宇都宮からクルマで約40分程、真岡市に行って来た。真岡と言えば・・・
SLの走るまち
でお馴染み。下館から茂木を結ぶ、真岡鐵道と言う第三セクターがあり、1988年3月まではJR真岡線だった。
ちなみに鉄道会社名が旧字体なのは、鉄は金を失うと書く事から、それを嫌う会社があり、真岡鐵道も旧字体になっているらしい・・・。真岡線の中心駅であり本社も併設されているのが・・・
真岡駅
この駅に前から訪れてみたかったスポットがあり、7年来の悲願を果たした。
真岡駅もご立派!(妻が感動していた・・・)
駅舎やミュージアムがSLがモチーフになっており、見るからに楽しそう♪
今日行った理由は、ここで3年ぶりに開かれるイベント
SLフェスタ
を見るためで、土日祝に走るSLもおかは時間的にタイミングが合わず、これだけ断念・・・(なみだ)。
で、キューロクとは何ぞや?そう思われたでしょ?これは大正時代を代表するSL機関車9600形の呼称で、こちらには1920年製造(大正9年!!)の
49671号機
を看板として、様々な車両が展示されている。ちなみにこのキューロクは何と動かす事が出来、車掌車にお客さんを乗せ、連結して構内を行ったり来たりしていた。
イベントとあって、他の鉄道会社も参加してグッズ発売を行っており、画像以上に結構賑わっていたね~。キューロク館内のグッズ売り場も盛況の様子。
展示車両は、まずボケてしまいアップを割愛したものでは、デゴイチことD51、ディーゼル機関車のDE10、貨物車両や車掌車・・・。
そうそう、ビックリした貨車があった。まさか栃木で・・・
一畑電鉄(通称:ばたでん、島根県にある民鉄)
の表示を見るとはね・・・何か嬉しい(笑)。
懐かしい客車と再会した。80年代半ばまで見掛けていた
スハフ44
まだ岩手に引っ越す前、たまに行っていた時に見掛けたなあ。。。ED75が牽引してさ、上野発青森行の普通列車で運用されていたりね・・・懐かしいねえ。。。
車内はクリスマス仕様で華やかになっていたが、こういう感じだったな。ボディを見ると・・・
五稜郭車両センター
の表示が・・・来年春に廃止される五稜郭車両所の事だ。JR北海道の経費削減の一環で、苗穂工場に統合されるんだってね・・・世知辛いですなあ。。。
所属は函館運転所(現:函館運輸所)だと判明!
色々なイベントが行われていたが、僕的メインイベントはこれ!!
キハ20、30年ぶりにエンジン稼働実演!!
JR真岡線で使用されていた気動車キハ20(1958年デビュー、ボディが首都圏色のまんま!)が引退後ここで余生を過ごしているが、老朽化が進み、動かす事は無かった。が、真岡鐵道の方達が手を尽くし、エンジンの再稼働に成功したニュースは大きな反響を呼び、このイベントで来場者にエンジン稼働を実演すると(1時半と3時の2回)聞きつけたのね。
絶対聴かなきゃ、一生後悔する
僕は午後1時半からのを場所取りをして、スマートフォンで録音した。すぐそばに居たので、ガソリンの匂いは強烈だったが、何て事は無い。今の気動車と違い、けたたましさが素晴らしい!これも凄く感動した!!(30分程エンジンが掛かっていたが、これもサービス精神!?賞賛に値するし、昭和の音百選へ勝手に認定・笑)
(※真岡鐵道公式ちゃんねるより)
気動車(ディーゼルカー)は非電化区間で走る列車で、妻は・・・
電車、いつ音が鳴るの?
と言うので・・・
電車じゃなく気動車だよ!!
と訂正したけど・・・(苦笑)。
駅に入ってみた。入場券は不要で、誰でも自由に入れる。良心的で嬉しい限り。
遊び心溢れる駅。床は線路をモチーフにしたデザイン・・・楽しい駅だ♪
ホームに入ると、丁度列車が到着。ダイヤは1時間に1本程度、車両は気動車モオカ14形。一瞬竈門炭治郎を彷彿させる、とても個性的なデザインが目を惹く。
僕が一番好きなのは小田急電鉄で、それは一生変わらない。しかし、ファンになった鉄道会社は増える傾向にある。三陸鉄道、東京メトロ、東急電鉄、阪急電鉄・・・etc、それにまた一つ真岡鐵道が加わった。(JRは別格)
SLフェスタ、来年も行こう。そしてSLもおかに乗ろう!よし決めた!!
栃木県内では東武鉄道やわたらせ渓谷鉄道、野岩鉄道と言った民鉄や三セクが手つかず。東武に関しては日光方面が未踏破なだけだが、これ等は来年の課題に取っておこう。。。