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ジャズギター「ケニー・バレル」のレコード紹介です。
会社(CADET)が変れば、仕事も変る!
アクの強さが無い・減ったジャズの匂い!
ドラムにかき回され、虎から猫に変身!
一句
“ 変身か 虎から猫に 化かされて ”
⑦『ア・ナイト・アット・ザ・ヴァンガード』(59)
《A Night At The Vanguard/Kenny Burrell》
ケニー・バレル(g)、リチャード・デイヴィス(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。
《YouTubeリンク:A Night At The Vanguard/Kenny Burrell》
会社が変れば、仕事も変る。
レコード会社がカデットに変わり演奏が変った。
コードをかき鳴らすシーンがバンバンある。
強いピッキング・アクの強さが無い。
バレル特有のジャズ臭さが減った。
まるで白人ギタリスト、音質・フレーズがスマートに。
有名盤だが、この音が何故有名なのか?
V.ヴァンガードはN.Y.の老舗。
ジャズの歴史を刻んだジャズクラブ。
このライヴはN.Y.のそんな香りが無い。
むしろ、ウエスト・コーストの演奏のように。
注目し・驚くのはヘインズのドラム。
乾ききった硬いタムの音を連打。
ハイハットを「バシッ・バシッ」と叩きつける。
小技の効いた連打に驚く。
今までのバレルなら、このドラムとガチンコ勝負なのだが。
こんな品のイイ・バレルでは太刀打出来ない。
ドラムにかき回され、虎・ライオンから猫に変身か。
一句
“ 変身か 虎から猫に 化かされて ”
《Kenny Burrell Blog紹介》
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