№1 「カク・カク」アドリヴ!C.テーラーの影響《スティーブ・レイシー(ss)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「スティーブ・レイシー」のレコード紹介です。ルンルン

 

ソプラノ・サックス

途切れ・途切れの「ク・カク」アドリブ
EUジャズで人気が出るか??

①『ソプラノ・サックス』(57)

《Soprano Sax / Steve Lacy》

スティーヴ・レイシー(ss)、ウィントン・ケリー(p)、ビュエル・ナイディンガー(b)、

デニス・チャールズ(ds)、

 

この方、ソプラノ・サックス業の人。
テナーとソプラノの両刀使いは多いが、専業は珍しい。

ソプラノの割には音質が硬い。
1本の硬いが通った・張り詰めた音質で、少し緊張感がある。

 

アドリブがユニーク、メロディアスなフレーズでは無い。

この頃に、「ク・カク」したこんなアドリブは珍しい。
人をおちょくった感のある「途切れ・途切れ」で奇怪。


セシル・テーラー、T.ンクと同じグループに居た。
そのせいか、「カク・カク」フレーズはユニーク。

 

その後、現代音楽の影響も受けたらしい。
彼はUS向けより、EUジャズで人気が出るのでは?

 

音譜 セロニアス・モンク作曲、テーマ~全てが「ク・カク」の演奏をお楽しみ下さい