日本ファミリーオフィス協会 -69ページ目

エール大学の学部入試の説明会が東京で行われる

今週木曜日にはエール大学とダートマス大学の入試説明会が東京で行われる。従来、こういう機会があったのかどうかは知らないが、私は初めて知った。アメリカで学部レベルの教育に特に重点を置いているのがエールとダートマスなので、その入試担当者が東京で説明会を行うのは意義深い。


アメリカは大学ランキングが好きなので、いろいろな会社が独自にランキングを発表しているのだが、だいたい学部はエールで大学院はハーバードがトップにランクされている。もちろん、大学院は分野によってかなり順位の変動がある。エールはロースクールが有名だし(ブッシュ、クリントン、ヒラリーなどを輩出)、ハーバードがトップの分野はほとんどないようだが、総合順位ではハーバードが一位になるようだ。


アメリカの高校生が受験するセンター試験のようなものがSATだ。最近はアメリカも大学のレベルが二極化し、難関校はさらに難しくなっているようだ。SATで満点を取っても最難関のエールに落ちる人が多く、これはアメリカでニュースになっていると聞いた。何とも想像を絶する話だ。


そんな難関を突破した人はアメリカのリーダーになるのだろうが、彼らは勉強ができるだけではない。だいたい「一人一芸」を持っているのに驚く。それがピアノであったりゴルフであったりアメフトであったりする。そんな学生を傍目から見て、私などは世界って広いんだな、とため息をついていたことを思い出す。


そんな経験を18歳でできるのは素晴らしい。日本人の高校生でこういうアイビーリーグのトップ校に入れるのはまさに「スーパー高校生」だろうが、そういう若者が増えれば日本も活性化するのではないか。ただし、そういう若者は日本には帰ってこないかもしれないが。





赤祖父俊一さんの「正しく知る地球温暖化」-IPCCの誤り

しばらく前にでた本だが、赤祖父・元アラスカ大学教授の「正しく知る地球温暖化」を読んだ。赤祖父さんはオーロラの世界的権威で、私も経団連の講演会で一度お目にかかったことがある。科学者はIPCCの地球温暖化説に懐疑的な人が多いが、赤祖父さんはその急先鋒だ。確かにIPCCは温暖化の科学的知見を探求する場から、政治的な場になっていることは批判されている。


赤祖父さんの主張は概略以下の通りだ。現在の地球温暖化は長期的な気候変動の一部であり、1946年ころから始まる二酸化炭素の増加はほとんど寄与していない。だが、これほど問題が大きくなったのはマスコミの偏向報道のせいだ、というものだ。私も、北極のシロクマが大量に死んでいるというテレビ番組を見て驚いたが、実際はこの手の番組は事実を正確に伝えているものではないそうだ。シロクマはむしろ増えているという。


もう20年以上前になるが、ロンドンエコノミスト誌が、地球温暖化は太陽活動の活発化が原因という記事を載せ、私も精読した。確かに太陽活動と地球の気温は密接に関係している。太陽活動が弱まった1940年から1970年にかけては二酸化炭素濃度は高くなっているにも関わらず、気温は下降している。1970年くらいには「氷河期がくる」という予想が多かった。


となると、鳩山首相の二酸化炭素25%カット政策は、日本の産業力を弱めるだけのものとなる。アメリカ産業界が温暖化対策に消極的なのは、温暖化と二酸化炭素量増加には大きな因果関係はないという科学者の説を知っているのも一因だろう。私はアメリカ留学中に地球温暖化で修士論文を書いたが、エールでの指導教授であるノードハウス教授(サムエルソンの「経済学」改訂者)は、温暖化の原因が分からない現状では何もしないのが現実的な方法、と明確だった。こういう経済学者の意見もアメリカ政府や産業界は参考にしているだろう。


地球温暖化をめぐってはあまりに議論が政治に偏っている気がする。まずは科学的知見の深化を進めてもらいたい。現在の温暖化が太陽活動の活発化を中心とする気候変動が原因ならば、対策も自ずと変わってくるはずだから。

今年はエール大の学部に5人前後入学ー高校生の留学希望者が増える

今日の日経新聞の一面「こもるなニッポン」では、現在のハーバード大の学部一年生に日本人が一人しかいないことが指摘されている。確かに昨年まではエールもハーバードも学部に入るのは毎年一人くらいだった。ところが今年は少し状況が変わった。エールも5人程度入学予定だし、ハーバードに合格している高校生も同数程度いると思われる。


これは、例えばエールの日本同窓会のメンバーが優秀な高校生を勧誘していることも一因だ。先日のエールクラブでお会いしたが、学部がエールで大学院がハーバードの日本人女性が留学支援の会社を立ち上げたそうだ。彼女の活躍にもより、今年は東京や神戸の有名進学校から受験するトップ高校生が増えたという。


エールもハーバードも学部で毎年5人程度日本人が合格できるようになれば、日本の優秀な高校生がどんどん受けるようになるだろう。エールは来週、東京で入試説明会を行う。高校生もかなり来るだろう。私も卒業生としてこういう動きを微力ながら支援したい。


まさに「こもるなニッポン」だ。私のように就職して20代後半で留学したのでは、もう耳がだめになっている。以前、作家の本田健さんから聞いたが、21歳以降に留学しても耳がついていかず、なかなか外国語はマスターできなくなるという。だから18歳のときに留学できれば、語学の問題はなくなるだろう。しかも、アメリカのトップ大学に入れれば、世界レベルの教授と世界レベルの学生に囲まれ、切磋琢磨できるのは魅力だ。日本の野球選手が18歳でメジャーデビューするのと同じようなものだ。


これからの日本は、人材で生き延びていくしかないだろう。東大もエールと提携を結んで人材交流をしているが、まだまだ不十分だろう。1年間の交換留学では多くを学べず、現状では直接アメリカに留学しないとならないだろう。優秀な高校生が日本に貢献するような人材になる助けをするのも、我々先達の役目だろう。


弁護士の過払い返還請求の成功報酬でトラブル頻発ーやはりこういう問題が起きた

最近は弁護士の宣伝も許可され、テレビなどで債務の一本化や過払い返還請求ができると謳う弁護士事務所が数多く出てきた。これは国際的な流れで問題はないと思うが、別の問題がやはり発生した。過払い返還請求で成功した場合の弁護士報酬をめぐるトラブルだ。一般の債務者がダブルパンチを食らっているようだ。


やはり背景には急激な弁護士数増による、稼げない弁護士の増加があろう。そもそも、司法制度改革でもっとも懸念されたことだ。毎年、3000人弱の弁護士が市場に出ても、字件数はそれほど増えない。溢れた弁護士は生活のために強引な営業、強引な請求をしてくる。ある意味、仕方のないことだ。


次期の日弁連会長に宇都宮氏が選ばれたのも、氏が「弁護士数の半減」を公約に掲げたからだ。これで地方の困っている弁護士はこぞって宇都宮氏に投票したという。でもこれはおかしな話だ。単なる既得権益を守りたいだけで、弁護士の質向上には結びつかない。いつまでも「先生業」をしていたいという地方の弁護士の声だ。


一般人は弁護士とは縁遠いが、超富裕層にとっては身近な存在だ。でも、ほとんどの超富裕層が「いい弁護士はいないか」と聞いてくる。人脈のある超富裕層でもそうなのだ。裏を返せば、それだけ質の高い(法律知識ではなくサービス業として)弁護士が少ないということだ。弁護士は、今回の司法制度改革を逆手にとって弁護士の質向上につなげるチャンスではあったが、どうも既得権益を守る発想しかなかったようだ。


これでは日本の弁護士業界の先行きは暗いというしかない。顧客重視の弁護士は育たず、いかに自分の利益を守るかだけでは顧客たる一般市民や企業の信頼は得られない。しばらく「いい弁護士はいないか」という声が日本からなくなることはない。まあ、それだからこそ、いい弁護士の紹介がファミリーオフィスの仕事になるのだが。

六本木「香和」に初めていくー有名人もお気に入りの店

たまたま日曜日に六本木のニューハーフショーの店である「香和」に数人で行った。この店の前は何百回と通ったことがあるが、何かのきっかけがないと当然入らない。六本木には同じく「金魚」という、はとバスツアーで有名な店があるが、最近はこの「香和」がはとバスのルートにはいっているようだ。


午後6時に入店し、食事をして待つこと30分、ショーが始まった。ニューハーフだけの店だと思いきや、店員は普通の人だ(当たり前か)。ショーも普通の男女の方が多く、ニューハーフは5人くらいだ。舞台が動くので相当訓練していないと大怪我をする。皆、何年か修行している感じだ。


何か「見てはいけないものを見てしまった」という感じではなく、歌舞伎的な雰囲気だ。そのせいか、客には常連も多い感じで、有名人でも演目が変わるごとに見に来る人もいるようだ。問題のニューハーフとはどういう人かと思いきや、いたって普通の経歴の人が多い。前職は普通のサラリーマン(銀行員など)だ。


中にはベテランもいて、50歳近くのボスがいるのだ。この人は、はとバスに乗り込み、バスガイドをしながらここまで連れてくるのだ。さすがはベテランだ。確かに7時ころ団体客が入ってきて驚いたが、これがはとバスの人々だろう。私もはとバスの表示で「ニューハーフショーと東京の夕べ」みたいなものを見たことがある。六本木のあたりを毎日走っているのだ。


自分の知らない世界を見るのはいいことだ。



ユダヤ人になった石角莞爾弁護士

数年前にハーバードクラブの元会長の加藤祐一さんから石角弁護士(ハーバードロースクール卒、元通産省)を紹介され、お目にかかった。その時に、ユダヤ人にならないとこれからの国際ビジネスの波に乗っていけないと言われた。私もアメリカにいる2年間、指導教授はユダヤ人ばかりだったので、「そうかもしれませんね」と言った記憶がある。


ところが、何年か経って石角さんが本当に「ユダヤ人になった」ことを知ってひどく驚いたのだ。「ユダヤ教を信じる」人がユダヤ人なので、日本人でもなれるわけだ。思い起こせば、当協会の第一回研究会の講師が石角さんだった。その時にはまだユダヤ人になっていなかったので、そんな話もなかった。アメリカのボーディングスクールについての話だけだった。


確かに、国際金融ビジネスをしていると、そこはユダヤ人の世界だ。ハーバードでも教授の3割、生徒の2割がユダヤ人だと言われている(人口比ではアメリカ人の1%にすぎない)。歴代学長でもユダヤ人が多い。私もハーバードの寮にいて、いろいろな人と話をしたが、できるのはたいていユダヤ人だった。


日本でハーバードの教授として有名なエズラ・ボーゲル(「ジャパン・アズ・NO1」)に言わせると、ユダヤ人の教育方法がいいからということになるが、ユダヤ人から学ぶべき点は多い。私も指導教授がユダヤ人だったので(特に経済学はユダヤ人の独壇場だ。サムエルソンやロバート・シラーなど有名教授はまずユダヤ人だ)、間接的にはいろんなことを学んだ。もちろんボーゲル教授からもだ。


日本で「ユダヤ人になった」とかいうと、ほとんどが「何?」という感じだが、戦略的に考えると決して奇異なことでもないのだ。

自民党の退廃ー代返に離党、事務所移転

民主党も政権を取る前には、有権者の耳に聞こえのいい事を言っていたが、さすがに化けの皮が剥げつつある。ここが自民党の唯一無二のチャンスと思いきや、自民党もだめだ。中核の与謝野さんまで離党することになると党の力は大部落ちてしまう。かつての大ボスだった青木さんも(わがマンションでよくお会いするが)代返疑惑がかけられている。ああいうことは、従来もあったのだろう。


先週、先々週と私のマンションの同じフロアに事務所を構える自民党大物代議士(一人は落選中)が引越しをした。何年にもわたりお目にかかっていたので寂しい限りだ。他方、民主党の大物代議士も二人いるが、こちらは引っ越さないだろう。今では人の出入りも逆転していることに気づく。


今こそ、自民党は相当な危機感を持たねばならないと思うが、やはり1993年の下野の時も1年で政権復帰できたので、また何とかなるという思いはあるだろう。しかし、小沢も失敗の経験を糧にしているはずで、今度は同じ失敗はしないのではないか。敵失を期待しても政権奪回への道は遠のくばかりだ。


また、これは日本全体に言えるかもしれないが、自民党にも人材が少なすぎる。谷垣さんがだめといっても次がいないようでは、このまましかない。むしろ民主党の方が党首になれそうな人がゴロゴロいる。これでは、参議院では多少持ち直すだろうが、大勢を変えるまでにはなるまい。


ともかく、自民党に復活してもらわないと民主党も刺激がなくなり、いい政治もできなくなる。これは国民の不幸だ。河野太郎でも誰でもいいので、誰かに自民党を立て直してもらいたい。新党にはなかなか期待はできないだろうから。

投資信託の専門家から久々に澤上篤人さんの噂を聞く

今週はたまたま投信の専門家二人と懇談をし、同時に澤上篤人さんのことを聞いた。最近でこそ、株式市場は活況を呈しているが、これは本当にここ一月くらいの話で、基本的にリーマンショック以来、投信会社の経営は最悪の状況だ。その中で、ほとんど一人勝ちしているのが「さわかみファンド」のようだ。


これは、澤上さん個人のパーソナリティに因ると思われる。あの話のうまさとマーケティングだ。土日は全国のどこかで長期投資の講演をしている。著書も多いがすべて内容は同じだ。いろいろな出版社から出している。私もかつては澤上さんの勉強会に参加していた。澤上さん中心に編集している雑誌「インベストライフ」の初期(2003年から2005年)には同誌への投稿もしていた。


私が、澤上さんの勉強会に行かなくなったのは、澤上さんが長男をさわかみファンドのファンドマネージャーにしたからだ。投信業界の人なら誰でも知っているが、一般にはまだ澤上さん自身がファンドマネージャーとして株の売り買いをしていると信じられている。でもあの講演回数ではとてもそんなことはできない。本当にお客様のことを考えたならば、息子とはいえ、素人を自分の後継者にはできないだろう。


今週会った二人の投信専門家は、まさにそこを指摘していた。一般の人は澤上さんの長期投資の理念に共感してさわかみファンドを買っているのに、実際にはサーファー出身の息子やその他の人がファンドマネージャーをしていると知れば、さすがに驚くのではないか。そこに、自分の命の次に大事だと思われるお金を預けたりしないだろう。この一般の人の誤解を何とか正さなければいけない、と二人の専門家は話していた。


私としては、かつて澤上さんにいろいろと教わった恩もあるので、賛成も反対もできないと応えたが、また株の世界では「プロが必ずしも素人より正しい」とは言えないという話をさせて頂いた。


そのひとつの証拠として、何年か前にプロの澤上(父)はトヨタは買いだと言い、素人の息子はトヨタは将来性ないよ、と主張していたそうだ。今になれば、この点に関しては素人の息子の方が正しかったわけだ。素人恐るべしだ。


まあ、とはいってもトータル的にはプロの方が勝つ「確率」は高いと思われる。どの投信を買うかは、買う方の自己責任なので、投資するときには細心の情報収集をして判断しなくてはならない。

ジョン・ブラッドリー氏のいい話ー日米戦争も今は昔

硫黄島の戦いの英雄であるジョン・ブラッドリーさんのご子息である、ジェームズ・ブラッドリーさんのお話の中でぜひ紹介したい逸話があった。ジェームズ氏はアメリカのノートルダム大学に行き、そこが上智大と交換留学の制度があり、かつ日本にも興味があったので上智に来た。そのときに日本人の彼女ができて、夏休みに実家のウィスコンシンにその彼女を連れて行ったそうだ。


その日本人の彼女は、アメリカまで来たものの、この人のお父さんは硫黄島の英雄で日本のことをよく思っていないに違いないと考え、お父さんに会おうとしなかった。ありうる態度だと思われる。


ところが、英雄のジョン氏は、「確かに自分の一番の親友は硫黄島で日本軍の捕虜になり、拷問されて死んだ。しかし、それは昔の話だ。あなたは全く戦争とは関係ない人なので、どうぞお話しましょう」と家に招き入れたそうだ。何とも英雄らしい話だと思った。


そもそも、仮に日本のことを嫌いだったら、息子の日本留学など認めるはずもない。事の本質を見る力があるということだ。しかし、戦争を知らない我々には分からないが、殺しあった相手の国を許すのは並大抵の器量ではないだろう。


あのパパブッシュ(元大統領)も、何かのインタビューで言っていたが、彼も硫黄島の戦いに参加し、日本軍に撃墜され、一昼夜生死の境をさまよったそうだ。それで日本人を大統領になるまで許せなかったと言っている。大統領になり、訪日して日本人を知るうちに、日本人は実は悪い人ではないと分かったようだ。それが普通だと思われる。


英雄ジョン・ブラッドリーは、真の英雄だったというエピソードだ。







日本の「超」富裕層に対する「超」誤解ー彼らは驚くほど質素

先週、あるパーティに出て多くの人から同じ質問を受けた。超富裕層をご存知ならばわが社のこの商品(クルーザーやプライベートジェット、高額な保険などなど)を買うように薦めてほしい、というものだ。この不景気で消費するのは超富裕層だけだろう、という前提のもとでだ。


私がよく言うのは、超富裕層には2種類ありますよ、ということだ。想像のように高級品を持ち、自己顕示欲の強い人(最近のお金持ち)と質素に目立たずに暮らしている人(伝統的なお金持ち)だ。私がお客様にしているのは後者の超富裕層だ。前者はすぐに富裕層でなくなる可能性が大きく、また付き合っていても学ぶことが少ないからだ。


但し、前者(最近のお金持ち)はよくマスコミに登場する(自己顕示欲の塊なので売り込みもする)ので、一般の人はこういう人が「本当のお金持ち」なのかと思ってしまうのだ。高級品を売る人は確かにこういう人々をターゲットにすべきだとは思うが、長期的な関係は築けない。数年で破綻する可能性が高いからだ。


だから、長期的に高級品が売れる会社は、伝統的な超富裕層を顧客にしているところだ。彼は商品を見る目が厳しく、本当に価値のあるもので合理的な価格のものしか買わない。それはブランド品であったり、そうでなかったりする。逆に言うと、伝統的な超富裕層に好まれるブランドは長期にわたり残る可能性が高い。


よく超富裕層のお客様と話をしていると、あのブランドは昔はよかったが最近は質が落ちたので買っていない、といわれることがある。不思議なことに、そのブランドの会社は確かに業績を落としているからすごい。私のようなサービス業でも、伝統的な超富裕層のお客様はしっかり見ている。だから、昔はよかったが、、、と言われた時は会社が終わる時だと考えている。


まあ、だからこそ日々の仕事に緊張感が持てるのだ、というと多くの人は何となく納得する。そういう伝統的な超富裕層はどこにいるのか、とかいう質問も受けるが、市井の中にいるんですよと煙に巻く。相手は不思議に思って、多少私に興味を持つというのがいつものパターンだ。