(続)№4 病み付き!ヘドロ被る極太音《デイヴィッド・シュニッター(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「デイヴィッド・シュニッター」のレコード紹介です。ルンルン

 

デビューから4年連続、毎年的変化

極太・超低音、れんばかりに唸る
ヘドロのを投げ付けられたように・・・

一句

   “ 極太音 ヘドロ被りつ み付きに ”

④『グローゥイング』(79)
《Glowing/David Schnitter》
デイヴィッド・シュニッター(ts)、クラウディオ・ロディッチ(tp)、アルバート・デイリー(p)、

マーク・ヘリアス(b)、エディー・ブラックウェル(ds)。

《Youtubeリンク:Glowing/David Schnitter》

《David Schnitter Blog紹介》
①『Goliath』(77)           ②『Invitation』(76)
№1「
爆発・狂気が乱舞!!」           №2「「チンタラ節」デヴュー作が初々しい

③『Thundering』(78)
№3「
年替りメニュー「腐った煮魚」定食


「音の中の」が吹き荒らす音、D.シュニッター。
アルバム毎に
種多様な表情をみせる。

 

②『Invitation』(76)初リーダ作で、まだまだ・下手。
①『Goliath』(77) ②から随分と変化。
ォ~・ガォ~」D.ゴードン(ts)が爆発、割れる直前の音。
③『Thundering』(78)音質は②と変わらない。

8ビートで、エレピ「ロ~ピロ~」の軟弱演奏。

当④は①~③に続き、翌年録音。
どのアルバムにも似ていない。

毎年録音してるが、その都度的に変化。

超低音はテナーの音とは思えない
太音。
割れんばかりのブッ太い低音が唸り続ける。
スピーカから
ドロの塊を投げ付けられたような・・・。

つまり、結して綺麗な音では無い。
こんな音を鳴らす奴は他にはいない。

  一句

     “ 極太音 ヘドロ被りつ み付きに ”


ところが、ロディッチのラッパが入ると、シュニッターが変る。
律正しいロディッチに合せてか、シュニッターが少々正常に。
メロディアスなフレーズは、堂々とした安定感がある。
D.ゴードンをもっと太く・爆発直前の音にしたような。
ただ、荒れ狂った音に慣れると、真ともな演奏では
化不良に。