ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ディック・ヴェニック」のレコード紹介です。
コルトレーンGが宙から、魂が乗り移り・・
渾身の力&根性の音が圧倒的な迫力で・・
①『モーダル・ソウル』(77)
《Modal Soul/Dick Vennik(ts)》
レイン・デ・グラフ(p)、ディック・ヴェニック(ts,ss,fl)、
クース・セリアース(b)、エリック・ルネク(ds)。
メイド・イン・オランダのテナーマン、ディック・ヴィニック。
数年探してやっと手に入れた。
広島まで遠征し某中古屋でバッタリと目の前に現れた。
ネット上の数百万枚のレコードに無かったものが。
欲しいものは、それなりの苦労が要るのか。
J.コルトレーン、M.タイナー、E.ジョーンズが宙から舞い降りた?
彼らの魂が乗り移ったと思えるような。
渾身の力&根性が音ととなって打ち寄せる。
圧倒的な迫力で打ちのめされる。
エッジの効いた鋭い音で立上り、重量感あるサウンドが「ゴリッ」。
コルトレーンに似た「追い詰められた」凄まじさで鳴り響く。
畳み替けてくる音は、心臓一撃・脳天直撃のワイルドな凶器か。
だが、暴れまくる乱暴なテナーではない、演奏は正確無比。
全員オランダ人、特にドラムがイイ。
叩きまくるドラム&ヴェニックが縦横に絡みながら正確無比。
誠実・正直・真正面から込めてくるオランダ産グループ。
70年代・至高・上質なモダンジャズと絶賛したい。
J.コルトレーンGの魂が乗り移ったディック・ヴィニックの演奏をお楽しみ下さい。
《オランダジャズのBlog紹介》
欄№1《Brilliant/The Diamond Five》(64)欄№1 ノリノリ抜群のテーマ曲
欄№2《Dom Rocket/Gijs Hendriks(ts)》(79)欄№2 現実と異次元の共存
欄№3《Close To the Edge/Gijs Hendriks》欄№3 多種多様・雑種雑多ジャズ