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ジャズサックス「アイク・ケベック」のレコード紹介です。
オーナー・A.ライオンが愛した3大テナー!
だが、たった4枚のレコード!
一体、何が愛されたのか??
①『イージー・リビング』(62)
《Easy Living/Ike Quebec》
アイク・ケベック(ts)、スタンレー・タレンタイン(ts)、ベニー・グリーン(tb)、
ソニー・クラーク(p)、ミルト・ヒントン(b)、
アート・ブレイキー(ds)。
ブルーノートの創設者兼プロデューサー、
アルフレッド・ライオン。
彼が愛した3大テナーマン。
ハンク・モブレー、ティナ・ブルックス、アイク・ケベック。
ケベックが好きでは無いが、そんな理由なら聴くかと・・・。
在命中発表のアルバムはたった4枚。
オーナーが愛した割には少な過ぎ。
当①は死後リリースされた作品。
A#1「See See Rider」。
気だるいスローテンポのブルース。
ブルース感を出したいのか、ブローしまくり。
聴いちゃ~おれん、62年でこんな古臭い演奏。
未発表にしたのが納得。
B面全曲スローバラード。
ウオームトーンでゆったりと吹く。
まるで、場末のキャバレーのムードテナー。
「ブロオ~・オ~」ピンク一色・脈打つブローテナー。
ライオンとケベックの信頼関係は、演奏ではなかった。
ケベックは、若手発掘のスカウトマンで活躍。
歴史を刻んだ有名人を世に送り出した。
ライオンはテナーマンを愛したのではなく、ケベックを愛した。
ブルーノート社のオーナーが愛したケベックのブローテナーをお聴き下さい