を注いでできあがり。

 

 

 

で、カニ雑炊

 

 

 

ずずずっ…

 

 

 

 

 

うめぇぇぇ……(涙)

 

うまい、うまいよ…

カニ雑炊、うますぎるよ…(涙)

 

 

 

 

 

 

 

続いて豚汁。

 

ずずずっ…。

 

 

 

 

うめぇぇぇ……(涙)

 

 

豚汁、うますぎるよ(涙)

 

 

 

 

結論としては、

ほとんど消化されないまま出て行ったが(汚くてすいません)、

それでも胃にやさしい日本食でなんとか少し元気を取り戻す。

 

 

 

 

しばらくしてみんな帰ってきた。

ホクちゃんだけボリビアに行く時間がないのでここでお別れ。

ちなみに同じペルーにある「ナスカの地上絵」を見に行くとのこと。

 

しかもクスコ観光ツアーがかなり時間おしたらしく、

シャワーをざざーーっと浴びた後、ドタバタと出て行った(^^;)

 

 

 

ホクちゃん、お世話になりました。(by OPP)

 

 

さて、残りの4人でボリビアに移動します。

バスで18時間…このおなかで耐えられるか…。