12ハウスに天体が入っている場合の解釈について聞かれることが大変多いです。
12ハウスってやっぱり、「秘匿」みたいな、表に出ないというイメージ(イメージというか実際そうですし🍣)なので、そこに太陽が入るって、もうなんかどう解釈したらいいのか…とか。変革を表す天王星の場合は…みたいな。
一番分かりやすいのは海王星でしょうね。
ということでとりあえずは、最近聞かれたのもあって12ハウスの太陽に関して今一度考えてみます。
太陽は誰しもが知る天体で、「星座占い」に使われる天体でもあります。
そして12ハウスは秘匿とかアングラとか、大体ろくでもないイメージというか…
目立たないし一人っきりだったりするし、つかみどころがないイメージでしょうか。
逆に太陽は本人のパブリックなイメージにも関わるので、それが12ハウスって真逆じゃん!?
それって結局どういうことなの!?となりやすいのかもしれません。
私は分かりやすく言うためには講座でも「ひっそり生きていきたいタイプの人」と言ったりしますが、当然解釈はそれだけではありません。それだと、太陽の「自発的に輝く」部分を全く無視したものになってしまいます。
何かの記事でも書きましたが、太陽とはすなわち、「そこに光を当てる」と考えるのですね。
太陽が12ハウスにあるなら12ハウスマターの事柄に光を当てるということ。
つまり、別に必ずしも自分の12ハウスである必要はなくて、世の中の、もしくは誰かの12ハウスの象意について光を当てる、でも良いのです。
今まで見かけたことがある12ハウス太陽の人の職業は営業、タレント、YouTuber、学校の先生など、およそ「ひっそり」とはかけ離れたものが多かったのです。
ひっそりしていると言えば、例えば作家、占い師などが当てはまるでしょうか。
これらの職業に当てはまることは、人前に出ている時間はそのための準備の時間に比べてはるかに短いということ。
そして、営業にしてもタレントにしても、人の不安やネガティブな気持ちに光を当てる仕事である場合が多いということ。
このいずれかに当てはまることが多いように思います。
ネガティブな気持ちに光を当てるというのは、それをあぶりだしておいて、ではそうならないようにしましょうという建設的な、つまり1ハウスに向かえるようにしてあげることなのかもしれません。もしくは、その気持ちはそのままでもいいんだよと言える寛容さを発揮することなのかもしれません。
いずれにしても次の1ハウスに向かってどうするか？ということを考えさせることが12ハウス太陽の人がやるべきことなのではないかと思います。
天体が入るハウスには必ず課題がある、と言われますし実際にその通りだと思いますが、流れがあるのでそのハウスのことさえやっておけばよい、ということではないように思います。したがって、次のハウスに行くにはどうしたらいいのか？と、一歩先を見据える視点も必要なのではないでしょうか。
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