1選択肢
気管は食道の右前方に位置する。→食道・胃が左にある。
気管支は肺動脈と伴走し、小葉構造の中心部に入っていく。
横隔神経は中縦隔、肺門前方を走行する。
気管支動脈は肺の栄養動脈で、胸大動脈(下行大動脈)を走行する。
肺動脈は気管支の前を走行する。
老化で変化するのはPaO2である。→老化でCVが増加し、肺拡散能が低下するので。
※CV↑;末梢気道の閉塞で増加する。
血管輪では気管・食道が狭窄されて、喘鳴をきたす。診断は食道造影と血管造影である。
喉頭軟化症では喘鳴を来たす。
胸腺肥大は生理的な場合が多く、喘鳴は来たさない。
気管支呼吸音は胸骨上部で大きく、高く、そして呼気・吸気時共に聴取される。
→吸っても、吐いても気管支は通る。
過換気症候群では代謝性アシドーシスは考慮しなくていい。
サーファクタントは表面張力(表面を出来るだけ小さくしようとする力)を下げる。
連続性ラ音はrhonchi(気管支炎で聴取)とwheeze、断続性ラ音(吸気)はcrackleである。
胸水のSkoda打診音は鼓音である。
静脈血の酸素分圧、酸素飽和度は75、40である。
肺胞壁の肥厚は間質性肺炎を示す。
エピネフリンは気管支拡張として喘息治療に用いても不思議ではない。
起座位では横隔膜が下がり、一回換気量が上がる。
チアノーゼは還元Hb>5g/dlで、Hb=15g/dlと考えると、SpO2=酸化Hb/総HbなのでSPO2は67くらいに、そしてPaO2=30-40となる。
2総論
Ⅰ呼吸機能と計算問題
全肺気量=予備吸気量+一回換気量+予備呼気量+残気量
肺活量=予備吸気量+一回換気量+予備呼気量=4000ml
予備呼気量+残気量=2000ml(肺活量の半分)
FEV1%=FEV1/FVC<70%で閉塞性障害(閉塞性障害=COPD、喘息)
A―aDO2>10で拡散障害。O2↓、CO2↑両方で生じる。計算式;150-PaO2-PaCO2/0.8
ACブロック;肺炎、肺水腫、間質性肺炎
換気血流不均衡(換気が著しく減る病態(無気肺)や血流が著しく減る病態(肺塞栓))
※先天性心疾患等の左右シャントで開大することはない。
Ⅱ咳の性状について
乾性咳(間質・胸膜病変);胸膜炎、間質性肺炎、癌性リンパ管症
湿性咳(それ以外);肺水腫、慢性気管支炎
※癌性リンパ管症(リンパ管の閉塞で間質に障害)
Ⅲ呼吸不全
1型;軽症(PaCO2<45Torr)→A-aDO2↑。二酸化炭素はむしろ下がり、過換気気味で呼吸性アルカローシスとなることが特徴。
2型;重症(PaCO2>45Torr)→肺胞低換気。原因としては呼吸中枢抑制・神経筋障害・閉塞性肺障害が挙げられる。
呼吸管理
酸素投与は低酸素血症の時に投与する。
治療戦略は二酸化炭素濃度で決まる。CO2ナルコーシスを考慮する。
PaCO2;~50→ナルコーシスリスクなし→何でもオッケー。
PaCO2;50~70→ナルコーシスかも→低濃度酸素
※カヌラではO2流量0.5-1L/分、マスクではFiO225%以下が低流量である。
PaCO2;70~→ナルコーシス→レスピレーター
※レスピレーターは酸素投与しても低酸素血症の時、ナルコーシスの時、呼吸数が5以下(少なすぎる)またはテント切痕ヘルニアのように不規則な時が適応である。
種類は自発ない時はIPPV間欠的陽圧、CPPV持続的陽圧(肺胞を常にPEEPで広げるので肺気腫や肺炎で肺胞が虚脱してる時が適応)である。
自発ある時は補助呼吸、間欠的強制呼吸である。