本当のことや本質は、パッと見ただけではわからないところに在るのかもしれません。

「理解していないということを理解する」

いつもありがとうございます。
仙台・上杉・北四番丁・勾当台・山形　女性のための「職場の人間関係の悩み」専門　心理カウンセリング＆心理セラピールーム　Jewel Clover　心理セラピストの江澤さおりです。

こんばんは。

本当のことは、パッと見ただけではわからないこともあります。

本当のことは、目に見えるものの陰に隠れていることもあります。

だからこそ、相手のことを理解し、わかり合うためには、「理解していないということを理解すること」、そして、自分の目の前にかかっているモヤモヤや霞をきれいにして、素直な自分でいることの大切さを感じています。

「本当のことは、目に見えるものの陰に隠れている」例えば、スクラッチアートです。

真っ黒なスクラッチ面に印刷された線を、専用のペンでなぞると、下からカラフルな色やキラキラと光るホログラムの線が出てくる「削る塗り絵」です。

自分で絵を描いたり、色を塗ったりする必要がなく、削るだけです。手軽に遊べる癒し系の塗り絵として、今、大人気なんだそうです。

雑貨屋さんでもたくさん見かけます。

このスクラッチアート、私は小学生のときから手作りで行っていました。

画用紙に、赤、ピンク、黄色、緑など黒以外のクレヨンで一面を塗って、その上を黒のクレヨンで塗ります。

その上を、爪楊枝で思い思いに絵を描くと、黒のクレヨンが削られた部分から、カラフルな線が見えるんです。

下から、どんな色が見えてくるのかわからないこと、一面黒なのに夜空に浮かぶ花火のようにきれいに見えることが嬉しくて、夢中になってスクラッチアートを作りました。

これまでは、名前を知らず「学校で習った花火みたいな絵」と理解していましたが、本当の名前を聴くと、おしゃれに聞こえます。

しかも、黒色の向こうにある本当の色（姿）は、削ってみるまでわかりません。もうワクワクです。

先日、友人が、コミュニケーションの悩みとして、「豪快な人に見られるけれど、本当の私は、とっても繊細で傷つきやすい」と言っていました。

もしかすると、元気がもらえる笑い声からは、なかなか気づきにくかったのかもしれません。

だからこそコミュニケーションでは、”理解していない”ということを”理解する”ことが必要と言えます。

その上で、少しでも理解したいと、自分自身が先に心を開き、素直な気持ちで丁寧に行動することが必要なのかもしれません。

謙虚に、丁寧に、人間関係を築いていく。

私自身もよりそのように在りたいと、一つ一つ、毎日がトレーニングです。