原題:The 5th Wave(2015年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
人知を超えた知能を誇る生命体アザーズが、地球を4度にわたって攻撃し世界人口の99パーセントが死滅。そんな荒廃した世界で、女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は離れ離れになった弟の行方を追っていた。アザーズが人間の内部に侵入できるために他人を一切信用できないという状況下で、彼女は一人の男性と出くわす。彼をアザーズではないかと疑いながらも惹かれるキャシー。弟が連れ去られた可能性のある基地に二人で向かうが、アザーズによる第5の攻撃が始まろうとしていた。(シネマトゥデイ)
【CAST】
クロエ・グレース・モレッツ
ニック・ロビンソン
ロン・リヴィングストン
マギー・シフ
アレックス・ロー
マリア・ベロ
etc,,,
リック・ヤンシーのヒット小説を実写化したSFミステリー。
知的生命体の襲撃で荒廃した地球で、一人の少女が離れ離れになった弟を捜し出そうとする。
監督は、『アリス・クリードの失踪』などのJ・ブレイクソン。『キック・アス』シリーズなどのクロエ・グレース・モレッツがヒロインにふんし、『ジュラシック・ワールド』などのニック・ロビンソン、『完全なるチェックメイト』などのリーヴ・シュレイバーが共演。地球侵略の描写に加え、人間の内側に侵入した知的生命体たちとの心理戦にも手に汗握る。
クロエが出てるからっていう理由だけで観ました。謎の飛行物体が上空に現れるところは『インデペンデンス・デイ』みたいだし、津波が襲ってくる海岸の場面は『ディープ・インパクト』みたいだったし、ウイルスが蔓延してしまうのは今のコロナのようだなぁと思った。そしてアザーズと呼ばれる敵はまるで『パラサイト』。
医療従事者だったらしいお母さんは感染症で亡くなってしまうし、弟とのはぐれ方が残念過ぎるし、パパが巻きぞえくって死ぬのもつらいし、家族のこういうの嫌ね・・・。
ドローンが空を飛んでたりはするけど謎の侵略者との直接的な戦いはぜんぜんなくて、寄生されてる人はレンズを通すと緑に光るっていうやつはまるでゲームのようでしたね。でも寄生されてるようにレンズが細工されてただけで実は普通の人間で、軍の司令官が黒幕という展開はちょっとびっくり。
でもこれまで散々電子機器ダメにしたり地殻変動起こしてきたりで人間を簡単に排除できそうなのに第5波でわざわざ若者を訓練して戦わせるのは効率悪くないか?なんて思ったりして。
エヴァンはかなり昔から寄生されてた事実もびっくり、でも操られてる感じはない特殊な感じで複雑ポジションでしたね。無事に弟と再会できたし、思ってたよりは引き込まれたしし、クロエとニック・ロビンソンが観れたからいいけど、これで終わり?って最後は納得いかないよ?“希望こそ人間である証”ってたいそうなこと言って、戦いは続くぜってか・・・。