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異業種連携の商品提案 産業まつり2日目

 第32回沖縄の産業まつり(同実行委員会主催)は2日目の25日も多彩な県産品が会場狭しと並び、農業や商工業など多くの業種が連携した商品開発の事例も提案された。化学実験を実演するサイエンスショーが家族連れでにぎわったほか、サンゴやオクラの繊維で作った生地をフクギなどで染めたかりゆしウエア、島らっきょう粉末を使った調味料など独創性あふれる県産品に多くの来場者が見入った。2日目の来場者数は7万1000人(主催者発表)。まつりは26日まで開かれる。


地元素材 精力的に活用


 初めて出展した中小企業基盤整備機構沖縄事務所のブースでは、経済産業省の地域産業資源活用事業で支援を受ける21の中小企業が、地元の素材を使って開発した食料品や工芸品、映像製品などを来場者にアピール。県内外から訪れた企業と商談した。


 与那国島の長命草などを使った健康食品「パナハーブ」、ドライフルーツや黒糖などで作った菓子「果実のめぐみ」などを出展した和(な)ちゅら工房(那覇市)の与儀かずみ社長は「来場者の意見を生かし、今後は抗酸化作用や糖尿病予防に加えて免疫力を高める食品開発にも取り組む」と展望を語った。


 こんにゃくのめんを使った「沖縄ソーキそば缶」などを出展したライフトラスト(那覇市)の長部真人営業企画担当は「主に土産品として販売しているが、賞味期限が3年間なので保存食にもなる。県内でも販路拡大したい」と語った。


 沖縄ティーファクトリー(うるま市)は県産茶葉を使った「琉球紅茶」の新製品、ハイビスカスティーとチャイを出展。来場者に試飲させ、アンケートを取った。


 同社は今冬の発売までに調査結果を反映させ、商品を改良するという。


 中小企業基盤整備機構沖縄事務所の村松清孝所長は「多様な地域資源に一ひねり加えると新たな展開ができる。出展企業は認知度を高め、販路拡大につなげてほしい」と話した。


製油工程、泡盛で実演 南西石油


 会場では、4月にブラジルの国営石油会社ペトロブラス社の傘下となった南西石油(川上オズワルド社長)が新体制になって初めて出展している。石油や軽油を精製する工程を泡盛を代用して実演している。


 同社の担当者は、原油は水よりも沸点(液体が沸騰する温度)が低いことや、石油や軽油、重油やジェットエンジンの沸点がそれぞれ異なることを説明。原油を水の沸点である100度以下の温度で加熱することで燃料成分を抽出し、同時にさまざまな燃料に分離できることを紹介した。


 川上社長は「南西石油は県内企業で1番の売上高を誇る。沖縄の人々が集う場には積極的に出展したい」と地元との調和を強調した。ペトロブラスが得意とする、バイオエタノールを3%混合した燃料「E3」も展示。川上社長は「日本でもエタノールに対応した自動車の開発が自然に発展していくのでないか」と話した。


 製造工程のデモンストレーションは、午前11時、午後1時、3時、5時の1日4回。


生キャラメル初披露 トランスボーダー


 川沿いの遊び広場付近では、食品販売などを展開するトランスボーダー(那覇市、与儀実浩社長)が、このほど開発した県産生乳や小浜養蜂場(沖縄市)のはちみつを使用した生キャラメルを初めてお披露目している。


 トランス社の丹波富美子マネジャーは「生キャラメルと言えば北海道という印象が強いが、沖縄にも新鮮でおいしい牛乳とはちみつがある」と新産業開拓に意気込んだ。冷やして食べるキャラメルは柔らかく、しつこくない甘さが特徴。


 箱のデザインは青い海や空ではなく、夕暮れ時の穏やかな色に染まった海の写真を用いている。製造は沖縄市の琉球製菓に発注。トランス社は道の駅や空港、インターネットなどでの販売を検討している。


出典:琉球新報

ハリウッドスターのパワーに危機?

スターのギャラと製作費の高騰を問題視


 ハリウッドスターの価値は昔と比べて変わりつつあるのか。米脚本家組合のストライキ以降、スターのギャラは下がる一方で、これまでのように特別扱いを要求するスターは、お払い箱にされるケースもあるという。米バラエティ紙のアン・トンプソンはスターのギャラの移り変わりと映画業界の現状を以下のように指摘する。


 ハリウッドが依然スターを必要としているのは言うまでもない。しかし、このほど米公開されたリドリー・スコット監督の『ワールド・オブ・ライズ』の興行成績を見ると、スターは条件付きで映画の効果を上げることができるということを思い知らされる気がする。つまり、スター自身に費用がかかり過ぎないことが大切なのだ。


 もし、主演のラッセル・クロウとレオナルド・ディカプリオが通常のギャラの3分の1しか受け取っておらず、全体の製作費がその分、浮いていたとしたら、公開週末の1300万ドルという興行収入が、ひどい失敗だとみなされただろうか?


 ハリウッドの問題は、高いギャラのスターの出演が決まった途端、スタジオがスタントやエフェクトのスケールをあげる傾向にあるということ。つまり、スターの出ているすべての作品を大作として製作しようとするということだ。


 もちろん、スタジオはそういった賭けを楽しむ予算を持っている。しかし、世界経済と同じく映画業界もコントロールが難しくなってきている。膨らみすぎた風船から少し空気を抜き、もう少し手堅いサイズとスケールに戻すべきだろう。


 そのためにはまず、ハリウッドは “2000万ドル・クラブ”を解散させることから始めるべきだ。


 『ワールド・オブ・ライズ』を製作した米ワーナー・ブラザースは、ディカプリオとクロウに通常のギャラをそっくりそのまま支払ってはいない、と主張している。CIAの捜査官を描いたこのアクション映画は、イラクとヨルダンを舞台にしており、総製作費は1億ドル以上かかっている。全世界でのマーケティング費用を含まず、だ。ワーナーは、この映画への共同出資者が見つからなかった時点でもう1度考え直すべきだった。


 今日のハリウッドの無茶な実態は、メジャースタジオが予算をかけ過ぎた作品を多く公開し過ぎる、ということだ。一方で米ウォルト・ディズニーは反対方向に向かっているのが目立つ。公開作品の数を縮小しているだけでなく、大作においてスタジオが費用をリクープするまではバックエンド・グロス・パーティシペーション(総収入から決まった割合をスターや製作関係者に分配していく契約)の発生を認めていない。


 現在の天文学的なインフレーションは、基本的に神経質になったスタジオ幹部がスターたちにギャラを出しすぎたことに起因している。


 1963年、超大作にして大失敗作の『クレオパトラ』を製作した米20世紀フォックスは、初めてエリザベス・テイラーに100万ドル超えのギャラを支払った。この映画は、インフレを計算すると現在でも映画史上最も製作費の高い作品となる。


 さらにフォックスは、1988年にほとんど無名だったブルース・ウィリスに『ダイ・ハード』の出演料として500万ドルを払っている。


 当時、MGMのチェアマンだったアラン・ラッドでさえ、ニューヨーク・タイムズ紙を通して「こんなことではビジネスがだめになる。業界のほかのすべての人と同じように私も非常に驚いた」と抗議している。


 ウィリスがこれほどもらえるならとばかりに、他のスターたちも後に続いた。ダスティン・ホフマンは『トッツィー』で550万ドルのギャラを受け取った。そうして80年代から90年代にかけて、シルヴェスター・スタローンらに代表されるスターに対しギャラは上がり続けた。


 2000万ドルのギャラに初めて到達したのは、96年『ケーブルガイ』のジム・キャリー。そこからトム・ハンクスやトム・クルーズたちが続く。95年にデミ・ムーアが『素顔のままで』で1250万ドルを受け取ったので、男優はもっともらうべきだということなのだろう。そしていよいよ、ユニバーサルが『ツインズ』に出演したアーノルド・シュワルツェネッガーとファースト・ダラー・グロス(総収入の1ドル目から決まった割合を配給する契約)を結んでから新たなパンドラの箱が開いた。


 2000万ドルの出演料に20%のグロス・パーティシペーションという時期がしばらく続いた後、ビデオからの歳入が契約に盛り込まれ始め、いよいよハリソン・フォードやメル・ギブソンといった全世界的スターたちのギャラが2500万ドルの域に到達した。それに応じて、他の俳優や監督たちへのギャラも膨らんだ。カート・ラッセルのような中級クラスのスターでさえ、1500万ドルのギャラを受け取っていた。


 さらに、続編への出演交渉ともなると、エージェントたちはもっと強気になっていく。スタジオはスターのギャラを上げる一方で、高いヘアメイク担当者をつけたり、子守係やプライベート・ジェットを用意したりという付加価値サービスでスターを甘やかし、彼らのわがままと怪物的言動を促すことになった。


 そしてついに、シュワルツェネッガーの『ターミネーター3』でのギャラが3000万ドルとなり、彼は史上最高のギャラをもらう俳優として記録に残ったのだ。


 今日では、スターへの過剰なギャラは修正方向にある。スタジオからのバックエンド・グロスも25%が上限となっている。バックエンドの発生もリクープ後であるし、たとえトップクラスの監督でもオーバーレイジに上限があるのだ。


 『M:i:Ⅲ』でトム・クルーズが受け取った金額がスタジオの収入を上回ったとき、ヴァイアコムのサムナー・レッドストーンは怒りを露わにし、クルーズをパラマウントから追い出した。


 マーヴェルは『アイアンマン』の続編でテレンス・ハワードが出した要求に屈することなく、代わりにドン・チードルを配役するという決断をとった。


 ライオンズゲートのジョー・ドレイクもエージェントとの交渉中、スターに付加価値を提供するかと聞かれ、「スターと製作陣が、古い駆け引きの関係を持たずに、配給会社とともに興味を共有する機会があるはずだ」と答えたという。


 スタジオも同様に、古いやり方を踏襲しなくてもいいのだ。


 コストを下げることにより、彼らはもっと柔軟になり、より良質で興味深い、幅広いジャンルの作品を作ることができる。大人を劇場に呼び戻し、ニッチなマーケットに訴求力のある作品を提供できる。


 皮肉なことに、キャリーはこのところすべての要求を却下されているが、彼の次回作がこの時代の精神を如実に表すものになりそうだ。米ワーナー・ブラザース製作の“Yes Man”というコメディで、キャリーはすべてのことに「イエス」と言う契約を交わす男を演じる。キャリーはメジャー製作のコメディ作品に出演するために通常のギャラより低い額に甘んじることに「イエス」と言った。ただし、映画がヒットすれば、彼はがっぽりもらえることになっているのだ。


出典:Variety Japan

ウルトラマンBlu-ray Discで登場!

今年の9月に公開されたばかりの映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』が来年Blu-ray Discでバンダイビジュアルから発売されることがわかった。ウルトラマンシリーズがBlu-ray Discになるのは今回が初めてである。


『大決戦!超ウルトラ8兄弟』は、主人公のウルトラマンティガを始め、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンメビウス、初代ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ウルトラマンAと8体のウルトラマンが登場する。


この映画は?ルトラマン史上最大のヒット作となった。ヒットの要因は、現代の子供達にとってのヒーローと、大人が子供だった頃のヒーローが総出演している所にあるのだろう。


また、登場するメカも「ウルトラマン」に登場したジェットビートルや、「ウルトラセブン」に登場したウルトラホーク1号など、昔と同型のメカを登場させている。 怪獣も初代ウルトラマンに倒されたゲスラの進化系の海獣キングゲスラや、ウルトラセブンと戦ったパンドンの進化系双頭怪獣キングパンドンなど懐かしの怪獣が登場する。


仕事で忙しく子供との会話がないお父さんも、子供と一緒にこの作品を見て、たまには童心に帰るのも悪くない。


出典:Techinsight japan

『センター・オブ・ジ・アース』エリック・ブレヴィグ監督

 いよいよ今週末日本で初めての公開となる、全編3-D映画『センター・オブ・ジ・アース』。え! ディズニーシーの人気アトラクションが映画に!? いやいや、映画はさらに不思議な別世界へ観客を連れ出してくれるのだ。本作を手がけたエリック・ブレヴィグ監督は、ディズニーランドの「キャプテンEO」や「ミクロアドベンチャー!」を手がけた、ハリウッド3-D映画の第一人者。公開直前、本作の魅力をご本人にレクチャーしてもらおう。


誰もが初体験の92分間のノンストップライドを


 本作で監督デビューしたブレヴィグ監督。これまでも『メン・イン・ブラック』や『パール・ハーバー』をはじめ、数々の作品の視覚効果監修を手がけ、『トータル・リコール』ではアカデミー賞視覚効果部門特別業績賞も受賞。映画のすべてを指揮する監督のポジションに、新たな映画の発見は?


 「初めて味わった楽しさはふたつありました。ひとつは俳優さんととても身近なところで一緒に仕事ができたこと。俳優さんがいちばん気になる、撮影時にない3-DやCGの部分の情報を絵コンテやビデオで提供して、俳優さんが2-Dと同じく、自由に芝居ができる環境を作ることができました。そのやりとりが非常にうまくいったので、撮影中はキャストもスタッフも、みんながハッピーでした(笑)。もうひとつは、ストーリーのアイデアを自分で作れたことです。特にアクションのシークエンスを作っていく作業は、ワクワクしましたね!」


 最新技術を駆使した映画の原作に “冒険の父”といわれるジュール・ヴェルヌの19世紀のSF古典小説「地底旅行」を選ばれた理由とは?


 「新しいテクノロジーを使って映画を作ろうと思った時、登場人物たちが旅に出て、いろんな経験をしてゆく冒険物語はとてもぴったりくる素材なんです。中でも、ヴェルヌの『地底旅行』はキャラクターたちに思い入れを込められる、パーフェクトなストーリーでした」


 主人公トレバーたちが探検する、地下160キロの地底“地下の大空洞”に広がる有史以前の世界には、絶滅したはずの鳥が飛び交い、凶暴な人食い植物や神出鬼没の恐竜が暴れまわるなど、遊び要素が満載(3-Dのリアルな立体感に、観客も思わず身をよけたり、腕を伸ばしてみたくなる興奮を感じるはずだ!)。監督のお気に入りのキャラクターは?


 「飛びピラニアです(即答)。イヤーな感じの顔で、海から突然飛び出してくるあの恐怖感は、観ている人の経験を思い出させて、怖さを倍増させる仕掛けを考えて作りました。人のスリルを盛り上げるには、いかにその人のこれまでの恐怖体験を思い起こさせるか? に尽きると私は思います。地下に落ちていくトロッコの浮遊感も、意図的にジェットコースターに似た構造を取り入れました。遊園地に行ったことのある観客なら、(上映の)92分間、主人公とともに、興奮と達成感を味わうノンストップライドを体験してもらえるはず(笑)。こんなに長いアトラクションに乗るなんて、おそらく誰もが初めての経験では?」



2-Dと3-Dの映像力には、昼と夜くらいの違いがある!


 たしかに映画を観ているというよりは、テーマパークで遊んでいる時の感覚に近いかも。本作の公開に続き、ハリウッドではピーター・ジャクソン、ジェームズ・キャメロン、ロバート・ゼメキスらの巨匠たちが3-D映画製作を表明している。残念ながら、日本では3-D映像用の特殊メガネの不具合が原因で公開が遅れたが、映画界における3-D化の流れは、スムースに進んでいくのだろうか?


 「もちろんです。2-Dと3-Dの映像力には、昼と夜くらいの違いがありますから! さらに、観客が傍観者ではいられない3-D映画は、登場人物たちの感情と観客との関係性がより強くなるという大きな魅力があります。その分、ワクワク感や悲しみの印象も強まるなんて、刺激的でしょう? また、ホームシアターも増えてきた時代だからこそ、家では観られない3-D映画を観るには、映画館へ足を運ぶしかないという映画館のスペシャル感も生まれますよね? この先も映画がついえることがないと信じれば、3-D映画は映画というものの進化、次なるステップとしても、これから先のスタンダードになると思います。やっぱり映画体験として、映画館の巨大スクリーンで、大勢の人と一緒に観た方がよっぽど豊かな経験になると僕は捉えているんです。メガネが不自由という声も耳にはしますが、今作られている3-D映画のほとんどはファミリー向けの内容。つまり、ハリウッドでは老若男女の誰もが違和感を感じるどころか、当たり前のものとして映画を楽しめているという証拠です」


 最後に、監督の好きな映画を1本教えてください!


 「う~ん。……たくさんあって、選ぶのが難しいなぁ。う~ん、最近はチャップリンのサイレント映画をたくさん観返しています」


 本作にたっぷり注がれた監督のエンタメ精神は、古き良き映画ファンの素養あってこそだとは! これはステキなエピソードだ。さぁ、この映画史的大事件に、あなたもぜひ遭遇してみては?


エリック・ブレヴィグ


1957年生まれ。視覚効果の第一人者として四半世紀にわたって活躍する大ベテラン。『フック』、『パール・ハーバー』、『メン・イン・ブラック』など多くの作品に、視覚効果スーパーバイザーとして参加。『トータル・リコール』ではアカデミー賞視覚効果部門特別業績賞を受賞。また、ディズニーランドのアトラクションとして製作され、3-D映像のさきがけとなった「キャプテンEO」、「ミクロアドベンチャー!」も手がける。本作で待望の映画監督デビューを果たす。


『センター・オブ・ジ・アース』


原題:JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH/2008年/アメリカ/カラー/ビスタ/ドルビーデジタル・SDDS/92分/2008年10月25日(土)から、日本公開
配給:ギャガ・コミュニケーションズ


出典:Variety Japan

フィリピン格安航空乗り入れへ=11月から、関西-マニラ間

 国土交通省は24日、フィリピンの格安航空会社「セブパシフィック航空」(マニラ首都圏パサイ市)の日本就航を許可したと発表した。格安航空会社の乗り入れは豪州「ジェットスター」「香港エクスプレス」に続いて3社目。景気後退の中、運賃値下げ競争が一段と激化しそうだ。


出典:時事通信

インテル、超薄型ラップトップPC向けの新冷却技術を披露

 Intelは、ラップトップPCがその名の通り、ラップ(ひざ)の上に乗せて使えるものであってほしいと願っている。


 ひざの上に乗せても熱くなく、快適に使えるコンピュータ。世界最大のチップメーカーであるIntelは、2009年にPCメーカー各社から多くの超薄型ラップトップPCが発売されると見ている。同社は今週、空気の流れが制限される薄型設計でも本体の外板が熱くならないようにするための冷却技術を発表した。


 IntelのMobile Platforms GroupのゼネラルマネジャーMooly Eden氏は今週、台北で開催されたIntel Developer Forum(IDF)で基調講演を行った。その中でEden氏は、従来の冷却技術は、コンピュータ内部のコンポーネントにばかり目が向けられ、コンピュータの外までは意識されていなかった。Eden氏の基調講演は、イベント会場からストリーミング配信された。


 Eden氏は、「超薄型システムを設計する際、(ラップトップPC本体の)外板の冷却が大きな課題だ」とした上で、「(ラップトップPCを)実際に自分のラップ(ひざ)の上に乗せて使うと、非常に不快に感じる。とても熱いのだ」と語った。これは「MacBook Air」やHewlett-Packardの「Voodoo Envy 133」といった超薄型ラップトップPCを設計する上での最大の障害の1つだ。


 この問題が解決しない限り、「(ラップトップPCの)さらなる薄型化は不可能だ」(Eden氏)


 Eden氏は、ここでジェットエンジン技術に触れた。ジェットエンジン内部の温度は摂氏1000度まで上昇する。しかし、ジェットエンジンの壁は燃料が入っている翼とつながっているため、常に冷やしておかなければならない。そこで、エンジンの熱が翼に伝わらないようにするために、層流冷却という手法が用いられている。


 層流は、流体(この場合は空気)が平行な複数の層となって流れている状態を言う。


 Intelは、これと同じ層流技術を使ったシステムを使ってラップトップPCの外板の熱を取り除くデモを行った。「われわれは、顧客企業にこの技術のライセンス供与を行っている。それにより、顧客企業はラップトップPCのさらなる薄型化が可能になる」(Eden氏)


 またIntelは、同社のNehalem技術を基礎とした次世代ラップトップ用プラットフォーム「Calpella」(2009年後半に発売予定)を再び取り上げた。Eden氏は、グラフィックスとメモリコントローラがプロセッサと同一シリコン上に統合される、と改めて述べた。


 またEden氏は、Nehalem内で、アプリケーションがどれだけプロセッサの処理能力を要するかによって、どのようにコアのスイッチオン、オフが行われるかを説明した。これは、クアッドコアのCalpellaを搭載したラップトップPCが十分なバッテリ寿命を提供する上で極めて重要だ(Eden氏は、CalpellaベースのクアッドコアラップトップPCが一般化することを暗に示した)。


 例えば、ユーザーが多くの処理能力を要しないタスクを行っている時は、節電のため4つのコアのうち3つがシャットダウンされる。そして、必要に応じてコアを1つずつ作動させる仕組みだ。


 またEden氏は、Nehalemの「ハイパースレッディング」(同時マルチスレッディング)について語った。ハイパースレッディングとは、コアごとに同時に2つのプログラムスレッドを実行する技術だ。これにより、スレッドの数が倍増するため、8個のコアは必要なくなる、とIntelは主張する。「われわれはすでに8コアを実現した。その方法は分かっている。しかし、それでは(PC内部が)熱くなりすぎていただろう」(Eden氏)


 Eden氏は、IDFの基調講演中にCalpellaベースのコンセプトラップトップPCを披露した。


出典:読売新聞

「自動車で時速1600キロを」、世界最高速度記録更新へ新プロジェクト始動 英

 英国で23日、自動車の世界最高速度記録の保持者らが、新たに時速1600キロメートル近い速度を出すロケット動力付き自動車を開発し、記録更新に挑戦すると発表した。


 記録更新に挑戦するのは、米ネバダ(Nevada)州ブラックロック(Black Rock)砂漠で11年前に時速763マイル(約1228キロメートル)の最高記録をたたき出した、リチャード・ノーブル(Richard Noble)氏率いるブラッドハウンド・プロジェクト(Bloodhound Project)。


 ノーブル氏は、1983年に初めて最高速度記録保持者となったが、最高速度の競争では、英国人が先頭に立たなければならないと語り、「われわれは、25年間にわたって最高記録を保持してきた。記録を抜こうとする動きも出てきている。記録を守らなければならない」と述べた。


 この挑戦でドライバーを務めるのは、英空軍(Royal Air Force、RAF)パイロットのアンディー・グリーン(Andy Green)氏。同氏は1997年に「ThrustSSC」で新記録を樹立したときも運転席に座った。


 新型の車両は、全長約13メートルで重量6.4トン、ファミリータイプのセダン4台分に相当する。最高速度は秒速450メートルで、サッカー場およそ4面分の距離を1秒で駆け抜けるという。


 ノーブル氏らのチームは、新型車両の開発を2009年中に完了させ、2011年までに新記録樹立を目指す。


出典:AFPBB News

中部、2008年冬ダイヤの旅客便数は週間7.3%減-日系2社の路線再編など響く

 中部国際空港の2008年冬ダイヤで、国際線旅客便の週間便数は前年比7.3%減の316便となった。前期のピーク時に比べると7.9%減で、日本航空(JL)の釜山線や全日空(NH)の台北線、ユナイテッド航空(UA)のサンフランシスコ線の運休、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)のフランクフルト線とフィンランド航空(AY)のヘルシンキ線の減便などが影響した。また、期中の12月18日からは、ジェットスター航空(JQ)のケアンズ線も運休する。


出典:トラベルビジョン

1名1時間で1万8,750円から! - エアトランセ、航空機レンタル事業を開始

エアトランセはこのほど、本社を函館市から東京都新宿区に移転し、同時に航空機のレンタル事業を開始すると発表した。レンタル料金は1機(16席)1時間30万円からで、1人当たりにすると1万8,750円から。現在10機程度が貸し出し可能とのこと。


このたび開始された航空機レンタル事業は、借りたい客が人数や区間をエアトランセに伝えると、同社が用途にかなった航空機を選別して貸し出す仕組み。税金対策として所有されている機体などを安く借り受けることで、通常の航空機リース料金よりも安く貸し出せるとしている。ただしあくまでも機体のレンタルであるため、実際に機材を運航させるには借主が自らパイロットを手配することが必要。同社ではレンタルする航空機に借主が手配したパイロットが安全に搭乗できるかどうかを健康診断書や運航経歴などによってチェックするという。レンタルできる航空機は、16名乗りプロペラ機(1時間30万円)のほか、6名乗りビジネスジェット(1時間60万円)、7名乗りプロペラ機(1時間25万円)。


なお、同社は同時に中古航空機の売買事業も開始すると発表。仕入れ値を公開し適切な手数料のみを同社が受け取る「明朗会計」の売買を行うとしている。


出典:マイコミジャーナル

ハードロックのテーマパーク、米東海岸に誕生

米サウスカロライナ州マートルビーチ――レッド・ツェッペリンのヒット曲に乗って走るジェットコースター、クイーンのサウンドが流れる花火ショー――。米サウスカロライナ州のリゾート地、マートルビーチにこのほど、ロック音楽のテーマパーク「ハード・ロック・パーク」が誕生した。


同パークは、56万平方メートルの敷地に40以上の乗り物やアトラクションを配置した施設。世界各地でロックをテーマにしたレストラン「ハード・ロック・カフェ」を展開する米ハード・ロック社が、初めてテーマパーク業界に進出した420億円規模のプロジェクトだ。今年4月に「サウンド・チェック」と称して仮オープンし、6月2‐3日のグランド・オープニングではイーグルス、ムーディー・ブルースのコンサートを予定している。同社のスティーブン・グッドウィンCEO(最高経営責任者)は「これまでにないテーマパークを、と考えた。音楽なら子どもから中高年まで、多くの人の心に訴えることができる」と話す。


パークのシンボルは、ハード・ロック・カフェでおなじみの巨大ギター。目玉のひとつとなる「レッド・ツェッペリン・ライド」では、大音量で流れる「胸いっぱいの愛を」のクライマックスに合わせて、銀色に輝くコースターが地上47メートルの高さから急降下する。イーグルスの「駆け足の人生」、ムーディー・ブルースの「サテンの夜」をモチーフにした乗り物もある。園内にそびえる「自由の女神」の模型はトーチの代わりにジッポーのライターを掲げ、毎晩打ち上げられる花火のBGMはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。60‐90年代の音楽に合わせた水上ショー「マリブ・ビーチ・パーティー」など、園内各所でライブショーも繰り広げられる。


遊園地関係の国際協会、IAAPAによれば、米国内には約400カ所の遊園地やテーマパークがあるが、大規模な施設が新たに建設されたのは約10年ぶり。ハード・ロック社では1日3万人、年間300万人前後の来場を見込んでいるものの、「米国内のテーマパークはすでに飽和状態にある。経済の低迷も考えると、目標達成は難しいのでは」(業界コンサルタント、デニス・スピーゲル氏)との指摘もある。


出典:CNN Japan

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