インスタントジョンソン じゃいオフィシャルブログ『マルいアタマをぐちゃぐちゃにする』powered by Ameba -253ページ目

ケラース

「誰だあんた!」


男は言い放った。


しかし、徹もデスフィールドの男も、この家の主じゃない。


その男にどうこう言う権利はなかった。


ここに入り浸ってから、徹に至っては当たり前のように住んでいた。それがもう一ヶ月以上続いていたせいで錯覚していたのだろう。

「私はケラース。この部屋を作った男です」


男は身長の割に異様なオーラがあった。


「デスフィールド?ライフフィールド?」


「一応デスフィールドだが、ライフフィールドにも行けるよ」


ケラースの腕にはブレスレットはなかった。


「腕輪がないのに何故?」

「それも私が作りました。まあ正確に言うと作らせました」


「っていうか、勝手に部屋に入ってすいませんでした。僕はライフフィールドの江連と」


ケラースは遮るように


「知ってます。江連徹さん。あなたは石川達也さんですね」


男はまたまたビックリしていた。


そういえば徹もその男の名前を聞いてなかった。


「あなたたちがこの部屋にいつ来たかも、どんなことをしていたかも大体分かっています」


石川と徹は反射的に部屋の中を見回した。


「カメラはありませんよ。あなたたちのプライベートにも興味はありません。ただ、この部屋は自由に使ってもらって結構です」

優しい死神

妻が死んだ後の徹は一ヶ月ほど抜け殻状態だった。


住む家もない徹はおかしなファックスのある部屋で寝泊まりするようになった。

ちょこちょここないだの男が現れるだけで、来客もなく楽だった。


詳しく聞くとその男はもう35年も前に死んでいる男だった。


彼は自分が死んだ後のこの世のことを色々聞いてきた。僕もあの世のことを色々聞いた。


生きてる人と死んだ人の会話。変な感じだが、意外と海外留学から帰って来た友人と会話するような感覚だった。そんな不思議な会話が割と楽しく、抜け殻の僕に何かを吹き込んでくれた。


「妻に会えますかね?」


「まだ死んだばかりだからすぐには無理だけど、不可能じゃないよ。」


「あのぉ」


「何?」


「僕考えたんですが、このファックスから流れてくるこれから死ぬ人達に手紙を書こうと思うんです」


「何て?」


「そこまでは考えてないんですが、一応告知的な感じで。・・突然事故で死んでしまうとなるとやり残したこととかあって悔やまれると思うんですよ」


「でも告知したら事故が回避出来て、運命が変わってしまったりするんじゃないかなぁ」


「変わらないよ」


突然後ろから聞こえきた声に二人は驚いた。


振り返るとそこには身長130センチほどの小柄な男が立っていた。

魔法の粉

今回は展開の続きじゃないよ。


今、世間を騒がせている覚醒剤。


何故こんなものがこの世にあるのだろう?


一時的な快感を得る為に身体を犠牲にする。


その人自身が壊れていく。

代償はでかい。


仮に犯罪ではなくたってやるようなものじゃないはず。


そこには、環境、誘惑、人の弱さ・・そんなものがあるのだろう。


そして過去に手を出した芸能人も多い。


やはり芸能人は派手な生活を送る人が多いから、そんな誘惑に誘われることが多いのかもしれない。


過去に逮捕された芸能人は大勢いるが、不思議と芸人はいない。


何故だろう?


お金がない?


買い方が分からない?


友達がいない?



いや、きっと笑えないからだと思う。


笑いという快楽を知った以上、麻薬なんか必要ない。


ふと今回の事件で浦島太郎を思い出した。


浦島太郎は麻薬の話しなんじゃないか!


浦島太郎に助けられた亀は浦島太郎を竜宮城へと誘う。


亀は良かれと思って誘ったのだろう。


人のいい浦島太郎は誘いを断ることもなくついて行った。


竜宮城で行われていたのはドラッグパーティーだった。


浦島太郎は色んな快楽を得ただろう。自分が壊れていくことも知らずに。


そして現実に戻った浦島太郎はやせ細り、頬はこけ、老人のように老け込んでいた。


もしもあの時イジメられてたのが亀じゃなくジャイだったら・・。


きっと僕は浦島太郎をお笑いライブに連れて行っただろう。


玉手箱の中には、色んなライブのチラシが。


浦島太郎はむしろ若返っていただろう!


皆さんも浦島太郎さんを見付けたらお笑いライブに連れて行こう!