こんちは!ボブです。
マーケティングってなに?
あなたは答えられますでしょうか?
答えられる人は少ないのでは無いでしょうか?
ボクの近くで多い勘違いは市場を知る! と言っている方です。
確かに市場を知ることはマーケティングの一つの要素ではあるのですが、あくまで一つの要素なんですね。
正確に言うとこの場合は
『マーケット分析』です。
同じ捉え方をしている人は多いんじゃないかなぁ?
もしかするとボクが居る不動産業界が、その傾向が多いかもしれませんが…
では、マーケティングとは何なんでしょうか?
マーケティングの定義
ウィキペディアによると
とあります。分かりにくいですね。
また、マーケティングの定義や理論は時代とともに変化しています。
マーケティングの第一人者のコトラー教授はマーケティングの変革を、こう説明しています。
マーケティング1.0 ⇒ 製品中心のマーケティング
マーケティング2.0 ⇒ 消費者志向のマーケティング
マーケティング3.0 ⇒ 価値主導のマーケティング
そして、2014年に発表された(かなり最近ですね)
マーケティング4.0 ⇒ 自己実現のマーケティング
このようにマーケティングは変革している。 とのことです。
簡単に言うとマーケティング4.0では
「自社のモノやサービスを買うと自己実現の欲求を満たすことが出来るよ!」
ということです。
マーケティングの定義自体があやふや
最初にこの話しを聞いたとき、なんて抽象的で分かりにく内容だろうか! と思いました。
自分のしていることに当てはめるには!? と考えたことを覚えています。
ボクは、『抽象的』 なものより 『具体的』 でスグに実行出来ることを考えるのが好きです。
なんかしっくりこなかったんですね。
どう説明すればいいか…
学術的というか、机上で進んでいる話というか。
もちろん定義自体が間違っていないことは分かるのですが、フワッとしている印象を受けます。
また、ドラッカーはマーケティングの理想を
『販売を無くすことだ』と言っています。
こちらの方が実務に即していて、しっくりきます…
が、これは理想で定義では無いのですね。
う~ん、、、
セールスを無くすということは、、、
でも、これは大きなヒントになりました。
つまり、セールスを無くすということはセールスに繋げる前ということです。
図にしてみると…
非常に広義になりました。
そもそも最初から言うと、会社の成り立ちから関わってくることですよね。
抽象的になってしまうはずです。
対面販売をしている業者では、、、
対面してセールスをする商売では、
『顧客を営業マンの目の前に連れてくることがマーケティングだ!』
ということができます。
新規顧客であれ、過去に購入してくれたお客さんであれ、過去に問い合わせがあったお客さんであれ、紹介客であれ、どんなお客さんでも連れてくることがマーケティングと言えます。
今までボクは不動産売買仲介の会社を100社以上見てきました。
その中で感じたことは、お客さんを限定しすぎている。
特に『新規客』に特化して集める方法にばっかり注力して、他の過去のお客さんなどを、ないがしろにしている場合が多かったように思います。
これでは疲弊してしまいます。
しかも新規客が取れなかった時には売り上げが落ちます。
もっと他に目を向ければ、簡単に売り上げが上がるのに…
つまり、マーケティングを見直すということは安定的な売り上げを作ることになります。
営業マンの目の前に連れてこれる、過去に関わりのあったお客さんを見直す
これが、一番即効性があります。
だって、リストが手元にあるはずですから。
そのお客さんに対して目の前に連れてくる方法を考えるのです。
その時に気を付けないといけないのは、あなた自身の固定観念に縛られないことです。
今までと同じ結果となり、行動を起こせなくなりますからね。
安定的な売り上げを目指したければ、『マーケティング』について再考してみて、見直してはいかがでしょうか?