加齢とギター | さすらいギターin LA

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LA在住ギタリスト・森孝人の音楽あれやこれやブログ

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前もこのトピックで書いたことあると思うんですが、さらに10年ほど経ってるのでより切実に感じるようになってきました。笑

ここに年齢を公表したか自分でも覚えてませんが、今年52になりまして、やっぱり50超えるあたりからより感じるようになりました。

 

 

まあ普通に、ギターを背負って立っている(場合によってはかなり動く)ので肩が結構こりますよね。

普段の仕込み(曲を覚えたり、個人練したり)もそうですが、仕事だと立ってるので結構疲れます。

あと譜面にかじりついて仕事をする(1回きりの仕事とか、アワードショーとか、TVとか)の場合はサウンドチェックの時からずっと斜め下を見ているので、首筋がめちゃこります。

 

まあ、ここまでは昔からなのであまり気にしてませんでした。

 

ここ1年くらいで急にシビアになってきたのは、右手の疲れと痛みです。

今まで一度も右手が不調になったことはなかったので、結構びっくりしたんですが、明らかにおかしくなってきました。

最初に自覚があったのは、ドアノブを回したり、ペットボトルの蓋を回したりする動作です。

結構ズーンと痛くなる感じ。どこが正確に痛いか自分でも分かりにくい感じです。

手のひらのような、手首のような。

前にも何か筋を一時的に痛めたことはあったので、それかなと思ってたけど、一向に良くならない。

幸いギターを弾いてる時にはほとんど気にならなかったので、そのまま、サロンパス貼ったりしてました。

1、2週間そういう感じが続いたのと、明らかにギターで激しい演奏をした後に症状が悪化するので、腱鞘炎を疑いました。

が、どうも色々調べてると、腱鞘炎ではなくて、主幹症候群でもなさそう。

とりあえず、準備運動(ストレッチ)と演奏後(1日の終わりになることが多いですが)にアイシングを始めてみました。

すると、完全にではないですけど、症状がずいぶん改善することがわかりました。

休養日とかも設けると更にいいのかもしれないです。

今まであまり指弾きしてこなかったので、最近の指弾きも関係してるかもしれないですね。

 

アイシングですが、どうも人差し指、中指から肘までの間の腕の内側の筋で炎症が起こるっぽくて、その近辺をアイシングしています。

普通に冷凍庫に常備してる保冷剤を当ててます。

10分弱くらいですかね。なんとなくなので、特に誰かに教えてもらったわけではないですが。笑

 

というわけで、今のところはそれくらいの対策でなんとかなってます。

というか、ちょっと前より全然良いですね。

一時は、洗い物やら、重いものを掴むなどが苦痛だったので。

右手で行う癖がついてるものを左手に移行したりもしてましたから。

主幹症候群の手術とか怖そうなので(アメリカの医療の請求額も)、このまま行きたいですね。笑

 

左手の方は、ちょっと前に少し痛む時があったんですが、これはゲージを変えたので負担が減って今は全然大丈夫です。

ジャズギターにしろ、ファンクやブルースにしろ、結構太めのゲージ使うことが多いと思うんですが、やっぱり負担も増えます。

確かにメタルの人が使うような軽いゲージだと、クリーンのメロディーとか細すぎると思いますが、少し細目がおすすめです。

僕が使っているのは、フェンダーのジミヘンドリクスモデルで、10~38のセットです。

1、2弦は普通のライトゲージ(10と13)3弦が15と結構細く、以降26、32、 38です。

かなり楽だけど、1、2弦はペンペンしないので、入魂のベンドとかも出来ます。笑

左手疲れすぎる方は試してみてはどうでしょう?

 

 

 

あとは、まあ普通に年齢とともに回復力も下がるので、寝れる時に寝る!

僕はちょっとでも時間あく場合は車に戻って寝たり、家だと夕方に仮眠したりしてます。

 

しかし、実際にいろんな不具合が出るまで自分は無関係と思ってたのが、我ながら能天気でしたね。笑

これからは色々気をつけてクラプトンのように末長く続けたいですね。