もなかさん!ありがとうございまっす!
引き続き誕生日のイタダキモノでございますw
小説をいただいたんですが・・・もなかさんは書き上がるまでが早いですね!
ビックリしちゃいましたw
乃亜と辰馬のお話。
皆さんもどうぞご覧くださいまし!
『行ってらっしゃい、とおかえり、』
「乃亜、わしは宇宙に行く。」
そう言ってあなたは私を独り、地球に残して行く。
「大丈夫じゃ、心配するな。」
そう言って出て行ったんだよね?
「すぐ戻ってくるき、そんな顔せんでくれ。」
そう言って私の頭にポン、と手を乗せた。
その手は大きくて優しい手だった。
私は何も言葉が出なくなって・・泣いてしまった。
「泣いちょったらおんしのその綺麗な顔が台無しじゃ。」
そう言って涙をぬぐってくれた。
そして見つめ合う。
「・・・行ってくるきに、待っててくれるかのう?」
まだ止まらない涙をぬぐいながら小さな声で言った。
「当たり前よ・・・・。」
辰馬の顔が少しだったが笑ってくれた。
そして唇を重ねた。
「・・ほんじゃあ、乃亜、行ってくる・・・。」
「・・・行ってらっしゃい、辰馬。」
あんなやりとり・・と、考えた。
顔が熱くなってベランダの手すりに腕をのっけて顔を隠した。
どこかおかしくて笑ってしまう。
でもやっぱり淋しかった。
ずっと会ってないのだから恋しくて思い出しもするだろう。
「乃亜」
呼ばれた気がして振り向いた。
でもやっぱりいつもの部屋に辰馬はいない。
ふふ、私、変わってないなぁ・・・・。
そしてまた空を見上げる。
この空に辰馬はいる。
隣にはいないかもしれないけどきっとこの空でつながってる。
そんな事を考えると少し元気になるんだ。
でも、ね・・・
「会いたいよ・・・・・・・・」
誰にも聞こえないように呟いた。
そしてまた涙を流す。
この涙、またぬぐってよ・・・。
「乃亜、」
今度は久しく聞いてなかった声がした。
懐かしい、この声の主は、
「辰馬・・・・・」
「ただいま、乃亜。」
「おかえり、」
くっ・・・泣けるぅぅぅぅぅ(ノДT)
「行かないで」と言ったところで、それを辞めてくれる訳じゃない事をわかってるだけに、それを口に出来ない。
「一緒に連れて行って」なんて言って困らせる事もしたくない。
第一、連れて行く気があるなら辰馬の方から申し出てくれるだろうし。
・・・と、乃亜に感情移入して冒頭から泣きましたwww
きっと「行ってらっしゃい」の前後に色々と言いたい事はあったんだろうけど・・・それを我慢する乃亜の健気さ!
くはぁぁぁぁぁ((>д<))
・・・あ、別に自分だとか言ってる訳じゃないですからね?
あくまで名前が自分モデルなだけです。
自分、こんなに可愛げある人間じゃないですからあはははは・・・はぁ・・・orz←
辰馬には常に「行ってらっしゃい」と「お帰り」と言ってあげたいなぁと思いましたw
辰馬の帰る場所はここなんだZE!←黙
感動的なお話、ほんとにありがとうございました!
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