昨日は鑑定だったのですが、その時に少し出た話。
古典占星術の場合は吉凶をはっきりと占断します。
古典が使われていた時代にはその方が良かったのでしょう。
しかし現代は、ほとんどの国で自分のやりたいこと、やり方、職業や生き方が選択できる自由な時代です。
そうすると、生まれ持ったものを良い悪いで考えるよりも、それをどう生かすと一番効率が良いか、もしくは星の通りになるかということを考えた方がポテンシャルを生かせるんですよね。
その弊害として、勉強するときに困るのが「象意が幅広い」ということ。
今はそこまでお金至上主義でもなくなってきているので、お金をどうやったら稼げるか?ということよりも「どうすれば自分らしいと言える生き方ができるのか」という方向へ悩みの質が変わってきています。
今の時代のような変遷期には、アーキタイプ的生き方とそうでないまだ少数派の生き方があって、明らかに少数派の方が生きやすいように思えたとしてもなんとなくこれはおかしいのではないか?と疑問を持たざるを得ない構造になっています。
本当はおかしくなんかなくても、むしろそれをとがらせることによってその人にしか築けない地位や立場を得ることができるかもしれないのに、途中で「???」となってその道をやめてしまう、ということが往々にしてあります。
そこで、ホロスコープなどの命占を使うとその人の特徴が明確に分かるので、それを組み立てることによってどんな職業が向いているかとか、どういう生活をしたい人なのかということが浮き彫りになります。
大体の場合は「確かにそれは理想です」というようなことになるのですが、何かしらの根拠があって「あなたはこうした方がいいですよ」と言われる方がしっくりくるものです。本当はみんな、自分で分かっているはずですけどね。
古典ではもう少し、本当に「占断」という言葉がしっくりくるような判断の仕方をします。ない職業を編み出すという発想よりも、社会の枠組みの中に自分を合わせるという考え方の方が近いです。
しかし現代はそういうわけにはいきませんし、古典占星術を専門にしている人であっても、今時そのような読み方をする人はほとんどいないと思います。
昔はなかったけど今はある職業、またはその逆で昔はあったけど今の世の中にはすでになくなっている職業があります。
ということは、自分で職業を作っていくのもまた、時代の先取りとしては良いのではないかと思います。その時に、どこかのプラットフォームを使うのも良いですが、ある程度自分で型ができたら自分でそのプラットフォームを作ると、さらに社会貢献度が増します。
西洋では「労働」は罰ですが、日本はそうではありません。
うちの受講生で「労働は生きるものの義務」と言う方がいらっしゃいますが、むしろ、労働は生きるものの喜びであると考えても良いかもしれません。そう捉えられないのは、自分で好きな仕事を選べずに枠の中におさまっているからでしょう。
生きていくことと労働はほとんどイコールで、それは会社勤めをしているとか何とかということではなく、誰かのために何かをすることで成立するからです。人間は群れ社会であり特に日本は管理社会ですから、歯車からはみ出すことはほとんどできません。生きるにも死ぬにも必ず誰かの手を借りなければならないのです。
その中でもどのように生きていくのか?を模索する時間があまりにも長いと、その答えを見つけてから高速で実現しなくてはならなくなります。ある程度早いうちに指針を見つけておいて、そこから時々軌道修正のために占いを使えると、自己実現率が高くなると言えます。
「あなたはこうなります」と言えないモダンの占星術ですが、だからこそある程度は自分の自由と考えて、せっかく与えられた自由をどのように謳歌するか、誰にも侵害されないその権利をどのように使っていくのか、見つめる時があっても良いかもしれません。
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