№3 音階を得たドラム!サックスに絡む《エルビン・ジョーンズ(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズドラム「エルヴィン・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

「吹きまくる人」VS「叩きまくる人」勝負

自由奔放なサックスに、ドラムが絡む

ドラムが階を得た3人の音が空間を舞う

③『プッティン・イッツ・ツゲザー』(68)

《Puttin' It Together/Elvin Jones》
ジョー・ファレル(ts,ss,fl)、

ジミー・ギャリソン(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)。

 

 

《Elvin Jones Blog紹介》

①『P. Joe & Elvin Together !』№1 和太鼓軍団?2台ドラムは!

②『Heavy Sounds』(68)№2 単調8ビート!たこ足8本打法は

 

エルビンのピアノレス。

演りたがる気持ちが分る。
ピアノのブロックコードのアタックが魔?
ピアノに邪魔されない「タコ足8本打法」。

そんな気持ちか。

A#1 バスドラムが巧みなリズムでプッシュ。
「良くもマア~~、こんだけ右足でタバタ出来るもんだ」。

と、感心する。

「KeiKo's Birthday March」 これはツマラン。

行進曲のドラムソロで始まる、力まかせドラム。

日本人の嫁さんの生日記念の曲か。

B#1,2 とにかく、このオヤジ手を抜かない。

「これでもか」と、力づくで叩きまくる。
ファレルも凄い、力強く吹きれる。

ドラム&サックスの力まかせ勝負。

エルビンはシンバルレガートを叩かない。

得意技の「コ足8本打法」叩きまくる。
ファレルのアドリブにドラムが絡みつく。

 

上下に音が駆け上がり・降下する。

そして、音を切る・伸ばす。

 

自由奔放に暴れまくるファレル。

その音に、ドラムが糸をうように絡む。

まるで、ドラムが音階を得たように。

 

ランニングベースを土台に、2人の音が空間を舞う。

とにかく倒されるだけ・・・。