カスプルーラーについて、

水瓶座、魚座、蠍座の場合はどう考えるかという話。

 

 

本来トラサタは本人の意識の中というよりは

潜在意識に近い部分にあります。

従って、カスプルーラーを使いましょう、と言われても

あんまりピンと来ないのではないかと思うのですが

そういう場合はサブルーラーを使います。

 

すなわち、土星、木星、火星ですね。

 

もちろん、ある程度年齢を重ねた人の場合は

トラサタも見る必要がありますが

若い人やネイタルでトラサタとアスペクトを取る個人天体がない場合は

実感がしづらいので…

とりあえずはサブルーラーで考えます。

 

 

例えばディセンダントが魚座の人の場合は

海王星をまずは見ますが、何となく分かりにくいという場合には

木星のある場所を見ます。

例えば海王星が4ハウス、木星が1ハウスに入っているなら

まずは恵まれた状態を環境からもらいやすい、ということになります。

こういう人の場合は育ちが良かったり、

恵まれた家庭環境であることが多いんですね。

 

ただ、物心ついてくると4ハウスの海王星が顔を出すので

自分の家なのに落ち着かないとか、

自分の家なのに居場所がない感じがするとか

そういう気持ちを抱くかもしれません。

 

この海王星が個人天体とアスペクトを取っている場合は

その理由や対処法が分かりやすいのですが

そうでない場合はまずは1ハウスの木星のことを頑張る、

ということになります。

 

ただこの場合、1ハウスの木星は

「目立つために体を大きくする」という意識になって

肥満になることがあります。

これは幼少期の癖になりやすいので要注意です。

人の視界に入るために、またはその存在を認識してもらおうとして

体を大きくするということは結構あるんですよ。本当に。

なので、こういう星を持つお子さんがいるなら

親御さんは注意して見てあげた方が良いでしょう。

 

 

こんな感じで見ていくと

地に足のついた星の使い方ができるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

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