【お客様が商品を手にしているとき、なんとか商品の良さを伝えてお客様の購入のスイッチを押したいのに、言葉が出てこない!ってことありますよね】

 

とりあえず、ぼかしておく

 

こんばんは、販売コンサルタントの平山枝美です

 

ミラーレスカメラを買った私ですが

どこに投稿するわけでもなく

ただひたすら枚数が溜まっています。

 

現在は、一つ覚えのように後ろをひたすらぼかしています。

そろそろ次のワザを習得したい

 

はてさて。

 

今日のテーマはこちら。

 

タイトルでハッとした方はさすがですね。

そうです、今日はこちらの本をご紹介します。

 

 

 

 

以前もお話したことがありますが

販売員って、ある意味「オタク」であるからこそ

成り立っている仕事です。

 

お客様が知らないような

商品の良い所、グッとくるところ、良い使い方を

ご紹介し、その商品を好きになってもらって、購入してもらう。

 

まさに

「推し」=「商品」

素晴らしさを語る仕事です。

 

この本は、仕事にしている人向けの書籍ではありませんが

 

第3章 推しの素晴らしさを喋る

=接客で商品を提案する

 

第4章 推しの素晴らしさをSNSで発信する

=SNSで新商品などを紹介する

 

第5章 推しの素晴らしさを文章に書く

=ブログなどで商品やブランドのことを紹介する

 

というように

「推しを語るスキル」を「接客で提案するスキル」に

置き換えて学ぶことができます。

 

私が特に共感したのは

 

  • よかったのを細かく具体的に挙げる
  • 相手との情報格差を埋める
という点です。
 
よく「かわいい」とか
「シンプルなので、おすすめです」
「着回しがきくので……」
 
とか、ありきたりな言葉しかでてこなくて
お客様が納得していないな、と感じることありますよね。
 
それを「自分の語彙がないから」と思っている方がいるのですが
そうじゃないですよ、という話です。
 
それについて、この本は答えを出してくれています。
ポイントになるのは
 
どこがいいのかを細分化(細かく考える)してみる、なのです。
 
たとえば、この本では
「推しが最高!とかしか言えない」ときにどうするかが書いてあります。
 
細分化する、というのは
最高、と思ったのはなぜか?を考えるということ。
 
つまり
 
最高なのは……セリフがよかったから
最高なのは……衣装がよかったから
最高なのは……振り付けがかっこうよかったから
 
と、理由を言葉にする、なのですね。
 
こうすると
「推しのセリフがよかったから、最高でした」と
最高以上の言葉を出すことができ
自分だけの感想になります。
 
商品だって、そうですね。
 
この服、着やすいんですよ
 
だけだと、ありきたりですが
 
着やすいのは……そのまま寝っ転がっても楽
着やすいのは……自転車にも乗れる
着やすいのは……コーディネートがすぐ決まる
 
など理由があって
 
この服、そのまま寝っ転がっても楽なので、着やすいんですよ
 
と、いう言葉になると
販売員の口からでまかせ感が、なくなります。
 
しかし、いくらこちらが
推し(商品)を語るのがうまくなっても
相手の興味が薄ければ聞いてもらえません。
 
そこで、相手の状況を見極めて
相手が興味を持ってくれるように話そうよ
 
というノウハウを
 
相手との情報格差を埋める
 
というところで解説してくれています。

 

会話する相手が、そもそも推しをどのくらい知っているのか

どのくらい興味があるのか

 

それを知らないうちに

マニアックな話をしてしまうと、相手は置いてけぼりになってしまう

というわけです。

 

商品提案もそうですね。

 

お客様の服やコーディネート知識が全くない状態、

別にトレンドとか追わなくていいから

そこそこ気を使っているところがわかってもらえればいい、くらいの

服を求めているなら

話す内容も、生活レベルに合わせたものに変わってきます。

 

接客の本については

巷に溢れていますが

 

このような、一見接客と関係のなさそうな本を読んでみると

新たなヒントを得ることができるのではないでしょうか。

 

ちなみに、言語化については

以前にブログを書いているので、見てみてください。

 

 

 

 

というわけで
それでは、今日もお疲れ様でした。
また今度!

 

 

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