(続)№3 A.ライオンが愛した3大テナー《ティナ・ブルックス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

 ジャズサックス「ティナ・ブルックス」のレコード紹介です。ルンルン

 

アドリブはいつも最後、かないのが2曲
見せ場は、マクリーン&ミッチェルがっさらう

こんなアルバムだから「お入り」に

③『バック・ツー・ザ・トラックス』(60)

《Back to The Tracks/Tina Brooks》
ティナ・ブルックス(ts)、ブルー・ミッチェル(tp)、

ジャッキー・マクリーン(as)、

ケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、アート・テイラー(ds)。

 

《A.ライオンが愛した3大テナー Blog紹介》

①『Easy Living』(62) №1 《アイク・ケベック(ts)》     

②『True Blue』(60)№2 《ティナ・ブルックス(ts)》


このアルバム、超イワク付き。それは後で。

ブルックスは「まけ」で、主人公はマクリーン&ミッチェル。

 

途切れ・途切れのアルト「こいつ、大丈夫か?」。

マクリーンの音、この「キ・ドキ」感が堪らない。
ミッチェルのラッパ、中域・中太音が安定している。

高域の針金音と対比させ、良く唄い「イ・グイ」アピールする。

ブルックスは②『トルー・ブルー』に比べ、迫力・ガムシャラさが無い。
マクリーンにおを取られた感じ。

このレコードの「わくつき」を一言。
ブルーノート社ではレコード番号があっても、未発売が何枚かある。
このレコードは、ジャケット写真が発表されたが「お入り」に。

こんなのは、この1枚だけ。

後に発売する時、ジャケットの色見本が既に無くなった。

その結果、一色にしたとのこと。未発表にした理由は不明。


理由を推測すると、リーダのブルックスの存在感が薄い。
ブルックスのアドリブがい曲は2曲。
堂々とした見せ場は、マクリーンとミッチェルがっさらっている。
②『トルー・ブルー』の演奏内容と比べたら話にならない。

 

素行が悪い・悪たれはつく・態度が悪く・遅刻はしょっちゅう。

こんなブルックスだから、アドリヴは最後で・2曲は吹かない。
こんな奴のリーダ作の発売をメンバが否ったのでは。

 

音譜 誰のアドリヴがGoodなのか聞き比べて下さい。ブルックスは最後。