いつ爆発するかわからない腹を抱えたまま、
ペルーのクスコからボリビアの首都ラパスまでバス移動します。
所要18時間。
しかもクスコからさらに標高が上がる。
ツアーペルーというバス会社のバスを予約
後輩が手配してくれました。ありがとうございます。
なお、飛行機という移動手段もあったものの、
途中にある「チチカカ湖」が見たい!ということで陸路移動にしました。
チチカカ湖とは…、
ペルーとボリビアの国境にまたがる淡水湖。
その大きさ、約8,600㎢、琵琶湖のおよそ13倍!
しかも標高3,810m!
うう~ん、見たい!!
でも外務省の海外安全情報によるとこんな記述が。
~外務省の海外安全ホームページより(2017.5 当時)~
観光名所であるチチカカ湖畔のコパカバーナ市においても首絞め強盗や偽警官等による窃盗の被害が報告されています。
また,定員10人程度のミニバス,又はタクシーを使って客引きをし,乗客を誘拐・監禁して現金や貴重品を奪った上,キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号を教えるよう脅すといった「待ち伏せ誘拐」も発生しています。
同市を訪れる際は,個人旅行よりも大型バスで移動するツアーに参加することをお勧めします。
先生、わかりました!!!!!
大型バスで移動します。
てことでツアーペルーのバス。
実に大型のバス。
まぁそもそもトイレがないと思われる小型バンだと、
私の腹がもつかどうか…。
さらにペルーとボリビアの国境にはもう一つ問題がある。
「デサグアデーロ」と呼ばれる国境では、
国境警察官による恐喝が発生しているらしい。
国境を超えるときに、警官に別室に連行され、
身ぐるみはがされる、というおそろしい噂…。
絶対行きません。
ということで別の国境「ユングーヨ」経由で。
こちらは特段の悪い噂はなし。
基本的にチチカカ湖に寄ろうとすればこちらの国境になるそうです。
チチカカ湖観光するか、
国境警察官に恐喝に合うか、
(迷いようのない)究極の二択!
クスコのバスターミナル
ということで出発!現在22時!
とにかく夜はずーっと国境に向けてひたすら走る走る走る。
が、おなかに違和感がある私はイマイチ眠れない。
というか夕方15時まで寝てたから眠くないというのもある。
その横で睡眠力抜群のたけちゃんが速攻で寝る(笑)
旅をしていて「睡眠力」というのがいかに大事か思い知った。
寝れれば体力も復活するし、
体感する移動時間も短縮できる。
私は基本的に場所を選ばず寝れるタイプだけど、
横になっていないと眠れない。
すなわち、
ベッドでも床でも座席でも、体が地面と水平ならどこでも寝れる。
明かりがあっても、周囲の音がうるさくても割と平気。
だけどバスとか飛行機とかイス状のものではイマイチ寝れない。
なので睡眠力はおそらく中の中か、中の下。
その点、たけちゃんはマジでどこでも寝れる(笑)
睡眠力バツグン☆
うらやましいです…。
そうこうしているうちに朝には国境に到着。
国境には「Peru」のモニュメントが。
ホクちゃんがいなくなった4人で
さよならペルー!
国境の間は歩いて移動 200mぐらい
こんにちは、ボリビア
で、しばらく走るとチチカカ湖
でっか~い!!てか雲近っ!!
さすが標高3,810m!!
バスを降ろされ、この極小ボートで対岸に渡る。
狭い船内
バスは別便で移動。
木でできたボートな上に、見ててとても不安になるバランス…。
その中に我々のでかいリュック入ってるんで絶対沈まないでください(笑)
で、無事チチカカ湖を渡りました!
その後、5~6時間ほど走り、ボリビアの首都ラパス到着!!
ホテルつきましたー!
お腹もなんとか持ってくれました!
夕食はピザとビール
偶然、ホテルの近くのピザ屋が
ラパスでも有名なピザの名店だったらしく、
かなりおいしいピザを食べることが出来ました!
ちなみにお腹は治ってなかったので(でもビール飲んだw)、
またも消化されないまま出ていきました。
もうこれは薬に頼るしかない!と、
抗生物質を1錠飲んだところ、見事完治。
抗生物質マジすげー!
1錠で効果バツグン!!
発明した人(学校で習ったけど名前忘れた)、マジ尊敬、そしてマジ感謝!!
明日は元気なお腹でラパス観光です!