何事も遅すぎるということはないので

転職するなら30代半ばがギリです、というような発言を見かけたんですけど。

何をするにも遅すぎるってことはないはずだし、実際それ以上に年齢を重ねても転職してうまく行っている方をたくさん見ているので、「何言ってんだコイツ」ってなるんですけどね。私はね。

転職するのって、キャリアのリセットではないと思うんですよ。

確かに給料下がることが多いですけど、日本は特に。

でも、だからって別にリセットとは限らないじゃないですか。

普通にキャリアアップじゃね？と思うんですけど。

私は自分が転職しまくってるからそのリスクも分かってはいますが、だからと言って「30代半ばがギリです」っていうのはさすがに暴論だなと思います。

別にいいじゃんね。

ただ、タイミングは見計らった方がいいなと思います。

今辞めたら転職苦労するだろうな、っていう星のタイミングもあるし、でも「今こそ！」の時もあるのに「ボーナスもらってから…」みたいな、タイミング逃すパターンもあるし。

だから、自分の星がどうなってるのか、どういうタイミングに来ているのかって、何かを変えようとか興そうとかするときには見ておいた方が安心できます。

結局星を見るのも、天気予報と同じなんですよね。

あ、今日は傘がいるかもなと思ったら折り畳みを持っていくのか大きい傘を持っていくのか。

持っていかないという手段もあると思います。

占い師に「どうしたらいいですか？」と聞くよりは、「どういう予報になってますか？」というつもりで聞くと良いかもしれません。

結構「どうしたらいいですか」って言われるんですけど、まぁそこはリスクを冒してでものタイプの人なら「行ったらんかーい」ってなるだろうからいくらこちらが「慎重にどうぞ」と言っても振り切って行動するだろうし、慎重派の人なら「いや、でも…」と石橋をたたきまくってちょっと欠けたら「ほら！欠けましたよ！やっぱり危ないですよ！」って言うだろうし。

安全に生きていきたい人は冒頭のような「30代半ばがギリ」に賛同するかもしれませんが、じゃあ体調を崩したりいろいろな事情が重なったりしたときにもそんなこと言うんですか？って話なので、そうした外的要因と内面とをうまくかけ合わせて「どうしても転職したいならこの辺」というアタリをつけるのが占い師の本来の仕事ではないのかな、と思います。