嵐の子育て奮闘記
こちらの記事の続きです
いざ出発！
出発前夜になると
さすがに現実味を帯びてきたのか？
にわかに緊張し始めた娘…
いや、遅っ
食事もあまり進まず
夜も興奮してなかなか寝付けません
その夜はリビングに布団を並べて
手をつないで寝ました
都内からバスで出発するキャンプだったので
ダンナと一緒に出発地までお見送り
到着するとたくさんの子ども達が集まり
楽しそうに歌を歌っていました
緊張で顔をこわばらせ
なかなか輪に入っていけない娘
出発式の間は子ども達の輪の
最後列にいる娘に付き添いました
出発式が終わるとグループごとに呼ばれて
いよいよバスに乗車
バスに乗り込む瞬間まで
今にも泣き出しそうな顔をしていた娘
バスが出発し見えなくなるまで見送ると
こらえきれず涙するダンナ…
アンタが泣くんかいっ
それからの４日間は
とにかく長かった
まずはバスが無事に着いたか
胃をキリキリさせ
到着後はキャンプ地の
天気予報と常ににらめっこ
山間で川遊びやキャンプなども
予定されていたので
ゲリラ豪雨などのキケンが無いか
ヒヤヒヤしっぱなしでした
実際、何度目かに参加したキャンプでは
夜中のゲリラ豪雨でテントが浸水し
大急ぎで撤収したなんてこともありました
父には絶対に言えませんでしたが…
娘がいないダンナとの夕食
いつもは食べられない辛い料理を
食べたりはしましたが…
話すのは娘のことばかり
長い長い４日間を過ごし
いよいよお迎えの日
感動の再会？！
待ちに待った再会の瞬間
泣くかな？抱きついてくるかな？？と
いろいろ妄想していた私でしたが…
髪の毛ボサボサで大きな荷物を背負って
バスから降りてきた娘の最初の一言は…
トイレ行きたいっ
ママ、ちょっと荷物持ってて！
あ、はい…
そしてトイレから出てきた娘がまた一言
あ～！
なんでもう終わりなのー
もっと遊びたかったぁ
』
………
そんなに楽しかったんだね
そ、それは何よりだわ…
と思いつつ
やっぱりちょっぴり淋しい母
その後も夏はキャンプ
春はスキーと何度も参加し
たくさんの貴重な経験を積み重ね
どんどんたくましくなった娘
今では一緒に買い物に行っても
欲しいものが見つからないと
すぐ店員さんに聞きに行ってくれる
頼もしい娘になりました
毎回キャンプの間中
子ども達が少しの不安もなく過ごせるよう
尽力して下さったスタッフの皆さまには
感謝の気持ちでいっぱいです
お読みいただきありがとうございました
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