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ジャズギター「ケニー・バレル」のレコード紹介です。
サックス・バトルでも対等勝負のK.バレル!
コルトレーンの強靭な生命力&迫力の音!
とても太刀打できぬバレル!間延びし飽きが
一句
“ コルトレーン 勝てぬ相手と 分りつつ ”
⑥『ケニー・バレル&ジョン・コルトレーン』(58)
《Kenny Burrell & John Coltrane/Kenny Burrell 》
ケニー・バレル(g)、ジョン・コルトレーン(ts)、
トミー・フラナガン(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。
《YouTubeリンク:Kenny Burrell & John Coltrane》
久し振りに聴くJ.コルトレーン。
流石に迫力がある。
吹き出す一瞬の力強い音。
そして、強引・力づくで押し倒すようにフレーズが走る。
K.バレルにはサックス等との共演が多い。
音の強さはバトル相手のサックスに負けない。
だが、流石にコルトレーン相手では勝てない。
コルトレーンの勢い・駆けづり回る音に、ギターの弦の音では勝てない。
一句
“ コルトレーン 勝てぬ相手と 分りつつ ”
コードでもガンガン叩き鳴らせば、
コルトレーンと対等勝負出来るかも?
と、いらんことを考えてしまう。
コルトレーンの圧力・生命力の凄さは、
どんな曲のテンポでも変らず迫力がある。
B#2 ミディアムテンポの曲。
コルトレーンのなぎ倒す迫力あるアドリヴに対し、
バレルの間延びした音には飽きがきてしまう。残念でならない。
《Kenny Burrell Blog紹介》
④『Monday Stroll』(56)№4「ギター6本弦の綱渡り??」
⑤『Kenny Burrell』「ギター&バリトンサックス・せめぎあい」