僕らの日々 Tant de belles choses -9ページ目

Reaching for the stars⭐星に手をさしのべて待っていてくださいね

 私が中高生だった  1980年代の 洋楽といえば とにかくラジオが大活躍していました。  CSどころかBS放送もなく テレビでの 洋楽番組は 小林克也さん司会の「ベストヒットUSA 」だけ。  最新洋楽チャートは なんといってもラジオ。 だから毎週土曜深夜はラジオ関東(ラジオ日本)の日本語でお届けしてくれる「全米トップ40」を※エアチェックしていました。

(ラジオからカセットテープにダイレクト録音すること)

この番組の終盤のお決まりは 番組司会の湯川れい子さんの決めゼリフ「来週まで地面にちゃんとあんよをつけて、星⭐に手をさしのべて待っていてくださいね ! 」 このセリフ実は 米国本家のTop40  のケイシー・ケイサムの絞め文句 keep your feet on the ground and keep reaching for the stars

を訳したものだったのですね 。

このReaching for the starsの意味てっきり「スターの追っかけ」の事かと思ってたのですが(  追っかけは Chase や followを使うそうで )直訳だと「星に手を伸ばす」だけど ニュアンスとしては 「届かないものに手をだす」「 高望み 」になるのだとか… 

 確かに スターの追っかけは 高望みですよね しかしながら 湯川さんの追っかけ⭐はさすがプロです!届かないものを 届くものにされていて本当に尊敬です。⭐スターというのが すごく はっきりしていた時代でしたね 。

クイーンやエルトンジョン ソロになったビートル達…

今は とにかく音楽のジャンルも多く その分 スターもジャンルごとだし 多様化していて なんだか はっきりしない 時代になったような……


そういえば 私 湯川さんを 偶然お見かけしたことあります。銀座の映画館で ポール・マッカートニー製作の「ヤア!ブロードストリート」の映画試写会で まだ 小学生くらいのお子さんを連れた 優しそうな湯川さん。 すごく 感動してしまいました。調べたら1984年頃 大昔の話しですね(笑) でもこの曲↓今でも大好きです


 


参考 Wikipediaより


 日本における「全米トップ40」の歴史

ラジオ関東

1972年10月14日から1986年9月27日までラジオ関東(現ラジオ日本)で、『全米トップ40』というタイトルで放送(ラジオ関西でも遅れネット)。DJは音楽評論家の湯川れい子と同局アナウンサーの坂井隆夫。他にも現在DJとなった矢口清治や、音楽評論家となった今泉圭姫子のデビューのきっかけはこの番組であった。当時はアメリカからの放送の解説のほか、「Joke Box」(空耳アワーの先駆けとも言える企画)など日本独自のコーナーも放送され、人気を博した。あのケーシー・ケーサムの名文句、"Join me next week our weekly countdown. 'til then, keep your feet on the ground and keep reaching for the stars." を、作詞家兼翻訳家でもあった湯川れい子は 来週まで地面にちゃんとあんよをつけて、星⭐に手をさしのべて待っていてくださいね! と訳して番組の締めにしていた。



「スピッツ」という⭐星

  好きなもの探してぐるぐる🚀宇宙を飛び回り続けるのだけど 結局 「スピッツ」という⭐星に戻ってしまう
  そう 私はいつも 「スピッツ」の作品の素晴らしさを確認する旅の途中だ。
  坂本龍一さんが亡くなられて 彼はとてもインテリで環境の事など 真面目な発言も多かったからか 作品以外の事にもまた注目を集めてしまっているけど……
   結局 音楽家はその楽曲とメロディーで 人々の傷を癒す存在だ。
「 これは曲だよ 歌詞だけを抜きだして いろいろ言われても困る」と… そんな趣旨を草野マサムネさんも話していたっけ…
 そうだ ! 今日も スピッツの 曲を聞いて その不思議な歌詞とメロディーの中で 自分の傷や何か理不尽な思いすらも浄化して行こう。そして 同じ曲を聞いていても
また次の日には また「違う感じかた」をする 「自分」という不可思議な存在を味わって生きたい。
  


生きていたんだよな



 また 有名人が自殺したという…

追悼ムードが盛り上がるSNS中で うっかり自殺肯定論など書き込んだら叩かれそうだ。

でも 本当のところ自殺は 悪いことなんだろうか?

  生きる事がつらいなら 選択肢の一つとしてどうなんだろう?    

日本人に確固たる 宗教的な自殺=罪 の概念を持っている人はかなり少ない。

むしろ 名誉の死を重んじていた時代すらあったのだから ……

  生き恥をさらずくらいならば……いっそ自分の命は自分で決めたい そんな歴史を持つ国だったのだから

とはいえ 無論私にその勇気はまだない。 

だけど 自殺した人を否定するのだけはしたくないのだ。自殺した人の心に寄り添う あいみょんの この 楽曲が 心に響く…

https://youtu.be/EEMwA8KZAqg