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それでも日本は回っている

未来について何が出来るか考えるブログ

先週、チームの後輩が転職しました。

一個下の代では、ダントツで一番優秀だったので、うちのチームとしてもかなり痛い。

最近の監査法人はなんだか、お先真っ暗って感じで、仕事もどんどん楽しくなくなってきている。
みんなモチベーション低いし、お互いに会社の文句言ってまた、モチベーション下がって。

まじめに仕事してる人が、逆に下からは避難されるような感じさえある。
それくらい、意味分かんない仕事が多いのは事実なんだけど。

社内で必要な書類を揃えるだけで、クライアント対応が悪くなったり、
チーム内のコミュニケーションが悪くなったり。

まー、そんな感じで、自分も監査に嫌気がさしているところに
転職の誘いがありました。

仕事内容的には凄くやりがいがあって、規模もそんなに大きくないとこで、
みんな凄く優秀な人で。入ったら、絶対成長できる。

かなり、魅力的な話し。

こんだけ、転職市場に会計士があふれている中で、僕を選んでくれるのも凄く嬉しい。

でも、すごく迷って、迷って、転職しない事にしました。

やっぱり、留学したいです。

人生を全体的にみて、なにが長期的な利益で、何が短期的な利益か、
何が、自分を人生の目標に連れて行ってくれるかを凄く考えさせられました。

考えた結果、やっぱ留学だなと。

MBAって今はそんな価値ないとか、MBA持っててもたいした事無いって言う人いるけど、
そんなんじゃ無いんです。

留学後の就職とか仕事のために行くわけでは無いんです。

純粋に、豊かな人生を送るためです。

ってことをずっとここ1ヶ月くらい悩んでいました。



この歳になってまだまだ凄い選択肢と、可能性があるのは
会計士になって、資格があって、凄いセキュアベースを持ってるからなんだなと思いました。

大学生の時に就活とかにさらされてたら、きっと安易な選択肢を選んで、身動きの取れない状況に
陥っていたと思います。

選択肢いっぱいあってほんと幸せ。

会計士になることを選択してくれた、20歳の自分に感謝しつつ、
30歳の自分に感謝されるよう、一日一日、またがんばります。


もうすぐ、12月。

早いもので今年もあと1ヶ月で終わりです。
2010年にたてた目標のうち何個達成できたか、今年自分はどんだけ成長したのか
去年の12月となにが変わったのか。

考えると嫌になるほど、なんもできてないし全然成長してないと実感します。

1年ていろんな事ができるけど、人生の中で見たら凄く短い期間で
成長を実感するには短すぎる期間だと思います。

でも、あたりまえですが、この1年1年の積み重ねが、今の自分を作っているし
5年後、10年後の自分を作っているわけで。

ってことで、12月の1ヶ月で達成できそうな目標を改めてたてて達成しようと思います。
2010年最後の目標。

終わりよければすべてよしってことで。

月曜日はまだ11月ですがフライング気味に目標達成にむけて、進みたいと思います。

皆さんも今年最後の目標を立ててみてはいかがでしょうか。


オリンパスやってくれましたねー。

くわしくここで書くことはできませんが、あの粉飾で監査法人に責任を問うのは酷ですね。

減損出しただけでも、あずさ監査法人はファインプレーだと思います。

あずさ監査法人が契約切られたあと、新日本監査法人が半額で適性意見だしたのは
安易でしたね。

BIG2を処分することはないから(両方業務停止とかやばすぎるし)あずさに責任をなすりつけるか、
うやむやにするしかないですね。


まー、監査法人は自己保身が得意なんで、なにかあっても責任がないような整理を当初からしてるはずです。減損出した経緯からリスク高いことは分かってたはずだし。
新日本も知らないはずがないし。知らずに適性とか逆に恥ずかしいしね。


ま、平会計士には何もわかりませんがね。。。

残高確認状は監査の必須手続き。

クライアントの取引残高を確認するために取引先に確認状を送付して証明をとる手続きだ。

監査をやった事ある人なら、なじみのある手続きだと思う。

この、確認状はなぜかみんな神経質になっていて、確認状の選定基準や、発送方法、
発送したポストがどこかとか、回収できてない先があったら大変なことだとかなどなど。

監査法人にいると、確認状って凄く大切なんだなって洗脳されます。


でも、なんでそんなに重要視しているかちゃっんと説明できる人っているのかな。
確認状は大切だから、大切。ってだけ。


確かに、外部証拠だし決して証拠力が低いとは思わない。
けど、他の外部証拠、契約書とか請求書とかクライアントが入手してる残高証明書とか
と違いが無いように思う。

しかも、取引先が明らかに適当に回答してる。

間違えて、3月30日の残高を31日の残高として送付したのに、全発送先から相違なし
って帰ってきた事もある。

残高確認に手数料を取る銀行はまだしも、他の一般事業会社や個人の人が
まじめに照合して回答してきているとは限らない。

契約書とかとは違って、金額間違えてもなんも請求されないし。

会計士の常識は世間の非常識ってことは驚く程たくさんある。
会計士の常識が自分の常識にならない用に気をつけなくてはいけない。

会社には、会計士の常識を理由も無く押し付けてくる人多いから気をつけよう!!


あと、確認状っていつまで紙なんでしょうね。
時代遅れすぎます。
監査は全体的に時代遅れですけど。。
英語の勉強をしてる間って、目に見えて英語が読めるようになったり、
聞けるようになったりしてなんか自分進歩してるなって実感します。

努力してるし、なんかちょっと自分の努力に満足します。



って思ってたけど、ちょっと待った。

アメリカ人と競争することを考えると、自分はそのスタートラインにさえたってない。

英語のドラマみてヒアリングの勉強してる気になってたけど、アメリカ人からみたら

「なに、だらだだドラマ見てんの?勉強しなよ。」

ってことだよね。

英語の勉強ばっかで、他の勉強する機会が激減してる。
本も英語の本を読むようにしてるから、ペースめっちゃ遅いし。

早くスタートラインに立たないと。どんどん置いていかれてしまう。

ってことで、まずは、

OPTIONS, FUTURES, and other DERIVATIVES John C Hull著

を英語で読む事にしました。
日本語版の「ファイナンシャルエンジニアリング」はよんだことあるし、
基本的な内容なので、まずはここから。

英語を使って勉強する。
今後はこれに取り組んでいこうと思います。