残高確認状 | それでも日本は回っている

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残高確認状は監査の必須手続き。

クライアントの取引残高を確認するために取引先に確認状を送付して証明をとる手続きだ。

監査をやった事ある人なら、なじみのある手続きだと思う。

この、確認状はなぜかみんな神経質になっていて、確認状の選定基準や、発送方法、
発送したポストがどこかとか、回収できてない先があったら大変なことだとかなどなど。

監査法人にいると、確認状って凄く大切なんだなって洗脳されます。


でも、なんでそんなに重要視しているかちゃっんと説明できる人っているのかな。
確認状は大切だから、大切。ってだけ。


確かに、外部証拠だし決して証拠力が低いとは思わない。
けど、他の外部証拠、契約書とか請求書とかクライアントが入手してる残高証明書とか
と違いが無いように思う。

しかも、取引先が明らかに適当に回答してる。

間違えて、3月30日の残高を31日の残高として送付したのに、全発送先から相違なし
って帰ってきた事もある。

残高確認に手数料を取る銀行はまだしも、他の一般事業会社や個人の人が
まじめに照合して回答してきているとは限らない。

契約書とかとは違って、金額間違えてもなんも請求されないし。

会計士の常識は世間の非常識ってことは驚く程たくさんある。
会計士の常識が自分の常識にならない用に気をつけなくてはいけない。

会社には、会計士の常識を理由も無く押し付けてくる人多いから気をつけよう!!


あと、確認状っていつまで紙なんでしょうね。
時代遅れすぎます。
監査は全体的に時代遅れですけど。。