(続)№3 ガチョウの首を絞めた音が・・《アーニー・クリブダ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「アーニー・クリブダ」のレコード紹介です。ルンルン

 

①『Tough Tenor Red Hot』(85)より4年前の演奏

この②には「1音ブチれ」が無い

変わらんのはチョウの「首絞音」
③『ライブ・アット・ラスティーズ』(81)
《Live At Rusty's/Ernie Krivda(ts)》
アーニー・クリブダ(ts)、ニール・クレーク(p)、ジャニー・ブース(b)、

ポール・サミュエルス(ds)。

《Ernie Krivda Blog紹介》

①『Tough Tenor Red Hot』(85)   ②『Well You Needn't』(87)

№1 極悪非道・暴力的連続インパクト音     №2 ドラム・サックスのトルネード


アヒルorガチョウの首をめたらこんな奇声か?

そんな音をブッ放すアーニー・クリブダ。

これは、
『Tough Tenor Red Hot』(85)の4年前の録音(81)。
ッ・バッア~・ャッ・ギャッア~」①のテナーの音。
1音毎にタンキングを効かし音をブチ切る。
1音毎に音が上下し、ノタ打ち回り・駆けずり回る。


この③は、そんな音を出さない。

アヒルの首絞音に驚かされるだけ。
何で、こんな音が出せるのか不思議だ。
他に真似出来る奴は居ない。

だから、この男にハマッテしまった。

B面、テナーのソロを聴くと個性の丸出し。
音質はアヒルの首絞音で、フレーズは完璧に①と同じ。

クリブダの手フレーズか、「クセが強い」。


このフレーズを1音ブチ切れにすれば、4年後の音に。
クリブダの奇天烈アドリブのい立ちが良く分かる。
90年代はどうなるのか?行く末は8、16ビートか?

レコードを物色してみるか。
 

音譜 別なアルバム『Satanic』(77)、③より4年前のFunkなクリヴダをお聴き下さい。