6ハウスというと大体、ルーティンとか日常生活、もしくは雇用という風に習うし実際私もそのように教えますが、包括的に言うならこれは「事実の蓄積」の部屋と言い換えることができます。

 

 

エッセイ集を読んでいて思うのは、その人の経験は本人の12ハウスに入れられていて、そしてそれが何かの拍子に表出するということ。

おすすめされて読んだ「淋しいのはお前だけじゃな/枡野浩一」を読んでいてそう思いました。

 

こういう経験談を、居酒屋などで?あるいは会社などで聞かれてもないのに語る人って、「昔はよかった」的なこととか「俺も若いころは苦労したんだ」的なことを言って顰蹙を買うわけですが、これはそもそも聞かれてない=出すべきではない=12ハウスに入れたままにしておくべきことを無意味に出して(5ハウス)押し付けるからだろうと思います。

本に書くのは、読む側が読もうと思っているからむしろ開示してくれてありがとうございますなんだけど、昔はこうだったとかっていう人って、押しつけがましいから困るんですよね。周りが。

ここに5ハウスの悪いところが出ます。

 

 

やはり、6ハウス→12ハウスの流れとしては粛々と、淡々と、重ねた事実をそのまま12ハウスへ持ち込んで、それがいつか経験として土台になるかもしれないし(9ハウス)、エピソードトークとして語る時(3ハウス)が来るかもしれない。

あるいは、その人のその事実が誰かの役に立つ(11ハウス)かもしれないですね。

えっと…6ハウスから見て9ハウスは4ハウス目になるし、6ハウスから見て3ハウスは10ハウス目になるし、6ハウスから見て6ハウス目の11ハウスということです。念のため。

 

1ハウスから見た7ハウスは鏡ともいわれますが、自分がコントロールできないところ、ということでもあります。

2ハウスから見た8ハウスがそうであるように、6ハウスから見た12ハウスもコントロールできないところです。

事実はもう動かしようがないので、そのまま12ハウスの中に入れて、その中でどう扱われるのか…つまり、記憶から消えていくのか、それとも明瞭におぼえているのかというのは、事実が起きたその時にはすでにもう、コントロール不可能なところに来ていると言ってもいいと思うんですよね。…なんか、すごい回りくどいですね言い方が。なんとなく意味が分かってもらえると嬉しいのですけど。

 

 

私はこの歌人…俳人?の作家さんを知らなかったのですが、でもそこに歴然として作家・桝野浩一氏がいるわけです。だけど、私は知らないから私の中では枡野浩一氏という人は12ハウス的要素だったんですね。読むことによって彼が実在することが事実になったので、そこで初めて6ハウスの部屋に入れられたというか割り振られたわけですけど。

事実は、誰も目撃していなければそれを証明することができないのでないのと同じ、と言われます。

どこかで何かの星が生まれてその瞬間消えたとしても、それを目撃する人がいなければその星の生命はなかったことにされる。

でも、ある。

だからこれは12ハウスです。

誰かが客観的に「これは事実だ」と思えばそれは6ハウス的事象になるので、事実として認識される。

6ハウスの説明をするとき、千と千尋の話を持ち出すのですが、これも言ってみれば6ハウスと12ハウスのお話し。

働く=6ハウス

働くことでそこにいて良いという許可を得る=6ハウス

振り返ったら何もない=12ハウス

記憶の中にはある=12ハウス

というイメージ。

 

6ハウスは事実を淡々と、です。

その中に、いかに働いたか、いかに自分が美しく生きてきたか、といったことが包括されます。

そこに木星があるなら、事実を事実として認められやすいということになるし、冥王星が入っているならいかに自分が経験を積んできたかが本人のプライドになる。

天王星があるなら経験したことを何かの形に変換させるわけだし、太陽が入っているならどれだけたくさんの事実を積み重ねられるかが人生の充実度に関わる。

 

6ハウス=労働、のようにだけとらえていると「私は一生働かなきゃいけないのですか?」という質問になってしまうのですが、そうではありません。労働も一つの経験であり、社会貢献したという事実ですが、必ずしも労働の形を取らなくても経験はたくさん積むことができます。

だけどやはり、いろいろな人といっぺんにたくさん関わることができるのは、仕事を通してではないかなと思います。

だからこその、6ハウスの次の7ハウスが生きてくるのではないかと思うのです。

 

 

6ハウスに天体が入って「いやだなぁ」と思う人も、考え方の転換になればいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

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