(続)№6 4ビートの真髄・異常気質が?!《ジョー・ファレル(ss)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

ジャズサックス「ジョー・ファレル」のレコード紹介です。ルンルン


『Moon Germs』の再演、ンタープレイを期待
粗い演奏・独プレイが目立つだけ
ファレルの常気質プレイは貴重
一句
 “もう一度 それが出来ぬや 
ドリヴは”

⑥『ファレルズ・インフェルノ』(80)
《Farrell's Inferno/Joe Farrell》
ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、ヴィクター・フェルドマン(p)、ジョン・グェリン(ds)、

ボブ・モグヌッソン(b)。

《Joe Farrell Blog紹介》
④『Sonic Text』(79)
№4 70年代、何でもアリアリ

⑤『Moon Germs』(72)№5 AIロボット・サウンドか?


ファレルの4ビートを探すには苦労する。
大まかな目安は70年代物はフュージョン。

③『Out Back』⑤『Moon Germs』のように。

 

80年代は4ビート、
①『Vim"N"Vigor』②『Dawn That Dreams』のように。

やっと発掘、当⑥は80年録音で4ビート。

聴き応えがあるのはB#3「Moon Germs」。

この曲は⑤『Moon Germs』にも収録・

比較すると、⑤の奏は凄いの一言。


「クェ・クェクェ・ヒヘエェ~」、

ソプラノの音は月に向かって吠えるファレル。
ピアノ・ベース・ドラムがファレルに絡み、

ンタープレイはド肝を抜く。

当⑥との大きな違いはドラム。
⑤のディジョネットのンタープレイが凄まじい。

グループを牽引し、3人束になる。

ファレルにい掛かり爆発しまくる。
 

当⑥はライヴの弱みか演奏が粗い。
インタープレイに欠け、単独プレイが目立つだけ。
 一句
 “もう一度 それが出来ぬや 
ドリヴは”


B#1,#3を聴けばファレルの特徴的なフレーズが良く分る。
奇声を発し、びまくるフレーズが目立つ。
4ビートのファレルで、常気質が楽しめる貴重なレコードの1枚。

 

音譜 ⑤『Moon Germs』と同曲、比べると物足りなさがあります。