(続)№5 ギター&バリトンサックス・せめぎあい《ケニー・バレル(g)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

♪♪♪ ジャズギター「ケニー・バレル」のレコード紹介です ♪♪♪

海岸特有のジャズの匂い

重戦車の地響き! リトン・サックス

腰の低いの音が・・・対等勝負!!

一句

   “ 匂うジャズ バリサク・ギターの めぎあい ”

⑤『ケニー・バレル』(57)
《Kenny Burrell》

ケニー・バレル(g)、セシル・ペイン(bs)、トミー・フラナガン(p)、ダグ・ワトキンス(b)、

エルヴィン・ジョーンズ(ds)。
《YouTubeリンク:Kenny Burrell》

《Kenny Burrell Blog紹介》

③『Kenny Burrell』(56)       ④『Monday Stroll』(56、57)
№3「
本領発揮!流石・Blue Note」        №4「ギター6本弦の綱渡り??


このレコードの目玉は、C.ペインのリトン・サックス。
低音楽器の雄バリトンとギターの音対比。

これが何とも凄い。


B#3 ハイテンポの曲、バリトンがスピードに乗り・吠える。
やっと、
快な音を聴かせてくれた。と、ウキウキする。
重戦車の
響きに続き、腰の低いギターの音が駆けづり回る。
こんな地響き重低音相手にバレルの音が対等勝負。大したもんだ。

幾ら太くても所詮ギターの弦の音。

だが、ッツく弾きまくるフレーズはバリトンに勝る。
西海岸代表・バーニー・ケッセルのスピード感・勇ましさと比較すると。

ドロッと感の味&グルーヴなノリはバレルの方が聴き応えあり。

やっぱ、東海岸特有の匂いがある。

  一句

     “ 匂うジャズ バリサク・ギターの めぎあい ”