(続)№3 リメンバー!『Ashanti.』《アルヴィン・クイーン(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。
       ジャズドラム「アルヴィン・クイーン」のレコード紹介です。ルンルン

 

「正派」4ビート! A.クイーン

②『Ashanti.』のメッセージ・サウンドの演を・・・

4年後の作品③『Jammin' Uptown』、待を込め

一句

   “ 二度聴けぬ 裏に焼きつく あの音は ”
③『ジャミン・アップタウン』(85)
《Jammin' Uptown/Alvin Queen》
アルヴィン・クイーン(ds)、テレンス・ブランチャード(tp)、マニー・ボイド(as,ss)、

ロビン・ユーバンクス(tb)、ジョン・ヒックス(p)、レイ・ドラモンド(b)。
《Alvin Queen Blog紹介》

①『In Europe』(80)     ②『Ashanti.』(81)
№1「やりたいことを一人占め」         №2「「ASHANTI.」への献身


A.クイーンの創作力、キレの良いドラムが好きでリーダ作3枚目を購入。
3ホーンの構成は、1人のアドリヴが短く好きではないが・・・。
レコード②から4年後の作品だが「大れ」となった。
何てことは無い・通の出来のドラム。

ドラム・リーダのアルバムに3ホーン構成は多い。
大迫力のホーンをフロントに、ダイナミックに展開したいのか。

これもテーマは大迫力だが、アドリヴはアレンジも無く淡々と進むだけ。

②『Ashanti.』の3ホーンが創るッセージ力に比べたら雲泥の差。

  一句

     “ 二度聴けぬ 裏に焼きつく あの音は ”

 

ドラムが々ペース、インタープレイも無い。

単なるリズムを刻むリズムボックスのような。
ラッパとテナーのエネルギッシュなプレイは凄味もある。

しかし、ドラムのサポートが乏しくリルが無い。


名の知らぬトロンボーンがひどい。
自作曲のA#2、間延びしたロングトーンがらしなく・あくびが出るほど・・。


クイーンの良さは「統な」4ビートが聴けること。

だが、②『Ashanti.』(81)のメッセージ、質なジャズと比べると、

当③の出来は駄盤に近い。

 

音譜 他のアルバム②「Ashanti.」から、同じ3ホーンで「麗な」アンサンブルをお聴き下さい