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ジャズサックス「アーニー・クリブダ」のレコード紹介です。
①『Tough Tenor Red Hot』(85)より4年前の演奏!
この②には「1音ブチ切れ」が無い!
変わらんのはガチョウの「首絞音」!
③『ライブ・アット・ラスティーズ』(81)
《Live At Rusty's/Ernie Krivda(ts)》
アーニー・クリブダ(ts)、ニール・クレーク(p)、ジャニー・ブース(b)、
ポール・サミュエルス(ds)。
《Ernie Krivda Blog紹介》
①『Tough Tenor Red Hot』(85)
②『Well You Needn't』(87)
№1 極悪非道・暴力的連続インパクト音 №2 ドラム・サックスのトルネード
アヒルorガチョウの首を絞めたらこんな奇声か?
そんな音をブッ放すアーニー・クリブダ。
これは、①『Tough Tenor Red Hot』(85)の4年前の録音(81)。
「バッ・バッア~・ギャッ・ギャッア~」①のテナーの音。
1音毎にタンキングを効かし音をブチ切る。
1音毎に音が上下し、ノタ打ち回り・駆けずり回る。
この③は、そんな音を出さない。
アヒルの首絞音に驚かされるだけ。
何で、こんな音が出せるのか不思議だ。
他に真似出来る奴は居ない。
だから、この男にハマッテしまった。
B面、テナーのソロを聴くと個性の丸出し。
音質はアヒルの首絞音で、フレーズは完璧に①と同じ。
クリブダの手癖フレーズか、「クセが強い」。
このフレーズを1音ブチ切れにすれば、4年後の音に。
クリブダの奇天烈アドリブの生い立ちが良く分かる。
90年代はどうなるのか?行く末は8、16ビートか?
レコードを物色してみるか。
別なアルバム『Satanic』(77)、③より4年前のFunkなクリヴダをお聴き下さい。