石油の次は水が心配~GE、使用量20%削減目指す
複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)は29日までに、水の使用量を2012年までに対06年比で20%減らし、これにより年間営業経費を1500~2000万ドル削減する計画を発表した。石油の次は水が大きな資源問題になると見て、計画実施を決めたという。
ロイター通信によると、同社は06年、米国人40万人の年間使用量に相当する100億ガロンの水を使ったが、将来は新興市場を中心に水不足が世界的な問題になると見ており、欧米と中国の主要100施設で水使用の見直しに着手している。
ジェフ・イメルト会長兼最高経営責任者(CEO)は、「GEの幅広い業務を通じて水の消費を削減し、世界中のGE施設の営業リターンを高める」と話した。GEは他社の節水にも力を入れており、蒸留所や食品施設の廃水から有機成分を除去して発電に利用し、水は浄化して産業用に再利用する事業を手掛けている。
ジェット・エンジンから金融までさまざまな業務を展開し、時価総額で米第2位のGEは、過去3年間で環境分野にも手を広げた。07年は売り上げ全体の8%に相当する140億ドルを、小型の電球型蛍光灯や風力発電タービンなどを含む「エコマジネーション」事業から計上している。
エコマジネーションの売り上げは10年までに250億ドルに達する見込みで、05年に設定した100億ドルの目標を大幅に上回る予定。同社はほかに、温室効果ガスの年間排出量も04年水準から8%削減しており、エネルギーの効率的な消費方法を追求することで年に約1億ドルの経費削減に成功している。
出典:USFL.COM
航空会社がすべて電子チケットへ移行
6月1日から、航空会社が発行する紙の航空券は過去のものとなる。
国際航空運送協会(IATA:International Air Transport Associations)が設定した期限に合わせ、インドを含むすべての大手航空会社は従来の紙での発券をやめ、100%Eチケット(電子チケット)に移行する。
全世界の航空会社が航空券をEチケット化にすることで、推定30億ドル(約3,156億円)節約できる計算という。これは事務処理と管理部門のペーパーワークのコスト削減分を含んでいない額である。
バード・グループの専務取締役のアンクル・バティア氏と、アマデウスの最高経営責任者のラケシュ・バンサル氏は、「従来の紙の航空券の印刷には年間推定 A4サイズの紙40億枚が必要であり、さらにその事務処理にその倍の枚数の紙が必要だった」と述べた。Eチケットによりその大半が節約できることになる。
アマデウスは5年前にEチケットをインドに導入しただけでなく、「インド中の空港に駐在している6,000人の中央産業保安部隊(CISF:Central Industrial Security Force)に対して、Eチケット認識のためのトレーニングを行った」とバティア氏は語った。
IATAは当初、Eチケットへの移行を2007年末までとしていたが、期日は今年の5月31日までに延長されていた。
インドの航空会社では、ジェット・エアウェイズ、インディアン(現在エア・インディア)、キングフィッシャー航空、ジェットライトがほぼ100%Eチケット化を達成している。
バティア氏は、ブリティッシュ・エアウェイズ、シンガポール航空、エール・フランス、ルフトハンザ、スリランカ航空、エミレーツ、ガルフ・エアー等の国外の航空会社も、100%Eチケットへ移行したことを伝えた。
出典:インド新聞
成田空港・開港30周年:光陰今昔/11 パイプライン /千葉
運航支える大動脈
成田国際空港から出発する航空機の燃料は、千葉港から四街道、佐倉、酒々井、富里各市町を経由する全長約47キロのパイプラインで空港まで運ばれる。1日に約1万5000キロリットルが給油され、その分の燃料は夕方から翌朝にかけてタンクに補給される。補給作業を夜間に行うのは、日中は施設の点検作業に充てるためと、電気料金が安い夜間電力を利用するためだ。
パイプラインは直径36センチの鉄管2本。当初、通常のジェット燃料と共産圏の航空会社が使う寒冷地用のジェット燃料の2種類を運ぶことを想定したためだ。実際に取り扱っているのは「ジェットA1」と呼ばれる通常の燃料のみ。
燃料は県内の製油所から千葉港まで、タンカーで運ばれてくる。荒天になれば、空港では旅客機の運航への影響が心配されるが、パイプラインの管理を担当する成田空港会社給油事業部の社員は海路の心配もしなければならない。
保守管理を担当する同部四街道グループの八木純明マネジャーは「パイプラインは腐食防止の塗装を施しており、約50年間は使える。千葉市内の地下トンネルの約8キロは職員が毎日歩いて点検しています」と説明する。
供用が始まる1983年8月までの5年間は、航空燃料は国鉄のタンク車で成田市土屋の空港建設の資材置き場まで輸送され、そこから空港までの約10キロはパイプラインで運ばれた。当時、茨城県鹿島港からの鹿島ルートと、千葉港からの千葉ルートの二つの陸送ルートがあった。
84年11月には過激派の襲撃で、穴が開けられたこともあった。八木さんは「タンクには1週間分をためてあり、運航に影響はなかったが、もしかすると足りなくなるかもという不安がよぎった」と振り返る。
出典:毎日新聞
星出宇宙飛行士、KSCに到着
5月31日の打ち上げに向けて、星出彰彦宇宙飛行士を含む、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-124)の搭乗クルー7名は5月28日、ケネディ宇宙センター(KSC)に到着した。
アメリカ東部夏時間5月28日15時(日本時間5月29日4時)、搭乗クルー7名はT-38ジェット練習機に乗り、ジョンソン宇宙センターからケネディ宇宙センターに戻ってきた。
「日本のみなさんにとっては大きなマイルストーン(重要な局面)で、わくわくするミッションになる」
ケネディ宇宙センターに到着し、今回のミッションについて、星出彰彦宇宙飛行士はこのように語った。
ディスカバリーの打ち上げは現在アメリカ東部夏時間5月31日17時2分(日本時間6月1日6時2分)に予定されており、天気による影響もほぼなく、打ち上げの確率は80%程度である。
今回のミッションでは計3回の船外活動を行い、国際宇宙ステーション(ISS)の「ハーモニー(結合モジュール2)」の左側に、「きぼう」の本体となる「船内実験室」と「ロボットアーム」を取り付ける。
出典:sorae.jp
インド系航空会社、運賃据え置きを検討
原油価格高騰に伴い、米系航空会社が手荷物取扱など付加運賃の値上げを発表している中、インド系各大手航空会社は運賃据え置きを検討している。
値上げの口火を切ったのは、アメリカン・エアライン。燃料費高騰に対する措置として、手荷物に対し15~25ドル(約1,550~2,600円)の付加料金徴収を決定した。
印ジェットエアウェイズのナレシュ・ゴヤル会長は運賃据え置きに関し「事業継続のためにはどの航空会社も値上げを決断しなければならない」としたが、これは一般情勢を述べたものである、と同社関係者。
また、エア・インディアは、ゴヤル氏の発言は米系航空会社の値上げ発表を受けたもので、エア・インディアでは値上げの検討段階に入っていないことを明らかにした。
出典:インド新聞
チャン・ツィイー、外国人の四川大地震への無関心に号泣!
引き続き四川大地震救援活動に明け暮れる香港や中華圏の芸能界。カンヌ映画祭でも、さまざまな支援や追悼活動が展開された。ウォン・カーワイ監督の「東邪西毒:終極版」上映終了後には観客一同起立して1分間の黙とう。
「東邪西毒」や、ジョン・ウー監督「赤壁」などに出席したトニー・レオン&カリーナ・ラウ、チャーリー・ヤン、ジョアン・チェンらスターも、華やかに着飾りながらも時々暗い表情に。記者会見などで地震のショックを語るスターも多かった。
チャン・ツィイーは、彼氏のヴィヴィ・ネヴォと共にゲスト参加している個人的に活動を展開。支援を訴える小冊子を作成して自ら配ったり、会う人ごとに被害の大きさを訴えたり。ただ、地震の発生すら知らない外国人グループに会った時は、「同じ地球上で起こった悲劇を知らない人がいるなんて!」と公衆の面前で号泣してしまったとか。
一方、ある程度混乱が落ち着いてきた被災地には、ボランティアの芸能人が続々到着。まっ先に現地入りして今も精力的に自らの体を張って支援物資を届けたりしているのはジェット・リー。一定の改善が見られるまで現地で支援を続けるとのこと。
香港アイドルらも訪問を開始。今週中にはアンディ・ラウら大物も現地入りする予定だ。スターが被災地に行く事には「支援の専門訓練も受けてないし、ただでさえ混乱している現地によけいな騒動を巻き起こすだけ」という否定的な声もあり、フェイ・ウォンなどは現地入りはしばらく自粛すると発表しているが、大抵のスターは現地入りに意欲的だ。現地に行かない人も引き続き盛んに支援を発表。
ニコラス・ツェは数十人の被災孤児の里親になってもいいと言っているし、わいせつ写真事件で引退したエディソン・チャンも自社ブランドの服を数千万円分寄付すると発表している。
出典:ハリウッドチャンネル
FX専業の「FX ZERO」、28日に取引開始 - 手数料無料、スプレッド1銭~
ひまわりホールディングスの100%出資によるオンラインFX取引専業会社「FX ZERO」は、28日より取引サービスを開始した。業界最低水準の取引コストと共に、チャート上にニュースやポジションなど視覚的に捉えられる直感的なトレードシステムを売りにしている。
同社はアクティブなネットトレーダーのニーズに対応したサービスを提供することを目的に2007年10月に設立され、2008年3月にWebサイトを設置、口座開設の先行受付を行っていた。その後、バーチャル取引のリリース等を経て、同日取引サービス開始に至った。
取引手数料は全通貨ペア無料、スプレッドはドル/円で1銭~と業界最低水準。維持証拠金は全通貨ペア1万通貨あたり1万円となっている。また、専用のトレードシステム「FXZERO-CH(エフエックスゼロッチ)」により、チャートパネルの視覚的な情報から注文ができるビジュアルトレード機能や、スピード重視のワンクリック発注など多彩な機能を提供する。
「サービス開始までに時間がかかった」(同社)としながらも、他社と「システムが差別化できることが重要」(同)との考えから、後発ながら「大手に負けない」(同)という自信を見せている。
出典:マイコミジャーナル
07年度のガソリン販売、2.5%減・3年連続マイナス
資源エネルギー庁が30日発表した石油統計速報によると、2007年度のガソリンの国内販売量は前年度比2.5%減の5906万キロリットルとなり、3年連続で減少した。価格高騰や燃費がよい新型車の普及、消費者の車離れなどが響き、需要減退が続いている。
ガソリン販売は05年度が前年度比0.1%減、06年度が1.4%減で、07年度は落ち込み幅がさらに大きくなった。暦年ベースでは07年まで2年連続で減少しているが、年度ベースでは3年連続のマイナスとなった。07年度は軽油の販売も2.9%減の3555万キロリットルに落ち込んだ。
燃料油全体の販売も2.4%減の2億1846万キロリットルと5年連続で減少した。灯油が7.5%、ナフサが3.1%減少。一方で、電力会社の火力発電所向けが増えたB・C重油は11.7%増加し、ジェット燃料油も9.8%増えた。
出典:日本経済新聞
隠岐大阪ジェット便7月18日から運航
日本航空が隠岐-大阪路線で七月十八日-八月三十一日の間、ジェット機を運航すると発表した。一日一往復便で、夏季限定の運航は二〇〇六年七月の島根県隠岐の島町の隠岐空港の新滑走路誕生時に始まり、三年連続。地元町村や経済団体などでつくる利用促進協議会は、ジェット機による二〇〇九年の隠岐-東京路線開設の実現に向け、80%の搭乗率を目指す。
隠岐-大阪便のジェット機の搭乗率は、〇六年87・8%、〇七年81・5%と目標を上回った。
今季も、日本航空の子会社・JALエクスプレスがMD81型機(百六十三人乗り)で運航する。料金は、大人片道二万二千三百円。
さらに、七-八月は出雲-札幌間でも、同機材を使って週三往復便を運航する。出雲発が月、水、金曜日、札幌発が火、木、日曜日で、料金は七月十七日までが大人片道四万四千六百円、十八日以降は同四万四千八百円。
また、七-八月の出雲-東京便は毎日、全五往復便でエアバスA300-600R(二百九十人乗り)を使用する。
出典:山陰中央新報
三菱航空機:670億円第三者割当増資 トヨタなど引受先
国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の開発・販売を手がける三菱重工業の完全子会社「三菱航空機」(名古屋市)は30日、トヨタ自動車などを引受先とする総額670億円の第三者割当増資を行うと正式に発表した。国内有力企業の支援で「オールジャパン」体制を整え、MRJ開発を加速させる。
増資は5月30日付。トヨタと三菱商事が各70億円、住友商事と三井物産が各35億円、日本政策投資銀行が7億円、別の国内企業(社名非公表)が10億円を引き受ける。三菱重工も442億円を追加出資する。増資後の資本金と資本準備金の合計額は700億円となり、各社の出資比率を維持したまま、09年春をめどに計1000億円まで増資する計画。
MRJは座席数70~96席の小型機で、2013年の運航開始を予定。戦後初の国産旅客機「YS11」(プロペラ機)以来、約40年ぶりの国産旅客機生産再開となる。
出典:毎日新聞