(続)№9 哀愁の名曲!ブルースに《(Yugoslavia)ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「ダスコ・ゴイコヴィッチ」のレコード紹介です。ルンルン

 

美しい音色&愁のメローディー

名曲「Old Fisherman's ~」がルース

「美&哀愁」ブチ壊のブルース、どっちらけ

⑨『アフター・アワーズ』(71)
《After Hours/Dusko Goykovich(tp)》
ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)、

テテ・モントリュー(p)、ロブ・ランジェリーズ(b)、ジョー・ネイ(ds)。

《Dusko Goykovich Blog紹介》

⑦『Blues In The Gutter』(83) №7 Blues in 社会主義国 

⑧『Snap Shot』(83) №8 マケドニア誘う「美&哀愁」


やっと手に入れた当⑨、だががっくし。

ダスコ・ワースト盤に仲間入りの1枚。
他の仲間は④『It's About Blues Time』、⑦『Blues In The Guter』(83)。
この2枚はブルース・シリーズのレコード。

当⑨もブルースのアドリブが数曲。
オリジナル盤タイトルは『Ten To Two Blues』。

 

演奏は同じだが、再発時に改名され『After Hours』に。
原盤タイトルは~ブルース。

だから、ブルーズが多くて当り前。

同年録音の④は、メンバも同じ。

④と当⑨は、こてこてのブルースが盛り沢山。
美しい音色のブルースなんて、いが無い。

 

ダスコの良さは「美しい音色」。

そして「哀愁のメローディー」。

ブルースではどっちらけ。

会主義国の方にブルースは無理なのでは。

唯一、救いの一曲。

「Old Fisherman's Daughter」。
この曲は代表作③『マケドニア(66)』にも収録。
テーマは愁のメロディー、とにかく堪能出来る。

 

③『マケドニア』の特徴は。

テーマの曲調を巧く引用し泣きを誘う。
当⑨はブルースを多用、イメージはっちらけ。
ブルースのダスコには何の値も無いと思うが。

 

音譜 泣き・わびさびの名曲をルースに変えてしまったダスコをお聴き下さい