原題:The Founder(2016年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブインレストランに興味を覚え訪ねてみる。そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
マイケル・キートン
ニック・オファーマン
ジョン・キャロル・リンチ
リンダ・カーデリーニ
パトリック・ウィルソン
etc,,,
マクドナルド・コーポレーションの創業者、レイ・クロックの伝記ドラマ。
一介のセールスマンだったクロックが、マクドナルド兄弟が営んでいたマクドナルドを世界最大のファーストフードチェーンに成長させ、兄弟の持つ経営権を手中に収めるまでを描いている。
監督は、『ウォルト・ディズニーの約束』などのジョン・リー・ハンコック。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートン、『ロング・トレイル!』などのニック・オファーマン、『わたしに会うまでの1600キロ』などのローラ・ダーンらが出演。レイの並外れた経営術に注目。
コロナ禍になってからはできてないですが、おいしいハンバーガー屋さん巡りするくらいにはハンバーガーが好きなのですが、マクドナルドはポテトがすごく好き。笑
映画の中で袋とかドリンクのデザインが最近のやつじゃん!ってちょっと興奮。謎のキャラクターが描かれてて私の知ってるピエロみたいなマクドナルドじゃない!って感じですが、こうして始まったんだぁって。てか車の窓枠に直接掛けるトレーすごっ!って感動。ローラースケートで配給するのもなんかアメリカって感じ。
ビジネスチャンスってどこに転がってるかわからないもんで、創業者である兄弟を置いてけぼりな感じにフランチャイズ化してやるぜ!っていうレイのぐいぐい感がすごかった。観ていくうちに兄弟の理想とする形とは違う方向に行ってるような感じがなんだかなぁってなった。簡易的な粉のシェイクは家ならいいかもしれないけどお店で出されてると思うとも私は嫌だけどな・・・。
スピードにこだわったマクドナルド兄弟が考えたシステムは本当いすごいし、それが世に出ないのはもったいないけど、観てて全てレイのただの乗っ取りじゃんって思ってしまった。この映画を観た友人はマクドナルドに対する見方が変わったって言ってたけど確かにわかるな。
テンポよく映画としては楽しめました。けど、マクドナルドって名前を奪い、創業者と名乗り、もやもやする~。