２ハウスの本質

２ハウスはみんな大好き、私が誰よりも大好きな「お金のハウス」としてよく取り上げられる部分です。

ただし、お金のことだけがテーマなのではありません。

ここには本来才能とかこだわりという意味もあって、牡牛座とごっちゃになりそうな要素が含まれています。

だから実は恋愛のことを見る時にも2ハウスは度外視できない、ということは講座でも説明するし、お金を稼ぐ「やり方」ももちろん2ハウスで分かるけれども、それ以外の部分、そもそもどうして稼ぎたいのか？稼いで何をしたいのか？ということさえも、2ハウスで分かるんですね。

そうすると、単純に「お金のハウス」とだけ言えないことは分かると思います。

当然目の前のお金を稼ぐには？というテーマももちろん大事なのですが、お金というのは手段であって目的ではないはず。

お金持ちになりたい！という希望の根底には、

・働きたくない

・楽をしたい

・安心感を得たい

・優越感を得たい

・選択肢を増やしたい

・人のためにできることを増やしたい

というような、人によってさまざまな理由があると思います。

お金を稼ぎたい！ということがゴールなのではなく、お金を稼いで◎◎したい、がその先にあるよね？ということです。

逆に言えばその欲求が叶えられるのであれば別にお金を稼ぐ必要もないかもしれず、実際にそのようにして生活をしている人もいます。私に必要なのはお金ではなくゆとりだった、とわかって、いわゆる「丁寧な暮らし」に完全に舵を切る人もいるでしょう。それはその人の暮らしや人生や、自分に対するこだわりを追求した結果なので、それも2ハウスの管轄です。

2ハウスは本人が自由に使えるもの(リソース)という意味もあるので、まず大きなお金のことはここに含まない、というのも特徴です。

2ハウスは金星的であり、木星的な財産は動かすときにハンコを押したり申請をしたり、何かと面倒なことが多いので8ハウス的です。

そもそも2ハウスに天体がない人はどうしたらいいんだ、という方もいらっしゃると思いますが、そういう方は2ハウスカスプルーラーを「代替」として見ます。2ハウスに入っている天体として見なす、ということです。

これはまたどこかで単発のセミナーを作ろうと思っているので…まぁでも夏頃かな…どうかな…(だんだん小さくなる声)

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