8分娩
A正常分娩
分娩の前兆は産徴、胎動の減少、前陣痛、子宮底低下、固定がある。
固定は最大径(先進部ではない)が骨盤入口で、Sp-2~-1までである。第一回旋を最小面積で通過するために行う。固定すると恥骨結合上縁は触れなくなる(背面は触知可能)。固定は初産婦の方が早い。
嵌入は最大径が骨盤潤部で、Sp0~+3までである。第二回旋途中である。嵌入最後に全開大を認める。
排臨は最大径が骨盤狭部で、Sp+4である。第二回旋終了である。坐骨棘を触れない。
排臨時はいきみがきている。恥骨結合上1cmに収縮輪を触れる。
発露は最大径が骨盤出口部である。Sp+5である。
第四回旋は胎児の肩甲の分娩機転による。
胎盤剥離徴候;子宮底は右傾して少し挙上、臍帯に付着した鉗子が下がる、恥骨上縁を圧迫しても臍帯が戻らない、叩いた衝撃が伝わらない、直腸圧迫により便意を感じる。
第一期は12時間、第二期は2時間、第三期は20分である。
陣痛持続時間は30秒~1分30秒が普通である。
Latent phaseでは休ませる、Active phaseでは頑張らせることが大事である。
第一分類と第二分類があるのは胎向で、胎児の左右・前後に関する向きを示す。
胎勢は胎児の先進部が何であるかで、異常は第一回旋で反屈位(前頭位、額位、顔位)がある。Leopold第一で診断。胎位は胎児縦軸と子宮縦軸の関係で、縦位(頭位と骨盤位)・横位がある。第二回旋の異常は後方後頭位と低在横定位である。
破水時はアルカリ性、シダ状結晶、直接児頭に触れる。
B分娩後ルーチン
臍帯切断→清拭で体温低下を防ぎ、鼻口腔内吸引、胃管挿入
新生児仮死では気道確保に吸引、側臥位で下顎挙上→皮膚清拭、足底刺激、鼻咽腔刺激→酸素投与を行う。循環は心拍60未満で心マッサージ+エピネフリンを投与する。
保温・保湿も行う。
高齢出産は染色体異常、糖尿病、軟産道強靭といったリスクが大きい。
C分娩が始まらない原因
1子宮未成熟
Bishopスコアを計算する。8点以上が成熟、それ以下が未成熟でいいと思う。
未成熟であればDHES(硫酸デヒドロエピアンドロステロン)やプロスタグランジンを用いて頚管熟化を行う。子宮開大や熟化は機械的にはラミナリアやメイロリーゼ、人工破膜も用いる。熟化が完成したら、オキシトシンやプロスタグランジンで陣痛を誘発する。
分娩誘発は熟化→陣痛誘発の順番である。
※展退度とは子宮頚管の短縮度を示す。内子宮口から進行する。内診にて評価する。
2CPD
Leopold第三段でfloating headと子宮底長>35cmの時、エコーで児頭が大きい、またはGurhmann法で産科的真結合線<10.5cmであることを証明。低身長がリスクである。
治療はカイザーである。