№2 ドラム・サックスのトルネード《アーニー・クリブダ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「アーニー・クリブダ」のレコード紹介です。ルンルン

 

シ~ン・ギャア~」ドラム&サックス

フレーズを読み合う、ンタープレイ

音の巻き、音場に舞い上がる

 ②『ウエル・ユー・ニードント』(87)
《Well You Needn't/Ernie Krivda》

アーニー・クリブダ(ts)、チップ・ステフェンズ(p)、ジェフ・ハルジー(b)、

ジョー・ブリガンディ(dr)。

《Ernie Krivda Blog紹介》

①『Tough Tenor Red Hot』(85)

№1 極悪非道・暴力的連続インパクト音


①『Tough Tenor Red Hot』に続き、素晴らしいインタープレイ。
テナーとドラムのンタープレイ、その迫力にドを抜く。
80年代以降、この巧さはダントツ。

 

通常、バックのアンサンブルにサックスが乗っかっている。

そんな巧さのグループが殆ど。


この②は、興的・瞬間インタープレイが凄い。
①から2年後のライブで、同じメンバによる録音。
2年以上のグループ、クリブダのを全員が熟知。

だから出来る巧さ。

オリジナルは1曲、他はT.モンク、スタンダードナンバー。
曲は変わってもアドリブに差ほどの違いはない。

強いタンキングで1音1音をブチる。

バッ・バッ・ギャッ・ギャッア~」、が鳴り突け・吹き荒らす。
 

クリブダのフレーズからリズム陣は次のフレーズを読む。
一瞬のタイミングでドラムがクリブダに合す。

まさしく、ドラムとサックスのルネード。
音の渦巻きが音場環境を巻き込み、宙高く舞い上がる。

こんなジャズが中々聴けなくなった。

 

音譜 別な演奏ですが、イヴ映像をお楽しみ下さい。