夏休みと言う事で、チュニジアに行く事に。
チュニジアを選んだ理由は
海があるところで、一番安かったから!
と言うわけで、初アフリカ大陸&初イスラム教国であるチュニジアへ旅立ちました。
出発から飛行機が遅れ、夜中の1時到着なんて・・・と文句を言っていたのも何のその、実際に到着したのは朝の6時!
いまいちなスタート、そしてホテルも4★!なんてうたっていても、しょせんはチュニジア。。。期待を裏切らず、2.5★にしか見えない部屋へ案内されました。
でも、天気も良く、海も綺麗、ご飯も安い&おいしい(お店によりますが・・・)ときて、快適な日々を過ごし、あっという間に帰国前日に。
そこで、ダーの行きたがっていたSidi Bou Said&Cartagoという街を訪ねる事に。
Sidi Bou Saidとはチュニジアの首都Túnezから電車で1時間くらいのところにある街で、真っ白い家にトルコブルーの扉を特徴とした家々が軒を連ねていて有名なところ。
駅から丘に向かって歩いていくと、目の中に真っ白な家々が飛び込んできて、本当に綺麗でした。
綺麗でしたが・・・
暑い!暑すぎる!!!
炎天下の中、それでも丘陵地帯になっている街中を歩き回り、灯台からの見晴らしが最高!というガイドに従って(と言うか、行きたがっているダーを止められず・・・)てっぺんまで登りましたよ。
そもそも、ここに到着するまでにTúnezのバスの停留場から、駅まですでに3kmは歩いている(バッテリー残量70%)。
もう、都会育ち(じゃなくて、年寄り!?)の私はくたくた(バッテリー残量50%)。。。
その後、簡単なランチを食べ、時間に押されながら、隣町のCartagoへ移動する事に。
Cartagoは814 B.C.に建設された都市で、「新しい街」という意味があるそう。でも、今ではTunisiaで1番古い街で、ローマ時代の遺跡やシアターの跡などが残っているらしい、という事で、行ってみたのですが。。。
駅に着いたところ、案内が何もない!
しょうがないので、ガイドの簡略マップに従って、ひたすら歩く。。。
数少ない出会った方々にあやしいマイダー流フランス語で聞きながら、進む&そして進む&まだまだ進む。。。
(そもそも人がいないんですよ。警察官とか、家からちょっと出てきた人とか、お店の人とかそんな人しかいないんです。)
そ、し、て
ようやく到着した私達を待っていたのは、
本当に影も形もほとんど残っていないようなシアターの跡。。。
ガックシ。。。(ここでバッテリー残量一気に激減!)
こんなの見るためにここまで歩いてきたのかよ!と、怒り爆発!!!
またまた、しょうがないので駅まで戻る事に。
でも、もうすでに気力の残っていない私、道端の日陰に座り込んでしまいました。
もう、1歩も歩けーん!!!水くれ、水!!!
と、やけになっている私達の目の前に、1台のフォルクスワーゲンが。
そして、中から可愛らしい女性が声をかけてきました。
「道に迷ってるの?」
道に迷ってるわけじゃなく、疲れたから一服してると答えるダーに、
「どこに行きたいの?近くなら乗せてってあげるよ。」
と、運転席にいた彼から親切な提案が!
「いや、大丈夫です」(ダー)
「え!いんですか!!!」(私 瞳キラキラ)
という事で、駅まで乗せていってもらうことにしたのですが、なんとこのカップル、親切に近くの港を見せてくれたり、街中を車で一周してくれた上、最後に連れて行ってくれた素敵なお店でビールまでご馳走してくれました!
(って、ご馳走になるな!って感じですよね。。。いや、もちろん私達、お礼のつもりで払おうとしたんですよ!でも、いいって言うんですもーん)
そして、駅まで送ってくれました。
と言うのも、このカップル、最近結婚したばかりの新婚さん。
1ヶ月前にスペインに新婚旅行に行った際、同じように炎天下の中歩いて、疲れ果てたところをあるスペイン人の方に親切にしてもらったそう。
そうです、ペイ・フォワードですよ!!!
私もスペインで困っている人を見つけたら、親切にしてあげる事を誓った夏でした。。。
その前に、マラガでチュニジアから来たカップルに親切にしてあげてくれたスペインの方、Muchas Gracias!です~
ちなみに私達がとぼとぼ歩いている際、周りに人がいなかった理由は・・・
地元の人は一番暑い午後真っ盛りに、外を歩くなんてバカな真似はやっぱりしないという事でした。。。
みなさんも観光の際は、熱射病等には気をつけてくださいね!