世の中、どんなに科学技術が進歩しても、人間は弱い存在である。
自分の命だって、あらゆる自然現象だって
私たちはコントロールできない。
大雨や台風でも、大地震でも自然の力の前には手も足もでない。
新型ウイルスが発生して、世界中に蔓延しても
それを自由に抑えることができない。
それほど自然に対しては弱い存在なのだ。
しかし、「嵐の中でも時はたつ」。
人は生きている限り、嵐のような出来事に遭遇することもある。
それは病かもしれないし、仕事上の苦労かもしれない。
また、家庭での問題かもしれない。
ただ、どんな辛いことがあっても、今の時は常に流れており
やがてそのような出来事や障害も一定の方向に収束していくことになり
嵐だっていつしか落ち着く。
そしてまた自然に守られていくのも事実。
自然の力に、生かされていることに謙虚になって
感謝を忘れないように常に「自然体」でいたい。
きっとそれがあるべき姿なのだろう。
わが家の前の畑には例年通り、一面に菜の花が咲き誇り
春の訪れを告げている。
気持ちいい風にも誘われて
先週は久しぶりに阿蘇へ、妻とドライブがてら出かけてみた。
あの日から、1788日、およそ5年。
2016(平成28)年、2度にわたる震度7の地震により阿蘇エリアは
国道57号の斜面崩壊、国道325号「阿蘇大橋」の落橋など
熊本方面との主要インフラが寸断された。
震災後、復旧工事は国土交通省が権限代行し整備に着手。
熊本復興事務所が開設され、「新阿蘇大橋」は
機能回復性を高めた構造的工夫と
施工技術による工期短縮で復旧スピードを加速させた。
2017年、長陽大橋ルートの応急復旧
2019年、俵山トンネル全線開通
2020年8月、JR豊肥本線運転再開
同年10月、国道57号北側復旧道路及び現道部開通と
交通インフラ整備が続き熊本と阿蘇方面へのアクセスが向上。
そして今月3月7日15時、「新阿蘇大橋」が開通し
被災した全ての幹線道路が復旧した。
やっとこれで阿蘇が、ぐるっと一つにつながったのである。
貸切温泉に浸かり、バイキングランチ。
そして「新阿蘇大橋」を渡り、南阿蘇方面へ!
熊本県野外劇場、「アスペクタ」の周りを取り囲む
「南阿蘇桜公園」の河津桜は
満開時期は過ぎていたもののまだ十分楽しめた。
やっぱ、阿蘇はいいね。♪
本日は以上です。