産科6 | 腎臓内科医のコーヒーブレイク

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jackyと言います。
来年から腎臓内科医になる予定です。腎臓内科だけでなく色々な医療のことや家庭を含めて生活のことを書いていく予定です。
しばらく休んでいましたが、これから少しずつ余裕が出てきそうなので、更新していきたいです。

D分娩が進行しない原因

1微弱陣痛

陣痛周期(陣痛発作時間+間欠時間)が子宮口cm~9cm分以上、cm~が分以上。

持続時間は30秒以内。Active phaseが問題。つまり子宮口が3cm以内かどうかの確認をした上で治療はlatent phaseなら休養Active phaseならオキシトシンプロスタグランジンCPDはカイザー。Ⅱ期でNRFSであれば、Sp+4くらいでは吸引・鉗子分娩を行う。弛緩出血のリスクがある。

原因は回旋異常軟産道強靭CPD子宮伸展(筋腫羊水↑双胎)。途中から微弱化したものを続発性微弱陣痛と言う。

2回旋異常

Leopold1段で骨盤位や横位の胎位異常は判明する。骨盤位は遷延分娩(122の2倍)になりやすい。単殿位が多い。元に戻ることも多い。頭が重い巨大児は骨盤位になりにくい。骨盤位はまた前期破水を起こしやすい。つまり臍帯が脱出しやすい。

軸に間違って入り込んだものが不整軸侵入で高在縦定位である。

第一回旋異常は胎勢異常で、先進部が大泉門であれば前頭位、額部であれば額位、頤(オトガイ)部であれば顔位である。額位と顔位はカイザーである。位は通過面が大斜径となり、カイザーとなる。他は分娩中に前方後頭位になりやすい。

第二回旋異常は固定後は後方後頭位低在縦定位を疑う。後方後頭位は前方後頭位になりやすい。低在縦定位ではまず側臥位をとらせる。それで無理ならば陣痛促進薬を用いる。

小泉門が先進すると長頭蓋になる。第一胎向で産瘤はに出来る。産瘤の位置は第二回旋で大体想像できる。

※逆に過強陣痛は陣痛周期分以内で、持続時間が1分30秒以上

子宮破裂のリスク。

E出血性ショック

1分娩時→子宮破裂

帝王切開、陣痛の促進や過強陣痛で起こる。苦悶表情Bundle収縮輪が特徴的である。

破裂すると子宮底が急速に下降する。

2娩出後→頚管裂傷弛緩出血

頚管裂傷は巨大児に起こりやすく、鮮血(動脈血)である。

弛緩出血は胎盤遺残または微弱陣痛を起こすものが原因で、子宮復古不全につながる。暗赤色(静脈血)であり、子宮が大きいことが特徴である。治療はまず輪状マッサージオキシトシンが基本である。胎盤依遺残には子宮内容除去を行う。胎盤用手剥離ではない。

激しい痛みは子宮内反である。

分娩後すぐは肺塞栓が怖い。疑えばすぐにSpO2測定血ガスとなる。



F分娩中のNRFS

遅発一過性徐脈(妊娠HT常位胎盤剥離で胎児血流↓)であるか重症遷延性一過性徐脈(臍帯圧迫)があること、遷延一過性徐脈が出現すること、さらに胎児末梢血pH7.15であり、羊水が色の時に注意する。母体に酸素、ブドウ糖、重炭酸ナトリウム。その上で帝王切開か子宮口全開大かつSp+4~5で鉗子・吸引分娩を考慮する。

9産褥期

1分娩出後直後は臍下2~3cm(臍と恥骨の中央、色悪露)日で臍レベルへ。2~3日後に臍下2~3cm(色悪露)で、2週後には恥骨結合下へ(色悪露)。

復古には6~8週くらいかかる。

2産褥無月経;大体3~4カ月。分娩時に一気にE+P↓。またプロラクチンがPIF(ドパミン)を増加させ、それがGnRHを減少させる。つまり授乳により無月経期間は延長する。約2/3が無排卵になる。

3産瘤は皮下頭皮の間である。波動性なし。頭血腫は皮下の間である(実際は骨膜の下なので骨縫合を超えない)。溶血に注意。帽状腱膜下血腫は皮下の間(骨縫合を超えて、眼瞼や耳介周囲まで。吸引分娩がkey)である。失血に注意。両方波動あり。両方共に消失に数カ月単位と時間がかかる。

4初乳は褥3日までに完成、成熟乳は褥2週くらいで完成。乳汁分泌は次第に出る。

5赤色悪露が続く→子宮復古不全。原因は子宮収縮が弱いからで、弛緩出血の原因と同じ(胎盤遺残または微弱陣痛を起こすもの)。治療は胎盤除去オキシトシンPGF2α、麦角アルカロイド

※産褥出血;子宮復古不全と同じ状態。弛緩出血胎盤残留が多い。

6栄養は+500kcal必要。

7後陣痛は生理的で、授乳婦経産婦で起こりやすい。

8産褥熱;傷からGNRが侵入して発生する。尿路感染ではないし、乳腺炎でもない。

乳腺炎は乳汁うっ滞+ブドウ球菌の侵入で発生する。