№2 A.ライオンが愛した3大テナー《ティナ・ブルックス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

 ジャズサックス「ティナ・ブルックス」のレコード紹介です。ルンルン

 

オーナ・A.ライオンにされた男だが

生存中リリース作品はった1枚

抜群の演奏、よっぽど行が悪かったか

②『トウルー・ブルー』(60)
《True Blue / Tina Brooks》

ティナ・ブルックス(ts)、フレディー・ハバード()、デューク・ジョーダン(p)、

サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。

《A.ライオンが愛した3大テナー Blog紹介》

①『Easy Living』(62) №1 《アイク・ケベック(ts)》

 

ブルーノート(会社)の創設者、ーナー兼プロデューサー、
アルフレッド・ライオン。
全てを握った彼が、した3大テナーマン。
ハンク・モブレー、ティナ・ブルックス、アイク・ケベック。

今回はティナ・ブルックス、28歳の録音。
生前リリースの作品は「ったこれだけ」のリーダ作品。

オーナーに愛された彼が何故、1枚しかレコードが無いのか。

A#1「Good Old Soul」、​​​テーマが格好イイ。
風船を膨らませ、何時爆発するのかキドキ・ワクワク。
その感覚がこのテーマにはある。

ミディアムテンポで、ロングトーンを鳴らし続け、吹き上げる。
この力強さが、「やるせなさをち破る」感覚を抱かせる。
音質の表面はザラツキ感があり、とにかく「らしい」。
気の緩みも無く・力一杯吹き鳴らす。

アドリブフレーズが他のテナーマンと違う。
「巧い」とか「メロディアス」とは、言えない。
自然な上り・下りのフレーズに緊張感がある。

B級蔵盤にしたい、1人で喜ぶアルバムだ。

ライオンが愛したテナーマンだが、何故1枚しかないのか
彼は「行が悪い」ようで酷かった人間。とのこと。

悪たれはつくし・態度が悪く・遅刻はしょっちゅう。
急に何処かに行き、録音しようにも「なかった」。

こなんだから、誰もメンバにならなかった。

こんな奴と思って再度聴くと得出来るような演奏。

ブルックスの演奏は気に入ったんだが。
 

音譜 素行のい社会人と思って、格好良いブルックスのテナーをお楽しみ下さい。