『運命を拓く』中村天風

こんばんは。神谷です。
今回の記事は、「頑張りたいんだけど、力が出ないんだよ」と思っている方にお伝えしたいです。
中村天風氏の誦句のなかで、一番有名なのは、「力の誦句」です。
『運命を拓く』 の第一章の「生命の力」のなかで、「力の誦句」が紹介されています。
私は、力だ。
力の結晶だ。
何ものにも打ち克つ力の結晶だ。
だから何ものにも負けないのだ。
病にも、運命にも、
否、あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。
そうだ!
強い、強い、力の結晶だ。
積極的に生きるには、自分の力を信じること、いや、気づくことなのかもしれません。
自分には、力がない、と思っていれば、力はなくなるのです。
だから、中村天風氏は、言葉で、自分に力を与えるがために、この「力の誦句」を作ったのでしょう。
この力は、真我というところにある力なので、たとえ病気の身であっても、力が無くなることはありません。
誦句を口から出して、自らの耳で聞いて、そして、潜在意識に落とし込んで、自分が持っている力に気づきましょう。
根拠なんて無くていいのです。
根拠なく、自分を信じられたら、最強です。
天風会 東京賛助会日曜行修会に参加したときは、天風体操をしながら、10回位「力の誦句」を唱えるのですから。
文京区にある護国寺に「力の誦句」が響き渡ります。
なんとも迫力のある場面です。
腕立て伏せをしながら、「力の誦句」を唱えるのはけっこう大変でした。
しかし、大声で「力の誦句」を唱えながら、身体を動かし、汗をかくと何ともすっきりするのです。
中村天風氏はこう語っています。
元気という気が出たときに、人間と宇宙霊とが完全に結びついたことになるからである。
事実、元気が出たときには、何とも言えない爽快さを感じるものである。
とにかく、元気はつらつたる状態で活きることこそ、最も必要かつ大事なのであるから、心の置きどころを常に積極的にするために、「自分は力だ」ということを、断じて忘れてはいけない。
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