№1 和太鼓軍団?2台ドラムは!《エルヴィン・ジョーンズ(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズドラム「エルヴィン・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

鼓軍団じゃネェ~!2台ドラムは不要!

大迫力!だが「ここ一発」の決め所が無い!

とにかく「ドタバタ・チャガチャ」騒々しい!

 

①『フィリー・ジョー&エルヴィン・ツゥゲザー』(61)
《Philly Joe & Elvin Together !/Elvin Jones》

フィリー・ジョー・ジョ-ンズ、エルヴィン・ジョーンズ(ds)、

ハンク・モブレー(ts)、ブルー・ミッチェル(tp)、

カーティス・フラー(tb)、ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)。

 

超有名人が集まったアルバム。

だが、個性のし合い。
アレンジがダサイ、チャガチャと騒々しい。

このアルバムは駄盤。

A#1 3管バックのアレンジがサイ。
2台のドラム、やたらと騒々しい。

 

ドラムソロはフィリージョー。

左手の細やかなスネアドラムがそう思わせる。
聴き所はモブレー、い吹きっぷりがイイ。

リーダアルバムでも、これだけ熱い演奏は中々ない。

A#2「象の屁の音?」トロンボーンが嫌い。
つまり、キレが無いから。

フラーはキレがある方だが、それでも嫌い。
 

ドラムソロはエルビン。

1打の強いアタックがそう思わせる。
しかし、長過ぎる。

B#1 ドラムのやかさがフィリージョー。

ソロも同じだ、しかし長過ぎる。

聴いてるだけで苦痛そのもの。

ドラムは、グループを乗せ・リズムを刻む。
インタープレイで強調箇所を強させる。

インパクトを・迫力を付ける。
 

「ハッ」驚きの一瞬を一発打で爆発させる。
音階の無い、雑音の塊りだけの楽器。
だから、生かすも殺すもドラム次第。

それがドラマーの役割。

 

鼓軍団じゃないから、2台のドラムは不要。

「ここ一発」の決め所が無い。

迫力はあるが、ドタバタ・チャガチャと騒々しい。

 

ドラム業界2大巨頭が勝手に演ってるだけ。

ビッグコンボ風のアレンジでドラム迫力に対抗するが、無意味。
有名盤だがコケ倒しの見せ掛けだけの「盤」。

 

音譜 A#1の曲です。