先週行った碁会所http://www14.ocn.ne.jp/~igoiss/
に今日も行ってきました。ちょうどお客さんが偶数で、相手がいないと思ったら、オーナーのまゆみさん(姉妹のお姉さん)が相手をしてくれることになりました。
まゆみさんは初心者(10級くらい)ということですが、手合いが分からないので、とりあえず向こう5子で打つことに。女性と打つのは、6歳の娘以外ではほとんど初めてなので、緊張しましたが、嬉しかったです^^
黒の終始しっかりとした打ちまわしで、白はつけいる隙のないものの地合いではリード。結果は最後まで打って、白の19目勝ち。生碁で整地をするのは、かなり久しぶりですが、充実感があってなかなかいいものです。まゆみさんは初めてのお客さん相手で、少し遠慮されたのでしょうが、10級は謙遜のしすぎで、7級はあります(ただしわたしが2級としてですが^^;)
次のお相手はまゆみさんが「お強いです」という方と6子局(最後に伺うと7段! 最初に棋力を伺うと手が縮こまるので、最後に聞くことにしています)。
序盤から中盤は黒がややリードしていましがが、終盤で取れていると楽観していた石を助け出され、黒地が破綻し、「まいりました」と投了。やはり強い人は狙いがするどい。勝てる碁を最後まで勝ちきるのは難しい><
ただ、その方には「しっかり打っている」「定石も研究しているね」と褒めていただきました。定石は双方が正しく打って部分的に互角の別れになっているものですが、黒に正しく打たれると置き碁の白は「コマル」とのこと。考えてみればその通りで、少しでも有利な別れにしないと、置き石のハンデは縮まらない。たとえば実戦で打ったサンサン入り定石の1つの2段押さえは好きな定石の1つですが、研究の成果があらわれたと言えます。
「定石を覚えて1目(2目?)弱くなり」という川柳がありますが、そんなことはない。気に入った定石をとことん研究しておけば、たとえ7段相手でも通用するということを実感しました。もっとも高段者が本気を出せば、定石破りはわりとたやすいもので、「この定石知ってるかな?」と試しながら打っているとのこと。手のひらの上で転がされていることを忘れずに。
この3年位、ネット碁中心の日々でしたが、生碁の魅力も捨てがたいものです。また来週行こうかな。